第3回庄内南部地区合併検討協議会 会議録
○日 時 平成14年8月31日(土)午前9時57分〜
○場 所 鶴岡市マリカ市民ホール
○次 第
1 開 会
2 あいさつ
3 協 議
(1) 法定協議会の設置に係る議案・規約等について
4 そ の 他
5 閉 会
○出 席 者
所属・役職名 | 氏 名 | 備 考 |
鶴岡市長 | 富 塚 陽 一 | 会 長 |
立川町長 | 清 野 義 勝 | |
余目町長 | 原 田 眞 樹 | |
藤島町長 | 阿 部 昇 司 | |
羽黒町長 | 中 村 博 信 | |
櫛引町長 | 阿 部 千 昭 | 代理 助役 佐 藤 克 巳 |
三川町長 | 佐 藤 京 一 | 副会長 |
朝日村長 | 佐 藤 征 勝 | |
温海町長 | 佐 藤 正 明 | |
鶴岡市議会議長 | 本 城 昭 一 | 副会長 |
立川町議会議長 | 長 南 久 良 | |
余目町議会議長 | 佐 藤 貞 男 | |
藤島町議会議長 | 高 橋 コ 雄 | |
羽黒町議会議長 | 今 井 勇 雄 | 代理 副議長 富 樫 孝 一 |
櫛引町議会議長 | 遠 藤 純 夫 | 副会長 |
三川町議会議長 | 大 滝 助太郎 | |
朝日村議会議長 | 小野寺 賢 治 | |
温海町議会議長 | 本 間 毅 | |
1 開 会(午前9時57分)
○ |
芳賀 肇事務局長 おはようございます。それでは皆さんおそろいになりましたので、ただ今から、第3回庄内南部地区合併検討協議会を開催させていただきます。
初めに、会長であります富塚鶴岡市長よりごあいさつのほどお願いいたします。 |
2 あいさつ
○ |
富塚陽一会長 今日は休日のところ、また大変ご多忙のところをご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
まず冒頭、古い話とはいいながら私の監督不行き届き、もっぱらそういうことでありますけれども、職員が不祥事を起こしまして、昨日逮捕、家宅捜査という誠に恥ずかしい状況に相成りまして、鶴岡市のみならず、庄内地域全体のイメージにも少なからず、悪いイメージを与えたということになったかと思いまして、大変高い席からでありますけれども、改めて皆さま方にも深くお詫びを申し上げます。こういうことのないようにきちんとやったつもりでありますけれどもこういう形になりまして、今後さらに引き締めてやる他ない、どういう形で償っていくかは、十分これから私自身の反省を含めてやっていきたいと思ってますので、それらを含めてお詫びを申し上げます。誠に申しわけございませんでした。
さて、これまでいろいろ厳しいご論議もいただきながらやってまいりましたけれども、今日もいろいろ申し合わせをお願いをしてきましたとおり、9月定例会あるいはその後の取り扱いにつきましては、それぞれ各団体の自主的なご判断によるわけですが、そのための議案の整理、議案の作成の一環として、今日は規約を中心とした自由なご論議をいただいて取りまとめの方向で、さらに進めさせていただければありがたいというふうに思っておりますので、何分にもどうぞよろしくお願いを申し上げます。
まずこの程度にさせていただき、あと今日はやはり委員の皆さまには、私の立場でいろいろコメントする機会があったときに、伝えるようなところは準備させていただきましたけれども、どうかよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 |
3 協 議
○ |
芳賀 肇事務局長 それでは協議に入らせていただきますけれども、進行のほう会長よりよろしくお願いいたします。 |
○ |
富塚陽一会長 まずお手元に、第1回と第2回の議事録をお配りしております。こんなに厚いと読むのも大変なんですけれども、概ね間違いなく記述はしているかと思いますが、これはもうちょっと簡潔にしてもらうといいんだけどな。あとでよく見ていただいて、これは全部議会でのご論議の資料にもなると思いますし、各団体の意識統一のためにもいいかと思って議事録は整理させていただきましたので、今日はちょっと時間はなさそうですから後ほど見ていただいて、誤っていたところは率直にご指摘いただいて、議事録は修正することは必要だと思いますから、どうぞそのようなことで疑義の点は率直にご提示いただければと。いいでしょうか、そんなことで、これをいちいちやっては大変だと思うのだけれども。本当はもっと簡潔に書いてあったら、「俺しゃべったのはこんなことでない」というふうに言っていただければいいかなと思ったのですけれども、これでは厚過ぎますので。どうでしょう、それとも肝心のところを見ていただいて確認していただくのもいいかと思いますが。いいですか、そんなことで。それでは後ほど確認していただいて、こんなこと言った覚えはないと、こんな答弁はないんだということであれば直していただいて。今のところお気づきなければ後ほどご覧いただいてということにさせてくださいますようにお願いいたします。よろしいでしょうか。 |
(1)法定協議会の設置に係る議案・規約等について
○ |
富塚陽一会長 それでは議事のほうに進めさせていただきます。今日の議案は冒頭申し上げましたように、法定協議会の設置に係る議案・規約等について、たたき台を準備しておりますので、それを事務局から説明してください。 |
○ |
芳賀 肇事務局長 それでは私のほうから、法定協議会の設置に係ります議案と規約等についてご説明申し上げます。
初めに議案についてでありますが、各市町村の議会に提出いたします議案の案といたしまして、お手元に配布してあります(仮称)庄内南部地区合併協議会の設置についてという議案を作成いたしております。議案の内容といたしましては、地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第3条第1項の規定に基づき鶴岡市、以下構成市町村名を列記し、構成市町村による合併に関する協議を行うため、別紙のとおり規約を定め、(仮称)庄内南部地区合併協議会を設置するものとする、としております。提案理由といたしましては、鶴岡市以下、構成市町村名が入り、構成市町村による合併に関する協議及び新市の建設に関する基本的な計画の作成等を行うため、(仮称)庄内南部地区合併協議会を設置する必要がある、といたしております。なお、協議会の名称につきましては、現段階では仮称でありますが、この任意協議会でご協議いただきまして、議案として提出いたします際には正式な名称を記載することになります。
