令和3年度鶴岡市卓越技能者表彰受賞者の決定について
更新日:2021年11月5日
令和3年度鶴岡市卓越技能者表彰受賞者が決定しました!
鶴岡市卓越技能者表彰制度は、永年にわたりものづくりに携わり、その高い技能により、産業の発展と後進の育成に尽力されている技能者を表彰する制度です。
昭和60年に始まり、これまで136名の技能者が受賞されています。
今年度の鶴岡市卓越技能者表彰につきましては、4名の方々が受賞されましたので、ご紹介します。
・遠藤 甚一 氏 職種:プラスチック製品成形工(住所:黒川)
・村井 正一 氏 職種:左官工(住所:大山二丁目)
・滝川 義朗 氏 職種:水産物加工工(住所:本町一丁目)
・渡部 賢 氏 職種:日本料理調理人(住所:野田目)
受賞、おめでとうございます。
遠藤 甚一 氏
滝川 義朗 氏
村井 正一 氏
渡部 賢 氏
受賞者の概要
遠藤 甚一 氏(職種:プラスチック製品成形工 住所:黒川)
昭和40年に親族が経営する同社に入社し、昭和57年に「株式会社ミロク」の代表取締役に就任されました。
市内事業所のほか県内外の事業者から発注を受け、製作する型枠は食品や農業、医療、日用品など幅広い業種に及び、これまで300以上の型枠を製作しています。
出羽商工会理事や旧櫛引町商工会(理事・副会長)を歴任し、技術発展や業界活性化に従事され、広く産業周知、技術紹介等に貢献されております。
また、黒川能保存会に所属し、普及啓発に向け能面もろこしの型枠にも携わるなど、自身の持つ技術で地域貢献も続けておられます。
代表取締役として、社員とともに製品開発に取組み、自身の持つ知識と技術について後進への指導も重ねておられます。
村井 正一 氏(職種:左官工 住所:大山二丁目)
中学卒業後地元親族の会社に入社し、経験を積み重ね技術の研鑽と知識の取得に励まれ、現在は「株式会社山口工務店」に所属しています。
東京や大阪、静岡などでも工事も手掛け、これまで250件以上の住宅や寺院の工事に携わっており、特に寺院は総穏寺(陽光町)をはじめ100社以上手掛けています。
これまで多くの同僚に技術指導及び知識の伝達を行い、指導も請われるなど人望も厚く、技術も評価されています。
自身が得意とする土蔵の壁づくりは近年、その技術を生かす場面が少なくなっている中で、これまでの技術を他にも応用し、市内の企業や中高校の増改築にもその技術を生かしており、様々な分野の職人に対しても惜しみなく技術指導に取り組んでおります。
滝川 義朗 氏(職種:水産物加工工 住所:本町一丁目)
昭和元年創業の「有限会社竜泉・滝川」の3代目代表取締役として、日本海・庄内浜の魚、在来作物を練り物という形で全国に情報発信を行っています。
全国蒲鉾品評会などに自社製品を多数出品し、水産長官賞など数々の賞を受賞しており、その製品は県内及び全国で高い評価を得ています。
鶴岡地区物産協同組合では副理事長を務め、県内外で産業の周知及び技術の紹介等に貢献されているほか、さらには庄内浜文化伝道師の活動も行い、市内高校授業の講師を務めるなどの活動も行っております。
代表取締役として従業員の技術指導に取組むとともに、顧客との対話を取り入れながら商品の開発及び品質向上を目指し、技術の研鑽を図っています。
渡部 賢 氏(職種:日本料理調理人 住所:野田目)
高校卒業後、都内の専門学校に入学。日本料理の基礎を学び、卒業後は東京の京懐石店などで修業を続け、技術と知識の研鑽に励まれ、帰郷後は市内の旅館等で修行し、2014年に自身の店舗「日本料理 わたなべ」を開業されました。
調理師や栄養士の免許など各種資格を取得し、つるおか大産業まつりなどの市のイベント等にも多数参加されるとともに、先日開催された「第2回 鶴岡No.1次世代料理人決定戦」ではグランプリを獲得しております。
山形県調理技能士会等の団体に所属し、技術の発展や業界の活性化に従事するほか、「鶴岡ふうどガイド」の活動も行っております。
また、酒田調理師専門学校や藤島地域で開催する日本料理教室の講師を務め、生徒や市民等に対し日本料理や郷土料理の技術、知識を伝授されています。
お問合わせ
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鶴岡市役所 商工課
〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号
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FAX:0235-25-7111
