‐連載‐(最終回) ANA SHONAI BLUE Ambassador 庄内を元気にするために、地域の中を駆け巡る ANA SHONAI BLUE Ambassador(エイエヌエー ショウナイ ブルー アンバサダー)の5人。 本紙10月号の特集で、その活動を紹介しました。 この連載では、それぞれの素顔に迫ります。 インタビュー i n t e r v i e w 05 九鬼 江実 さん   きっかけは、やはりコロナ禍になって、乗務機会が少なくなったことでしたね。時間を持て余す中で、兼業を考えたこともありましたし、何か新しいことにチャレンジしてみようと、いろいろと模索していました。そんなときに、ブルーアンバサダーの取り組みを知ったんです。  ただ、庄内という知らない土地で暮らすことに多少の不安はあったので、周りの人に片っ端から相談してみて、自分の中で「やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい」という結論になりました。もちろん、ブルーアンバサダーになったことに、後悔はないですよ!(笑)  私は主に、ブルーアンバサダーがライターとなって庄内のお勧めスポットなどを紹介しているウェブサイト「庄内旅型録」や、ブルーアンバサダーの活動を発信するウェブサイトの管理などを担当しています。  活動をする中で、生産者さんや企業・団体の方など、多方面の方々と 関わってきましたが、皆さんそれぞれが熱い思いを持ってお仕事に向かっていることが印象的です。これは一緒に活動をしてみないと分からなかったことだと思います。  一方で、皆さん謙遜して「ここは何もなくて」とおっしゃることがあるんですけど、私の目に映る庄内は違います。海・山・川・平野、それらの四季の移り変わり、そして人々の温かさ。コンクリートのビルに囲まれて、慌ただしく毎日が過ぎていく東京の生活では、決して触れられないものがたくさんあります。乗務でしばらく庄内を離れると、なんだか庄内が恋しくなっている自分がいるんです。  それだけ良い経験をさせてもらっているからこそだと思いますし、私たちブルーアンバサダーを、快く受け入れてくださっている庄内の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。  4月から、私たち5人は庄内組と東京組に分かれて活動することになりますが、住む場所は変わっても、庄内の皆さんと一緒に活動していくことは変わりません。これからも気軽にお声掛けください! くき えみ さん 4歳まで香港、その後6歳までタイで育つ。小学生〜高校生時代は神奈川県に居住。高校ではダンス部に所属。外語大卒で留学経験もある。趣味は神社・仏閣巡りと御朱印集め。ミステリー小説が好き 写真 ▲庄内農業高生と加茂水産高生によるコラボラーメンを提供するイベントを開催しました! ▲出羽三山踏破が移住当初からの目標!庄内旅型録で月山登山をレポートしています!