続きまして規約案についてご説明申し上げます。設置議案にございますように規約と議案を一緒に提出するようになっておりまして、その規約でございますが、(仮称)庄内南部地区合併協議会規約(案)につきまして、条文に沿ってご説明申し上げますので規約の資料をご覧いただきたいと思います。
第1条でございますが協議会の設置でございまして、鶴岡市及び協議会への参加をご希望の町村において、地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第3条第1項の規定に基づいて、合併協議会を設置するものであります。町村名につきましては、9月10日までにご参加の申し出がございました町村名を入れさせていただくことになります。
第2条は協議会の名称について、仮称でございますが、庄内南部地区合併協議会とするものであります。
第3条は協議会の担任する事務といたしまして、(1)構成市町村の合併に関する協議、(2)市町村の合併の特例に関する法律第5条の規定に基づく新市建設計画の作成、(3)その他構成市町村の合併に関し必要な事項と定めるものであります。
第4条は協議会の事務所でございますが、鶴岡市に置くとするものであります。
第5条は協議会の組織について、会長、副会長及び委員をもって組織するものであります。
第6条は会長及び副会長について規定しており、第1項は会長及び副会長の選任方法でありますが、地方自治法では協議会の会長と委員は別個のものであると考えられており、委員が互選したものをもって会長に充てる旨を規約に定めることはできないと解されておりますことから、会長及び副会長は、構成市町村の長が協議して委員となるべき者の中から選任することとするものであります。第2項では会長は非常勤と定めるものであります。
第7条は委員でございまして、第1号委員として構成市町村の長、第2号委員として構成市町村の議会の議長及び構成市町村の議会より推薦いただいた議員ということで、鶴岡市から2名、各町村からそれぞれ1名、3号委員として鶴岡市の助役、4号委員として構成市町村の長が推薦した識見を有する者として、鶴岡市から3名、各町村からそれぞれ2名といたしております。鶴岡市と各町村とで委員数に違いがございますのは、人口規模等を勘案いたしまして執行部、議会、識見を有する者、それぞれの区分で鶴岡市の委員数を1名多くさせていただいているものでございます。第2項では委員は非常勤とするものであります。
第8条は会長及び副会長の職務を定めたものであります。
第9条は協議会の会議でございますが、会議は会長が招集するとし、第2項では会議の開催場所及び日時について、会議に付議すべき事項とともに会長があらかじめ委員に通知しなければならないこととするものであります。
第10条は会議の運営でございまして、会議は委員の半数以上が出席しなければ、開くことができないということとしております。第2項で会長が会議の議長となることとし、第3項では会長は必要に応じて構成市町村の関係職員等を会議に出席させることができることとしております。なお、その他会議の運営に関しまして必要な事項につきましては、会長が会議に諮って定めるとこととするものであります。
第11条は小委員会についての規定でございまして、協議会で担任いたします事務の特定の事項について調査、審議を行うために小委員会を設置することができることとするものであります。
第12条は協議会の事務局でございますが、協議会の事務を処理するため事務局を置くこととし、事務局について必要な事項は会長が別に定めることとするものであります。
第13条は協議会の経費でございまして、協議会に要する経費については構成市町村が協議して負担することとするものであります。各市町村の負担割合につきましては庄内広域行政組合等の事例を参考にして検討し、次回の協議会でご提案させていただきたいというふうに考えております。
第14条は協議会の監査で協議会の出納について、構成市町村の監査委員の中から構成市町村の長が協議して監査委員2名を定めて監査を行うこととするものであります。また監査委員は、監査の結果を会長に報告しなければならないとしております。
第15条では協議会の予算の編成、現金の出納その他財務に関しまして必要な事項については、会長が別に定めることとしております。
第16条は報酬及び費用弁償についてでありますが、会長、副会長、委員及び監査委員は、報酬及び費用弁償を受けることができることとし、額並びに支給方法については、会長が別に定めることとするものであります。
第17条では協議会を解散した場合の措置といたしまして、協議会の収支については、解散の日をもって打ち切り、会長であった者がこれを決算することとするものであります。
第18条は委任で、この規約に定めるもののほか、協議会に関して必要な事項につきましては、会長が別に定めることとしております。
附則でこの規約の施行月日を定めるものでありますが、現時点では月日については空欄にしておりますが、各市町村の議会日程等を確認の上、調整させていただきたいというふうに考えております。規約案につきましては以上でございます。
続きまして、(仮称)庄内南部地区合併協議会事務局規程(案)の概略についてご説明させていただきたいと思います。
協議会の付属組織といたしまして、事務局のほかに助役会議、幹事会、専門部会の設置を考えており、これらの機関については事務局規程の中で定めることを予定しているもので、本日参考資料として(仮称)庄内南部地区合併協議会事務局規程(案)を配付させていただいております。それでは、事務局規程案について簡単に説明させていただきたいと思います。
