斎藤蓉さん(仙台育英学園高校)に「鶴岡市スポーツ奨励賞」を授与 問合せ スポーツ課?25‐8131  令和4年8月開催の「第104回全国高等学校野球選手権大会」(夏の甲子園)で、宮城県代表の仙台育英学園高校が東北勢として初めて優勝しました。本市出身の斎藤蓉選手(朝暘三小・鶴岡四中卒業)は、同高校選手として、同大会2回戦及び3回戦では中継ぎ投手で、準々決勝及び決勝では先発投手で出場し、優勝の大きな原動力となりました。  その活躍は、斎藤選手の野球に対する真摯な姿勢と努力のたまものであり、市民に明るい希望を与え、本市の誇りとなるものであることから、令和4年12月12日に市長特別表彰として「鶴岡市スポーツ奨励賞」を授与しました。  今後一層の活躍を期待しています。 鶴岡市スポーツ奨励賞 選手の功績をたたえるとともに、将来の活躍が期待される若い選手を激励する意味を込め、新たに創設 よりレベルの高いピッチャーを目指したい  斎藤選手は、表彰式のインタビューで、甲子園での思い出と、将来の夢を力強く語ってくれました。 ー夏の甲子園を振り返ってみて やはり決勝戦が一番印象に残っています。先発で行くことを告げられたのは当日の朝で、そのとき「自分が東北勢初の甲子園優勝に貢献するんだ」という気持ちが強く沸き上がりました。決勝のマウンドは緊張がなくなるくらい楽しい場所で、自分が持っている力以上のものを出させてくれました。 ー今後の抱負は 大学に進学するのですが、更にレベルアップしたピッチングができるよう、4年間かけてしっかり体を作り、4年後はプロ野球選手になれるように頑張っていきたいです。 ー今回の受賞に対する気持ちは とても光栄に思いますし、このような賞をもらう人が更に続くとうれしいです。鶴岡市のスポーツの発展にもっと貢献できるよう頑張ります。 ー鶴岡の子供たちにメッセージを 自分は体が小さいのですが、それでも努力を積み重ねれば、大きな舞台で活躍ができることを伝えられたと思います。皆さんにも夢を諦めないで頑張ってほしいです。  最後にふるさと・鶴岡で好きな食べ物は≠フ質問には、「実家の焼き鳥です。」と満面の笑みで答えました。 斎藤蓉(さいとうよう)さん(18) 174cm。左投げ左打ち。今年度の夏の甲子園では、4試合14回3分の2を投げ2失点と安定した投球で、深紅の大優勝旗の「白河の関越え」に貢献