食品ロス削減 みんなで声をかけあって「おいしく残さず食べきろう!」
更新日:2020年6月17日
食品ロス削減へ、ぜひ行動してください。
日本国内で発生する食品廃棄物等は年間2,550万トン、そのうちまだ食べられるのに捨てられている食品、いわゆる食品ロスは年間約612万トンで、国民一人年間約48キログラム、1日あたりお茶碗約1杯分(約132グラム)になります。(平成29年度農林水産省推計)
さらに、日本における食品ロスの量は、国連の食糧支援機関による世界全体の食糧援助量の約2年分に匹敵する膨大な量です。
何とも「もったいない」食品ロスですが、一人ひとりが意識、行動を変えるだけで削減することができます。まずあなたにできることから始めてみませんか。
「食べきり運動」 食品ロス削減に効果あり!
職場や地域の宴席で、料理にまったく手をつけなかったり、食べ残してしまったりした経験はありませんか? この食べ残しなどが食品ロスとなり、ほとんどが廃棄処分されています。しかも多額の経費をかけて。そこでみなさんにぜひ実践していただきたいのが、外食時の「食べきり運動」です。
「食べきり運動」とは、宴席の開始直後と終了前に、席を立たずに料理をしっかり食べる時間を設けるというものです。30・10(さんまるいちまる)運動などが全国的に広まっています。
環境省では、30・10運動推進のために、宴席などのテーブルに置く7種類の三角柱POPを公開しています。忘年会や新年会はもちろんのこと、様々な宴席に登場させ、食べきり運動をぜひ広めてください。
3010運動普及啓発用三角柱POP ダウンロードページ(環境省)(外部サイト)
30・10運動三角柱POP
「食べきり運動」の司会進行例を紹介します。
「食べきり運動」の成功の鍵を握るのは、宴席の司会進行役になります。司会進行の一例を紹介しますので、こちらもぜひ参考にしてください。
例にもあるように、料理を目にした時に「食べきれない」と思ったら同席の人に分けて食べてもらったり、宴席終了前の声かけだけをしたり、それだけでも食べ残しを減らす効果があります。とにかくできる範囲での実践をお願いします。
「おいしい食べきり」運動 全国で実施中
食品ロスを削減することを目的として設立された「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」(事務局:福井県安全環境部循環社会推進課)に参加している山形県は、「宴会5箇条」の実践を紹介するなど食品ロス削減の情報発信をしています。ぜひご覧ください。
「おいしく 残さず 食べきろう!」~外食時の「おいしい食べきり」キャンペーン~(山形県)(外部サイト)
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