第1条では事務局規程の趣旨、第2条では事務局の所掌事務について規定しております。
第3条では事務局の職員について事務局長、その他必要な職員を置くこととし、事務局長は鶴岡市助役をもって充て、その他必要な職員については構成市町村の職員をもって充てることにしております。
以下第4条から第8条までは、事務局職員の職務、専決事項、代決、職員の服務、給与等についての規定であります。
第9条は助役会議についての規定で、幹事会及び専門部会において調整が困難な事項等について、会長が必要と認めた場合は、構成市町村の助役をもって組織いたします助役会議を開催して調整を行うこととするものであります。
第10条から第12条までは幹事会についての規定で、第10条では協議会に提案する事項について、協議または調整するため幹事会を置くこととしております。
第11条では幹事会の組織について、第12条では幹事会の運営等について規定する考えでありますが、条文につきましては現在検討しているところでございまして、次回の協議会に提出させていただきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いを申し上げます。
第13条から第16条までは専門部会についての規定でありまして、第13条で規約の第3条に掲げます、協議会の担任する事項について、専門的に協議または調整するため、専門部会を置くことといたしております。
第14条では専門部会の組織について、第15条では専門部会の運営等について規定する予定でありますが、具体的な条文につきましては、先ほど同様検討しておるところでございまして、次の協議会に提出させていただきたいというふうに考えております。なお、専門部会の組織については各分野ごとに部会を設け、構成市町村の各担当部課長等を部会員として構成する考えであり、各市町村の全分野に及ぶものであります。
第16条では専門部会で協議、調整する事項について、さらに専門的に調査、研究、調整を行うために、専門部会に分科会を置くことができることといたしております。
第17条は補則で、この規程に定めるもののほか必要な事項は、会長が別に定めることといたしております。
以上でございますので、よろしくご審議のほうお願い申し上げます。 |
○ |
富塚陽一会長 大変素案でありますが、ただ今ご説明申し上げましたけれども、規約は一通り検討してもらいます。事務局規程のほうは、担当課長でまだ検討していないということでしたので、今日は参考資料として提案させていただいております。ご提案申し上げた意味は、事務局の部分は協議会から事務局規程に全部まとめて、わかりやすく表現したほうがいいだろうと。
それから規約のほうは、小委員会の制度をご提案しているわけですが、例えば議会の議員さんの中で議論していいのでないかという話もままあれば、議長さんで構成する小委員会を作るということもあっていいだろうし、あるいは首長さんだけで協議してもいいようなことは、首長さんだけでやるというようなこともあるでしょうし、そのようなことで皆さん集まらなければ全部協議できないというのも、あまりにもご多忙の方々の時間を縛るようでありますので、その辺弾力的に運営できるように小委員会というのを作れるようにして、それぞれ状況に応じてどういう小委員会を作るか、実際に会が設立した時点でご相談願えればというような趣旨で、前回のものとは少し変えたというところに少しは意味があるかと思います。
事務局規程の中では、検討中となっていますけれども、調整役として助役さんを中心にして事務の取りまとめをしていただくという体制をきちんと位置付けていこうというふうにして、名前をどうすればいいかなんてこともあるんでしょうけれども、助役会議などというふうに命名させていただいておりますし、その辺のところが若干新たな配慮事項としてあるということだけをお認めいただくのに、この事務局規程案を出す意味があるかなというふうに思ってですが、いずれにしてもこれも担当課長で、例えば専門部会の柱はどうするとか、それぞれ事務方の都合もあるでしょうから、十分議論させていただくと。そんな含みで提案をさせていただきました。
それでどうぞ、規約の条項一つずつについてとともに前回に引き続き何でもお気づきの点、あるいはその後、問題提起をなさりたい項目をお持ちの方々には、どうぞご自由に何なりとご発言をいただくようにしばらくの間進行させていただきたいと思います。なお、会議の運営上の異例な形かもしれませんけれども、私も少し具体的な中身についてしゃべることがあるかもしれませんので、あらかじめご了承いただきたいと思います。どうぞ、何なりとご発言くださいますように。しばらくの間ご自由なご発言で運営させていただきます。 |
○ |
高橋コ雄委員 非常に会長さんのお計らい、自由にということなので、先般の第2回の任意協議会のときにも、自由な討議というお話でございましたので遠慮なく申し述べさせていただきました。
それでこの前の話の続きでありますが、現実的に編入合併という問題、あるいは対等合併という問題、この問題が私、先般も質問してございますので続いて質問させていただきます。そこで、答えは対等合併であると新設合併であるという答えをいただきましたが、その確認でございますがそれでよろしゅうございますか。今、盛んと新聞紙上で興味を持って町民の方々からご意見いろいろ出てますので、議員の方々もその関係が非常に興味持っております。そういうことで再度確認という形でございますが。 |
○ |
富塚陽一会長 今のは新設合併か編入合併かどっちだと、こういうことでいいのでしょうか、そういうお尋ねで。 |
○ |
富塚陽一会長 そういうことで、この間の話題をもう一度確認されるということでしょうか。 |
○ |
