接種後の副反応と副反応への対応
更新日:2023年9月8日
接種後に副反応が生じた場合は?
新型コロナワクチン接種後に副反応が生じた場合は、接種した医療機関もしくはかかりつけ医にご相談ください。
副反応がご心配な方、医学的知見が必要な問い合わせについては、「山形県ワクチンコールセンター」で相談を受け付けています。
■山形県新型コロナ総合コールセンター
電話番号:0120-567-690
受付時間:8:30~18:00(土日・祝日も対応)
副反応への対応方法について
起こりやすい副反応
新型コロナワクチンは、国の薬事承認を受け、感染予防や重症化予防に高い効果がある一方、接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。
主な症状は次のとおりです。
- 注射した部分の痛み
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 筋肉や関節の痛み
- 寒気
- 下痢 など
こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
症状が出た時の対応
接種後、すぐに現れる可能性のある症状
アナフィラキシー
薬や食物が体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。
接種後に、もしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、予防接種の接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。
血管迷走神経反射
ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
誰にでも起こる可能性があるからだの反応で、通常、横になって休むことで自然に回復します。
発熱や痛みに対して
市販の解熱鎮痛薬(※)で対応いただけます。
発熱時には、水分を十分に摂取するようお願いします。
(※)市販されている解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあり、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただけます。(アセトアミノフェンは、低年齢の方や妊娠中・授乳中の方でもご使用いただけますが、製品毎に対象年齢などが異なりますので、対象をご確認のうえ、ご使用ください。)
ただし、次の場合はかかりつけ医もしくは薬剤師にご相談してください
- 他のお薬を内服している場合や、妊娠中、授乳中、ご高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下など病気治療中の場合(飲める薬が限られていることがあります。)
- 薬などによりアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある場合
- 激しい痛みや高熱など、症状が重い場合や、症状が長く続いている場合
- ワクチン接種後としては典型的でない症状がみられる場合
なお、ワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。
腕にかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みに対して
発疹がかゆい場合は、冷やす、あるいは抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ることで症状が軽くなります。ワクチンの副反応であれば、数日で改善します。
詳しくは「厚生労働省ホームページ」「厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A」をご覧ください。
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お問合わせ
メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。
鶴岡市役所 新型コロナウイルスワクチン接種対策室
〒997-0033 山形県鶴岡市泉町5番30号
電話:0235-25-2111
FAX:0235-25-7722
