鶴岡ふるさと観光大使の委嘱について
更新日:2020年12月8日
「鶴岡ふるさと観光大使」は、平成22年7月に設置し、これまで本市にご縁のある33名の方々を委嘱しており、本市の観光の魅力を広く国内外に紹介していただくとともに、観光振興にご尽力いただいております。
このたび、令和2年12月1日付けで、下記のとおり板垣玉美様を「鶴岡ふるさと観光大使」に委嘱いたしましたのでお知らせいたします。
委嘱者
氏 名
板垣 玉美(いたがき たまみ) 氏
居住地
鶴岡市下清水
委嘱理由
平成14年に難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、寝たきり状態となって以降、本市の良さを作詞という形で心の底から表現され、ご本人が所属している音楽ユニット「伝えたい」の活動を通して、幅広く本市の情報発信に努めている。(これまで、市内で「心の歌コンサート」を2回開催している。)
任 期
令和2年12月1日から令和4年3月31日まで
(任期は2年以内とし、再任を妨げない。)
観光大使就任にあたってのご本人コメント
こんなに無力で小さ過ぎる私が二つの観光大使の委嘱状を受けるなんて!夢を見ているみたいです。
これは、どんな環境に居ても、どんな障害にあっても、前を向いて生きて行く事の大切さを教えてくれました。命ある限り前進します。
今年は「コロナウイルス」で世の中が不安と恐怖に包まれています。
一日も早く平和に戻ってくれる事を祈っています。
そして、皆川市長さんをはじめとする鶴岡市観光物産課、関係職員の方々にも心より感謝致します。
近年の鶴岡の観光は、その風景の美しさ、在来作物や庄内柿、各種山菜、その他の海産物も含めた伝統食に加えて、近年では新しい外来の野菜なども含めて、世界に鑑たる地位を占めようという展望に加えて、出羽三山など、古来からの信仰や価値観などの面でも、日本全国や世界にも発信をすることが出来るようになって来ています。
私の身は、本当に極限の病身であるとはいえ、それを託つのでは無く、逆にこれをバネとして、皆様のお役に立てればこんな嬉しいことはありません。はじめは、それがどんなに小さな端緒でありましても、皆様どうか共々に手を取り合い、協力し合って、本物の大きな夢を実現して行きましょう。
そして、なんと!「やまがた特命観光・つや姫大使」を任命してくださった、山形県吉村知事をはじめとする山形県観光立県推進課、県産米ブランド推進課、関係職員の方々に心より感謝致します。
この品種は、生まれるまでにも長年の研究開発や農業現場での大変なご苦労、そして、知事さん自ら色々マスコミや来場者の集まりの場で、背水の陣を敷いて、その普及のためにご努力をされてきたことが伺えます。日本人の、否これからは世界の人々の命の支えとなる主食、つや姫は生命の尊厳の源であるといっても過言ではありません。そのための大使として働かせて頂けるなどということは、望外の幸せであり、その使命の重さを噛みしめております。
鶴岡市の為に、山形県の為に、全力を尽くす事をここに誓います。
令和2年12月1日
板垣 玉美
参考
当初、今年4月に開催を予定していた「第3回心の歌コンサート」の席上で、観光大使の委嘱状を交付する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、コンサート開催の見通しが立たず、交付時期及び方法に変更が生じたところであります。
また、 本市観光大使就任と同日付けで、山形県の「やまがた特命観光・つや姫大使」へ就任しております。
お問合わせ
メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。
鶴岡市役所 観光物産課
〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号
電話:0235-35-1301
FAX:0235-25-7111