富塚陽一会長 その辺につきましては、前回ここのメモでは2ページに書いてありますが、新設か編入かというのは実体的に見ると、特別職の身分の取扱いが一番大きいようでございます、首長と議員さん、それから農業委員ですか。要するに特別職の方の任期の問題です、そこが違うということと、あとは町の名前とか場所とか、これはしかし必ずしも編入だからこうしなければならない、新設だからこうしなければならないということでなくて自由に決定していいようなものでしょうけれども、制度的には特別職の任期問題が非常に大きいというふうに私は思いました。それで私としては、一番大きいのは議員さんの任期だものだから、やっぱりこれまでの議論も足りないと思いますので、議会のご意向を尊重するという、そういう姿勢で私は望んだほうがいいのでないかということを申し上げたつもりであります。ただ私が続いてやっているという保証はありませんので、荒唐無稽な話でしょうけども、仮に私が市長という立場でいたときには、17年にすぱっと辞職して新たに選んでいただいたほうがいいのでないかというふうな気持ちでいる、政治的なスタンスではそうですと。だけど議員さんの分まで私がここで、新設だとか編入だとかと決める権限はないし、そこは議会それぞれのお立場で各市町村議会で議論した上で、構成団体の議員さんの中で合意を得られるという円満な解決の方法、討論の方法を選んだほうがいいのではないかという意味で一つ申し上げたつもりであります。
それから、実体的に言うと編入か新設かというのはごちゃごちゃのような気がするのです。税率はこっちに習った方がいいとか、こういう制度ならここの町のほうがいいのでないかとか、そういうふうで実際に例えば全て鶴岡市のとおりになるということにはならないと思いますし、鶴岡のままにやろうとすれば編入みたいな感じだけれども、藤島さんのこういう制度はいいとか、藤島さんにはこういう中枢的な業務を担当してもらったほうがいいとか、そういう業務の分担関係の仕組みもつくる可能性があるわけですから、実際上にやる実務行為というものは必ずしも、編入であるようで新設であるようで、その辺は多様だろうと。したがって、実行行為とすれば最初から編入ありき、最初から新設ありきで全て割り切るというのも、これもあまりにも官僚的過ぎるのでないかと。住民にとっていい方法を選んだ結果がこの部分は新設みたいだ、この部分は編入みたいだ、というところがごちゃごちゃあって、しかし全体としてよくなるというような選び方もあるのでないかと。したがって、制度的な議論は私は特別職の方の任期の問題に絡んで、議会の十分なご審議をいただいて得られた結論を尊重するということが、私としては適切な方法ではないかというふうにご提案申し上げましたけれども、その辺についてご異議あればまたよろしくご発言いただければと思います。 |
○ |
高橋コ雄委員 会長さんのご意見はよくわかりましたし、ただ鶴岡市としての出しておる資料の中にもよく書いてはございますが、市町村の議会の意思に委ね、という書き方一つございます。ここで鶴岡市としての考え方、これは編入なのか新設なのかということ、この辺は会長さんの考え方はわかりましたが、市としての考え方、それから、「なお、新設合併は、決して対等合併ではなく、編入合併は吸収合併でもないことを認識したい。」こういう書き方も、これは会長さんの受け取る印象だと思います。そういうことで、果たして各町村でこういう説明していくということに対して、編入合併ではありません、新設合併だときちんと言えるのかどうか、その辺を問われた場合には、新設ですと町民に説明をしたいという考え方でおるんですが、これでよろしいでしょうか。 |
○ |
富塚陽一会長 もう一度申し上げますが、制度上の編入か新設かというのは、私はあくまでも特別職の方の任期の問題に重点があると、それが問題だと。実質的に編入か新設かというのは、実際に合併に伴っていろいろ講じられる措置が編入的であったり、新設的であったりする、よりいいようにすればいいので編入か新設かというのにあまりこだわらないほうがいいのでないかと。ですから、問題は特別職の任期の問題を含めた取扱いの問題が全てでないかというふうに私は思ってますので、その点鶴岡市というおっしゃり方をなさるわけですが、鶴岡市当局はまず弾力的にとにかくいい方法をいい構想で進められて、いい仕組みができればいいというふうに思っていますし、市議会ではまだほとんど議論していないものですから、私から市議会の議員さんのご意見についてとやかく鶴岡市はこうだというふうに申し上げられる段階にないので、そこら辺はご了承いただきたいと思いますけれども。これから9月議会で議会として、十分ご議論はいただく予定にしております。議長さんこのようなことでいいでしょう、鶴岡の場合。 |
○ |
本城昭一委員 ただ今のご発言ごもっともだと思いますが、鶴岡市議会では先日第2回目の議会としての合併問題の検討特別委員会を開催したところですが、そういう段階まで全然議論は進んでおりません。ただ、先ほど会長も言われましたように、議会の議員の任期の問題が主体であるというように認識しておりますが、そういう意味では、法定協議会が立ち上がってからの問題だと思いますが、その枠組みの中に入っておる市町村の議会で、この問題について協議をして一番妥当な方法を選んでいくと、こういうのがいいのではないかなと。新設だ、あるいは編入だということに対しては、それほど鶴岡市議会もこだわってはいないのでないかなというふうに思いますので、そういう方向が、私先日も言いましたように、議会代表ということでなくて識者として出ていますので、そういう個人の意見になりますけれども、そういうことでの進め方がいいのではないかというふうに思います。 |
○ |
