‐連載‐ ANA SHONAI BLUE Ambassador  庄内を元気にするために、地域の中を駆け巡る  ANA SHONAI BLUE Ambassador(エイエヌエー ショウナイ ブルー アンバサダー)の5人。  本紙10月号の特集で、その活動を紹介しました。  この連載では、それぞれの素顔に迫ります。 インタビュー i n t e r v i e w  01 切江 沙也香 さん  コロナ禍で、客室乗務員(CA)としての仕事が少なくなって、これからどんな生活を送っていこうか考えていたんです。将来に向かって、自分がステップアップできるようなことをしたいなって。そんなときにブルーアンバサダーのお話があったので応募しました。  庄内には乗務で何度か来たことがありました。あるとき、つや姫を買って帰ったことがあったんですけど、それがすごくおいしくて。それからは、家のお米はずっとつや姫ですね。あと、私、お寿司(すし)屋さんでアルバイトをしていたくらいお寿司が大好きなんですけど、庄内はお魚もおいしいですよね。日本酒もたくさんありますし、本当に食が魅力的ですね。  昨年10月に活動を始めて、産直施設での農産物のPRなどに携わらせていただきましたが、今年は、8月26日にオープンした「ゆのはま100年キッチン」の立ち上げに関わりました。CA100人にアンケートを取ってメニューの開発をしたり、CAとしての経験を生かして接遇教育をしたり、鶴岡の皆さんと一緒に活動をさせていただきました。  いろいろなことに関わらせていただいていますが、皆さん、何でも「いいね」と賛成するだけではなく、「これはもっとこうした方がいいのでは?」と議論してくださるので、チームの一員として受け入れてもらえていると感じ、うれしく、そしてやりがいにつながっています。  飛行機で羽田に通勤するというシステムは、新しい働き方ですよね。庄内はその働き方に合っている土地だと思います。庄内空港から羽田空港まで1時間ですし。仕事で東京に行って、休日は自然がいっぱいの庄内で登山をしたり、カヤックやサイクリングなどアクティビティを楽しんだりして癒される。自然が豊かだからこそ、虫刺されも多いですけど(笑)。それも含め、今まで経験できなかったことを、庄内に移住したことで経験させてもらっています。  これからも庄内の皆さんと一緒に活動をしていきますので、見掛けたら、ぜひ声を掛けてくださいね! きりえ さやか さん 長崎県五島列島出身。庄内空港と同じ1991年生まれ。趣味は登山。槍ヶ岳、八ヶ岳、剱岳等の名峰を踏破する。中学・高校時代は陸上部に所属し、200m・400mの選手として活躍。根性はそこで培われたと話す。愛称は「メイさん」。