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鶴岡市市制施行15周年記念式典 式辞(2020年10月1日)

更新日:2020年11月2日

 鶴岡市市制施行15周年記念式典を開催するにあたり、謹んで式辞を申し上げます。
 本日、衆議院議員加藤鮎子先生を始め、ご来賓各位のご臨席の下、市政功労表彰、市制施行15周年特別表彰、また、山形県沖地震からの復興支援活動への感謝状をお受け取りになられます皆様のこれまでの市政発展へのご尽力に、まずもって厚く御礼を申し上げます。
 荘銀タクトが完成し3年、藤沢周平記念館が10周年、学童疎開がご縁となった江戸川区の鶴岡市東京事務所開設からは30年、致道博物館は創立70周年を迎えました。
 東北で一番広い市となった平成の大合併からは15年、本市の悠久の歴史から見ればこの大事業も日は浅いかもしれません。しかし、令和の御代の下、そして未曽有の新型コロナウイルス感染症への対応が続く中でこの日を迎えたことを私たちは忘れることはないでしょう。
 山間部から海岸部まで、東北で一番広い鶴岡市。通学や通院、買い物など、毎日の暮らしに必要な移動手段の確保は、地域住民の切実な願いです。温海地域では、地元自治会や観光、福祉等の団体が運営主体となる協議会が本年5月に立ち上がり、本日、温海地域乗合タクシーの試験運行がスタートしました。また、藤島地域の長沼地区・八栄島地区では、10月5日から10日までデマンドタクシーのテスト運行が実施されます。公共交通を取り巻く状況は更に厳しさを増しておりますが、バス、タクシー等の事業者の皆様とも連携しながら、地域の活力を引き出す取り組みを進めてまいります。
 新型コロナウイルス感染症の拡大は、今度こそ、過密な都市から自然豊かな地方へと、働き方、暮らし方の転換を迫るものとなるかもしれません。先人が紡いできた文化が薫り、創造的な産業・研究活動を誇る本市にとって、その魅力を更に高め、人を、投資を、チャレンジを惹きつけて行かなければなりません。
 学校活動では、夏休みが短縮され、活動の在り方を大きく変更せざるを得なくなりました。そうした中で、県内、東北各地から70校以上もの学校が、本市を修学旅行先に選ぶ、そんな動きが広がっています。荘内藩の城下町、世界一のクラゲの水族館、世界に誇る食文化、3つの日本遺産を有する本市の底力が、新しい旅行のスタイルとして評価されたものと考えています。
 予定より1か月遅れ、本年5月に開校式を行った鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」。東京や大阪などから農業を仕事として鶴岡で暮らしたいと考えている若者が入校し、地元JAや大学など8者のサポートの下で、就農に向けた研修が行われています。
 移住・定住の更なる促進に向けては、9月補正予算において、県外からの移住世帯等への新しい生活様式に対応するリフォーム支援事業を新設するなど、取り組みを強化しているところです。
 本年7月には、国立がん研究センター東病院と市立荘内病院の医療連携に関する協定が締結されました。11月には、荘内病院内に「がん相談外来」が開設され、東病院の専門医に月1回程度「がんに関し不安に思っていること」を直接相談できる体制が整備されます。また、荘内病院ががんの遠隔診療を探索するプロジェクト施設に位置づけられ、オンラインによるセカンドオピニオンの検証研究が行われます。国立がん研究センター東病院が、地方の医療機関と連携して遠隔診療の実現を目指した連携協定を締結するのは今回が初めてであり、日本国内の遠隔診療モデルの実現への貢献が期待されるものであります。こうした最先端の分野はもとより、日夜、感染防止に最新の注意を払いながら市民の命を守る医療・介護・福祉等の関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
 産業活動、市民生活も、突然の不条理に、先が見えない不安に戸惑いながらも、私たちは決してあきらめていません。それは先人から受け継いできた創造と伝統の街に生きる私たちの覚悟でもあります。
 先日、鼠ヶ関に約400発の花火が打ち上げられました。来年はきっと赤川花火の30回記念大会が夏の夜空を彩ることでしょう。
 また、モルドバと小真木原を結んだオンラインのアーチェリー大会も開催されました。東京オリンピック・パラリンピックを目指す全てのアスリートの情熱に応えるべく、ホストタウンとしての準備を進めてまいります。
 誰一人取り残さない。鶴岡市は今年7月、内閣府からSDGs未来都市に選定されました。誰一人取り残さない持続可能なまち。そんなことが本当にできるのだろうか、と思う人もいることでしょう。合併15年という挑戦を追加した本市の歴史を振り返るとき、日本をリードする取り組みが私たちにはきっとできる、私にはそう思えてならないのです。
 この夏、出羽三山を守りたいという声が広がりました。来年開墾150年を迎える松ヶ岡にはワイナリーが誕生しました。荘内藩士高木三郎が架け橋となり、友好都市盟約60年の節目を迎えたニューブランズウィック市に対しては、日本よりも感染拡大の影響が厳しい状況へのエールが広がりました。
 観測史上最大の震度6弱を記録した山形県沖地震から1年、本市にも大きな被害が発生した令和2年7月豪雨、私たちの街は、平成から令和の新しい時代への移り変わり、コロナとの共存という難しい状況の中で、直面する課題に力を合わせ知恵を絞って対応してきました。また、高齢者や障がい者の世帯を一軒一軒歩いて回る、民生委員・児童委員や地域の消防団などの地道な活動が市民の幸せを支えています。
 本日、この広い文化会館で3密を避けて15周年の式典を執り行うことができました。後程の斎藤智美さんのショパン、シューマンの記念演奏も楽しみです。SDGsの「誰一人取り残さない」という「同じ絵」を目標として掲げれば、笑顔で、明日に向かった議論ができるはずです。対話と協働で、鶴岡から未来都市の姿を提示していきたい、それには皆様のお力が必要です。15年前に合併した鶴岡、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の各地域、それぞれの力が必要なのです。
 皆様お一人お一人の本市へのご貢献に改めて衷心より御礼申し上げますとともに、益々のご活躍、ご多幸を心よりご祈念申し上げ、式辞といたします。
2020年10月1日
 鶴岡市長 皆 川 治

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