富塚陽一会長 それから、藤島の議長さんのお答えの2番目ですけれども、対等合併とか吸収合併という言葉は、この際総務省でも使ってませんけども、特段に私がここでご提案申し上げている二つの点をあえて申し上げますと、一つは市町村が担当している業務の全てを一つの役所で統括するということではなくて、その一部をそれぞれ特性もあるわけですから、一部の中枢的な業務は従来の役場のほうから担当してもらうというような仕組みができないかと、何もかにも一箇所に集めるのではなくて、どこそこの町ではこの分野の中枢的な仕事を担当してもらえないかという、そういう構想が事務的に検討してできないだろうかという点が一つです。何もかにも鶴岡なら鶴岡に集中して皆持ってくると、日常的な業務を各役場からしてもらうけれども、主だったことは全部集めるというようなことではないようにされないかなということを提案しているのが一つです。
それから2番目は後ほど申し上げようかと思いますが、単にこの合併に伴う建設計画は、とかく総務省の指導によれば、公的な施設の整理統合とか合理化とか、そういうところに目が行きそうですけども、それはそれでしなければならないかもしれないけども、この際だから我々は大都市圏の地域と違って、これから人口も減るし、大変なのでないかと思うので、それぞれの地域の新たな発展の課題を早く見つけて、その課題を中心にして町の振興対策をそれぞれの地域ごとに考えられるだけ考えてみたらいいのでないかと、この際。そういうことで、皆それぞれの特性を活かして生きていくための具体的な方策を皆で考えていこうということの提案と、二つのことを入れて申し上げているわけですが、一点集中で周辺の何はすっかり薄れてしまうということにならないような最善の努力はしなければならないのでないかというような提案を、これにも少し書かせてもらって後でご説明いたしますけども、それはこれからの知恵の出しよう、皆の知恵の出しようだ。ですから、これからのまちづくりについては、各町村からこういうことをしたいということを積極的に提案していただいて、それを軸にして建設計画をまとめるということも非常に重要な仕事として、だから早くしたほうがいいのでないかと、それが実際可能かどうかも雪の降らないうちに調べておいて、そして15年度に本格調査がされるようにしたらいいのでないかというので、私は少し早めに立ち上げて真剣に取り組んだらどうだろうということのご提案を申し上げているわけで、そういう意味では対等だとか吸収だとかとそういうようなことでなくて、皆それぞれの状況に応じてよりいい方法を編み出していけないかと、そういう感じでおりまして、私自身はちょっと怒られるかもしれないけども、新設、編入はあまり意味ないと思っているのです。ただ一点だけ身分の取扱いだけこれは重大だから、それは関係者の中で十分ご審議いただいて、円満な答えにしていただければいいのでないかというふうに思ってましたので、そこら辺はまだご理解いただけないかもしれませんが、私はそう思っています。 |
○ |
佐藤正明委員 今の編入か対等かの基本的な考えというのは、私は理解できるものと思っています。やはりこれから私も温海単独としても、議員の身分というのは非常に慎重に議論しなければならないものと思っていますし、この合併に関しては、いずれにしても議員の身分というのは3通りしかないわけです。次の選挙のやり方、定員の確保とか、そういうことも含めて、その後に今までの構成自治体の小選挙区で何回かするとか、さまざまなこれからの議論というのは間違いなく随分時間をかけなければならない、とりわけ議員に関してのことというのは私ども首長としては、慎重に扱わなければならないものだと私も思っています。したがって、そのことで非常に時間を取るということは間違いないわけでありますが、とりわけ今日規約案を提案されているわけですけれども、識見を有する者というのは、これは間違いなく必ずこの意見は出ると思います。もし一緒になった場合、平成17年3月をもって現在の鶴岡市の定数で選挙をすべきだという、そういう声は間違いなく識見者の中から私は意見は出ると思っています。そうしたときに果たしてそういう形でいいのだろうかと、合併まで入っていけるのかという部分もありますので、やはりそれぞれの自治体の議会の意見というのは十分尊重しなければならないということだと私も思ってますし、その後の議会議員の選挙のあり方というのは慎重にやらなければならないものと私は今からそのように感じてました。したがって、今会長なり鶴岡市の議長さんの声も出されたわけでありますけれども、そこまで議論になっていないということですので、これは入っていけばいくほど、極めて重要な議論になっていくものと認識していますので、私はこの市長の所見という部分での編入合併か、新設合併かということについては理解を示されるものかなと思っています。この書き方というのは、今市長さんのお話を聞くと、議会の議員の方々に配慮したコメントの出し方ということだそうですので、これで結構だと私は思います。ここで縛られると多分私ども温海にしても、これから議会対応というのは非常に大変になるのかなと思ってますので、やはりこういう表現の仕方でいいのかなと思っています。決して編入とか、あるいは吸収とかという考え方でないということをはっきり申し上げているものですから、私は対議会ということに関してはこのような形でいいと思っております。 |
○ |
佐藤京一委員 昨日、酒田地区のほうで任意協議会が開かれた際、新設か編入かということで随分論議になったようであります。そのことから、我々も町民に対して対等合併であるとそのようなことでご説明を申し上げてきました。そういうことで恐らく今日の新聞見ても、町民はその関心は高いのかなというふうに思っております。今会長さんの話を聞きますと、新設か編入かとそのようなことにはこだわらず、新しい試みで心の対等と私はそんなふうに思いました。ですから、一番大事なのはこの前もお話したとおり、この市町村合併が仲良くそしてお互いに協調しながら進めていくことが、次の合併しての発展につながっていくのかなと。ですから、そういう意味でいいところをとって、そして会長さんが申し述べておりますように、それぞれの町村で夢と希望と持てるようなそんな合併をしてほしいなと、ですから今言われるような、新設か編入かと、このことはまず心の対等であると、このことをしっかりここで確認をする必要があるのかなと、そんなふうに思っております。私も引退する身でありますから、ここまで来るまではいろんな面で、不満な面は私が背負って引退をしようとこのようなことで考えておるわけでございますので、ぜひ今言ったような心の対等だけはしっかり守って、法定協議会に臨むような形でやってくれるならば、住民にもそれなりの理解を求めて話をすればわかってくれるであろうと。ですから、新設か編入かの言葉にとらわれず、そのことは私も賛成でございますから、ぜひその心の対等を一つお願いをしたいと、こう思います。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございました。みんなのために良かれということで、最善の努力を尽くすつもりではおりますので、三川の町長さんと大体私も同じでないかと思ってましたけれども。 |
