‐定期連載‐ 食文化のひろば 臼杵(うすき)市の郷土料理 連載初回の7月号では、「黄飯(おうはん)・黄飯かやく」を紹介しました。2回目となる今回は、臼杵市の各家庭やスーパーマーケットのお惣菜コーナーでもおなじみの「きらすまめし」を紹介します。手に入りやすい食材を使った料理ですので、ぜひ作ってみてください! ●本所食文化創造都市推進課?35‐1185 食文化創造都市 臼杵 豊後水道に面し、比較的険しい山稜に囲まれた、人口3.5万人ほどの小都市です。その地形と地質によって、まろやかな水が育まれ、水が重要となる醸造業が発達してきました。また、土作りにこだわった有機農産物や、身の引き締まった魚を提供する和食店が並ぶ美味しい≠ワちです! Recipe 2  きらすまめし 臼杵市飲食店の方から ポルト蔵 店主  安野 祐二 さん 「きらすまめし」は、魚をおろしたあとの中落ちに、おからをまぶしたもので、江戸時代の財政再建の際に生み出された倹約料理が発祥です。 臼杵地方の方言で、おからのことを「きらす」、まぶすことを「まめす」と言います。中落ちにきらす≠まめし≠ス料理であることから、「きらすまめし」と呼ばれるようになったといわれています。 ■材料(10人分) マグロ?180g ショウガ?10g 細ネギ?25g おから?250g 薄口しょう油?40ml カボス?2〜3個 ※マグロはほかの魚で代用可。 ■作り方 @ショウガをみじん切りにする。 A細ネギを小口切りにする。 Bマグロを一口サイズに切る。 CBを薄口しょう油に3分程度漬け込む。 D@とAを合わせたものにCを入れ、軽く混ぜ合わせる。 EDにおからを入れて混ぜる。 F混ぜ合わせたEをお皿に盛り付ける。くし切りにしたカボスを添えて完成。 最後にカボスを搾って食べりぃ(召し上がれ) 10月はつるおかふうどフェスタ開催月! この秋は、鶴岡の「食」を楽しめるイベントが盛りだくさん! 市では、本年10月を「食と食文化の魅力プロモーション」強化月間と位置付けました。同月の市内各所での様々なイベントを「つるおかふうどフェスタ」として連携して行い、魅力を発信していきます。ユネスコ食文化創造都市・鶴岡が誇る、豊かな山・里・海の恵み、秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。 詳しくは、右の2次元コードからウェブサイトをご覧ください。 ●本所食文化創造都市推進課 ?35‐1185 広報つるおか 令和4年10月号 No.295 環境に配慮し古紙再生紙と植物油インキを使用しています