温海かぶのおいしい漬け方
 
温海かぶの甘酢漬け

 漬け込むと純白の果肉と漬け汁に、かぶの外皮の色鮮やかな濃い赤紫色が浸透します。甘酸っぱさと歯ざわりの良さが特徴です。
漬け方
   温海かぶ12kgに対して、酢4合(720ml)、砂糖1.2kg、塩350gを使用します。かぶの量が少ない場合は調整してください。
(砂糖を多めにすると防腐剤の役目になります)
 酢に砂糖、塩を溶かし、かぶと一緒に容器に入れ、ふたをして重石をのせます。
 10日ほどでかぶの赤みが漬け汁に出てきますので、容器内のかぶの上下をよくかき混ぜます。この頃から食べ始められます。
 保存は、冷蔵庫で保管し、1週間で食べきってください。
   
ポイント
   気温が高めの時期(10月〜11月)は、かぶを4等分や乱切りにします。5日ほどで漬け上がります。
 長持ちさせたい場合は、かぶを分量の塩であらかじめ一晩塩蔵します。重石はかぶの3倍の重さにしてください。塩蔵後、漬け汁を捨てて、酢に砂糖を溶かし、漬けてください。(かぶは洗わないでください)
   
温海かぶの千切り漬け

  かぶ1つまるごと使った甘酢漬けは漬け上がりまで10日ほどかかりますが、この千切り漬けは、簡単に手早く温海かぶを味わうことができます。急な来客やおつまみにも良く合います。外皮の色鮮やかな濃い赤紫色と果肉のほんのり色づいたピンク色がとってもきれいです。
漬け方
   温海かぶ1kgに対して、酢80ml、砂糖100g、塩30gを使用します。
 温海かぶは千切りにして、ボウルに入れ、塩を入れて泡が出てくるまで手で揉みます。
 温海かぶをザルにあけて、流水でよくすすぎ、塩気を取ります。
 手で軽く絞って水分を切り、ボウルに入れます。
 酢を入れて手で揉みます。このとき、徐々に果肉部分がほんのりと赤みが出てきます。(市販の酢や五倍酢、すし酢などお好みでお試しください)
 最後に、砂糖を入れて手で揉んでできあがりです。お好みにより、調味料を継ぎ足して味を調整してください。
 このまますぐに美味しく食べられますが、食べごろは一晩冷蔵庫で置いたものがお勧めです。
 2、3日たつと、果肉部分が赤くなります。色の変化もお楽しみください。
 保存は、冷蔵庫でラップをかけて保管し、1週間で食べきってください。