○ |
中村博信委員 新設と編入の話でありますが、今三川さんもお話ありましたが、私どもも6月末から、一応この合併について町民の方々と話し合いをしたのでありますが、その中で合併はしていくんだと、そしてその方法としてはやはり新設というようなことで説明をしておりますし、その中で市長さんは特別職の身分が一番重要というようなことです。私もそれも重要だと思いますし、個人としては議員の身分は新設であればそのまま延長というような形なわけですけれども、それでいいというふうに思います。というのはやっぱり合併するとすれば新しい市になるわけですので、やっぱり住民の意見もいろいろ出てくるというふうに思いますし、そのほうがいいというふうに思います。それと市長さんは新設、編入、どっちでもいいんだという言い方ですけれども、中身言えばそうでしょうけれども、一般町民からすれば特別職とか議員よりも、自分たちの暮らしがどうなるかという心配の中で、その編入、新設というようなことにいろいろ不安を持っているというふうに思いますし、まずはどっちでもいいんだという言い方ではなくて、やっぱりいろんな調整項目の中でも市長さん言うように中身に入っていけば新設、編入と言われる部分もあるかもしれませんが、まず表現の仕方としては、調整項目についても一からやるんだというようなことで、合意していかないといろんな人がおりますので、そのほうがいいのではないかなというふうに思うことが一点と、もう一つ、この間のことを言う必要はないのかも知れませんが、やっぱり今回合併が目的ではなくてこの地域を合併でどうして発展させるかということが、大きな課題、目的であるわけですので、今さら言う必要もないわけでありますけれども、予定どおり早く法定を立ち上げて、法定の中でこの地域の地域づくりを真剣に考えていく時間をとるということが大事だというふうに思いますし、そっちのほうに重点を移すということが大事ではないかなというふうに思っているところであります。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございました。他にどうぞ。 |
○ |
阿部昇司委員 藤島町も今まで何度となく市町村合併とか地方自治体のあり方とか、基礎自治体はどうあればいいかと、地域づくりまちづくりはということで皆さんで一緒に考えましょうということで、多くの会議を開くことができましたし、いよいよここに来て今までのルールの中で、9月議会あるいは法定協議会というふうに考えておりました。一番先にうちの議長さんが話しました、編入合併、新設合併というのは、これからの議会とか町民の間では、やはり多くの声が出るのだろうと私も予想されます。このことで精神的にとか、イメージがというところもあったりして、実質的にはただ今話されましたように、特別職のということがやはり両方あるんだと思います、これは。ですので、これから法定協議会を立ち上げて、皆でこの地域をそれこそより以上の地域にして、発展していきましょうということで進めるわけですので、このところは町民とか議会にはきちんと説明していけるような必要があるだろうというふうに思います。何かどっちでもいいと、あるいは議会にまかせてもいいというのも一つの手法だろうとは思いますけれども、これを基本的に精神的に気持ちがということも新設でということで話はしてきましたので、この協議会の中ではっきりしておいていよいよ住民あるいは9月議会に向けての議論にしていければというふうに考えております。私はいずれにしてもどこかではっきりしなければなりませんので、この任意協議会としての考え方、あるいは議会での考え方は各々尊重していくべきだろうというふうに思いますので、この時点でどういうふうな決着を見るのかこれから先わかりませんけども、いずれにしてもはっきりしてこれから9月11日、あるいは9月議会、法定協議会というふうに向かったらどうかというふうに考えています。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございました。
ここで、実際何度もこういう機会あると思いますので、一応今の時点で整理させていただきますと、私も皆さんのお話にちょっとピントずれてるかもしれませんけれども、議員さんの任期の問題をいろいろ申し上げましたが、非常に重要な使命を持って選挙に立候補されてそれぞれ職にある方々ばかりでありますので、それに対して行政執行部としてとやかく言うことではない、重い役割を背負った存在の方々ばかりですので、それぞれの地域的な役割を背負いながら、責務を持ちながら当選された議員さんの今後の対応については、議員さんご自身の中で十分お決めいただくのが筋だろうというふうに思いまして、ぜひこれからも議会の中でご論議を重ねていただくようにお願いしたいという思いが一番重いのでありますので、その辺は一つご理解をいただければありがたいと思います。
それから、対等であるとかいろいろ言葉ありますけれども、私が一番住民の皆さんの中で心配されていることに対する答えは、これからやっぱり具体的にやってみないとわからないのではないかという気がいたしますので、早速にも具体的にこういうことになるのでないかということの作業を、構成団体が決まったところで真剣に作って、一日も早く提示することがいいのでないかというふうに思いますし、その際まとめるに当たっては皆のために良かれということに最善の精力を使うつもりで頑張らせますので、それはつまりは三川の町長さんがおっしゃる、あるいは羽黒、藤島の町長さんがおっしゃるように、一方的に鶴岡のためにやっているなんていうことに決してならないような形になるはずだし、そういう意味ではそれぞれのお立場で心の対等というふうにおっしゃるのは至極当然のことでもあるだろうと思います。具体的に平等と言うとちょっと行き過ぎになるという点は、何もかにも同じお金で同じ平等ということにはならないと思います。平等があまり表面に強く出てくると、なかなか具体的にトラブルの元になりそうなものだから、皆のために良かれというのがこういうことだということを、お互いに納得できるように整理させて、お互いに理解し合ってやっていくというような感じで行くことが、また三川の町長さんの言う心の対等でしょうから、そんなふうでこれから取り組ませていただきたい。いずれにしても、どうなるかが不安だというのはおっしゃるとおりでしょうが、どう見てもはっきり言えば、財政で散々苦しむだろうということだけは確かなので、これからどうなるかというよりも、これから黙っていれば悪くなるという感じがするものですから、それを最善の形で救済し、新しい状況に引き上げていくための、皆で総力を上げて取り組むと、そういうことではないかというふうに思うのですが、ただこれから何もしないときに何が起こるかということをなかなか教えにくい、言っても元気がなくなる材料ばかり並べてもどうにもならないというふうに思いますので、その辺は状況をいち早く察知して、我々は我々でできることをまとめていくというふうなことにさせていただく。ですから、新設か編入かの議論はあると思いますけども、具体的に積み上げていけばこんなことかと、これならどうだということないじゃないかというふうに私はなるような気がしますし、ただあとは議員さんの重い責任を持って、議会に臨まれている方々のこれからの対応について、それぞれのご立場でご検討いただくということをお願いを申し上げる。それは、時間をかけてもいいのでないのかなというふうに思いますので、今日はこの辺にとどめさせてもらうのはどうでしょう、まず編入か新設かについては。北部さんもいろいろ話あるけれども、何でそんなにもめるのかよくわからない、私自身は。真剣に議論された結果だと思いますけれども、我々がこうしたほうが議員さんにとって得だとかそういう気も全くありませんし、それぞれの社会的な責任を持って臨まれている方がどうするかということの合意がどこら辺でいつ頃まとまるかというのは時間かけても、納得ずくでやっていただくのが一番いいのでないかなというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。何かご異存ありますでしょうか。ちょっとうまくないですか、まとめは。 |
○ |
高橋コ雄委員 任意協議会では、その問題は今の段階ではタッチは次期の南部の議会のほうに、どっちにするかということについては一任をするという解釈をとってよろしいでしょうか。 |
○ |
富塚陽一会長 どうぞ議会のほうで十分ご議論いただきたいと。 |
○ |
高橋コ雄委員 首長さん方はそれで納得するから、説明会はどっちかというと執行部で…。 |
○ |
富塚陽一会長 首長さんの場合は、私大変僭越な言い方ですけれども、編入の場合は例えば鶴岡の市長は長生きするけれども、あと他はそこで消滅みたいになってしまうものですから、そこは割とはっきりしてますけれども、私は本来どうであれ、私の政治姿勢としては、仮に編入であってもやっぱりやめるのが当然だろうなと、その際新しい地域の住民の皆さんから選挙してもらうのが当然でないかというふうに思ってます、ということをここで表明させていただいております。それも議会から怒られるかもしれないけども、私の政治姿勢はそういうことで、だから他の首長さんと全く同じです。どっちになっても同じような身分取扱いになるだろうというふうに思っていますので、議会の方は議会で十分ご議論いただいたらどうだろうと。私自身がもしも来年落選すれば別だけれども、続いているとすれば、立候補するかしないかもまだ決めていませんけれども、続いていたとしたときも、17年3月には辞めるのが当然なのでないかというふうに思ってます、ということを申し上げているわけです。編入であれ新設であれ、他の首長さんと全く同じだというふうに思っています。 |
○ |
大滝助太郎委員 今の合併の形態のことですけども、私どもも当初この話が出たときにやはり新設合併という言葉をお聞きしまして、そういう方向でというふうに承っております。ただ今、編入と新設というのはそんなに差がないというふうなお話あったんですけれども、新設合併というふうなことで今日まで来られた、それで、あまり差がないとすればむしろ私は方向としては新設という中で、できる範囲での意見を入れていくと、どっちでもいいということになると私どもがこれまでいろいろ説明されたことと違ったということにもなりかねないので、きちんとした軸足をおいてその範囲で柔軟な対応をしていただくということからいっても、やはり当初出発された新設というふうなことを基本にして、その中で皆さんの合意できる範囲でやっていくというふうにしていただいたほうが、混乱というふうな言葉は当てはまらないかもしれませんけども、当初の出発をやはり基本にしてその中で柔軟に対応していただくというふうにしていただいたほうが、私自身としてはよろしいかというふう思いますのでその点よろしくお願いいたします。 |
○ |
富塚陽一会長 内容的にはあまり変わってないように思いますが、確実に可能かどうかは別として、業務の全部を例えば中心市に集中するということでない方式を考えられないだろうかとか、それぞれの地域の特性を活かした地域づくりを展開していくことを、この際合併特例債とかいろいろな財政措置を利用してやれないだろうかとか、そういう意味では実態的には新しいまちづくりになるようなそういう課題の認識は持っていたし、今までも皆さんと一緒に持っていたのではないかという意味で方針は変わらないと思っていますが、何度もくどく言いますけれども、身分的な取扱い等については、はっきりこの場合はこういう取扱いをするという法律だか政令があるものですから、それをどっち選ぶかというだけの話で、中身の方法はどっちでも全く吸収だとか全てそういうふうになるということでない、今まで大滝議長さんがおっしゃるような認識でずっと来たということでは私は変わりないと思っていますので。こういう答弁するのも私も少し僭越な気がしてきましたが、でも流れとしてはそういう方向でサテライト方式はどうだろうとか言ってきたのはそういう線だと思っています。 |
○ |
本城昭一委員 先ほど私も、新設であろうが編入であろうがこだわらないと申し上げたわけでありますが、議会としては、編入か新設かということでこの合併の形態とかそういう方向についての検討をしたことがないのです、鶴岡市の場合は。これ遅れているのかもしれません。ですから、今議会の代表として出ているわけでありませんが、議会に席を置くという立場からここで新設か編入かという形態をこの段階で決められると私は困る。説明の仕様がなくなるわけであります。ただ、一つ申し上げたいのは私の後援会の集まり等、夏も含めていろいろやっているわけですが、その中で会員の中から大いに出てくる言葉は、なぜ鶴岡は合併しなければならないのかと、そういう質問であります。10万5百人の市民でありますし、借金は大してありますけれども、これから今まで曖昧であった受益と負担をはっきりさせていって、財政の再建をしながら鶴岡だけでやっていけるんじゃないかという意見がかなりあるのです。これは市民の大半の気持じゃないかなと思うんですが、しかしそれに対して我々は今、広域行政なども含めて一緒にやってる地域の町村と、国の合併に対してのいろんな有利な推進策を活用しながら、鶴岡も皆さんと一緒になってこの地域の豊かなまちづくりに範囲を広げて、一つの自治体としてそういうまちづくり、地域づくりをしようじゃないかと、そういう取り組みをしているんですと。鶴岡が頑張れば借金を少しずつ返していけるのでないかと、そういう次元のものではなくて、そういう制度を活用しながら地域の活力を高めていこうと、そういう取り組みをしているんですという説明をしているものですから、今の段階で編入か、あるいは新設かという議論を市民の中に持ち込むことは我々はできないというふうに思います。したがって、先ほど言いましたように、法定協議会が立ち上がってからそこに参加した議会の人たちで、その問題については最もいい方法はどういうふうにすべきかという議論をすべきではないかなというふうに申し上げたのでありまして、今法定が立ち上がる前に編入か新設かという結論を出して持ち帰るということは、鶴岡の議会としてはできないということは申し上げておきたいと思います。 |
○ |
佐藤正明委員 さっき舌足らずだったようですけれども、実は任意協を立ち上げている村上岩船圏域の公開任意協を傍聴させていただきました。3時間のうち、1時間半くらいこれからの議員の身分、そして選挙のあり方というのに随分時間を費やして議論していたわけですし、当然首長の方々からは意見はなかったわけですけれども、先ほど申し上げたように識見の選出の委員からは相当の意見が出ました。しかし、いくら意見が出ても最終的に決定するのはやはりそれぞれの議会であり、そして議員自ら決めるべきだろうというような方向だったようです。これは私も傍聴させていただいて、間違いなくそういう方向だろうなというふうに思っています。この会も間違いなくこれから法定協に入った際にはそのことが随分議論になると思います。いくら議論してもやっぱり最終的に決めるのはそれぞれの議会であり、議員だと思っていますので、私はこういう表現でいいのではないかなと思っています。ここで、そのことを方向付けますとなかなか議員の身分について、まだまだ議論の余地があるわけですけども、ここで今こういう提案をされた中でのくくり方というものには固執する必要はないのではないかと思って、先ほど意見を述べさせていただきました。大変重要な今日の先ほど来の意見だと思っています。ただ吸収とか、あるいは対等とかという議論というのは、これまで研究会からずっとやってきたわけですが今日初めてで、法定協の入口の中でというよりも、先ほど三川の町長さんからも言われたわけですけれども、私も議会では言ってますし、自分の気持ちの中でも当然対等で皆さんが合併に取り組むものだということで認識していますので、そのことに関してはあえてここではっきりするということは、議員の身分ということを考えると、私は難しいことかなというふうに改めて思いましたので発言させていただきます。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございました。その他に何かありませんでしょうか。 |
○ |
佐藤京一委員 事務局の規程についてですけれども、その中の9条、助役会議というのがあるのですけれども、「調整が困難な事項等について調整をするため」と、このような文言があるわけですが、この文言は必要なのかどうかと。いわゆる調整することが困難でなければ、助役会議は開かれないとこういうことになるわけです。ですから、調整が困難な事項がなかったと、このようなことになると、助役会議は9条で必要ないとこういうことになるわけですから、ここはやはり今、対等か吸収かとこのようなことと大いにつながる課題であろうと思っておりますので、この助役会議をもう少し重要視をしていったらどうなのかなと、そんなふうに思います。 |
○ |
富塚陽一会長 それはこれから、調整すべきことがないなんてことは、本当にそんな幸せなことはないと思います。山ほど出てくると思います。ものすごく出てくると思います。調整項目が既に3,000とか4,000とかと言われてますくらい、ものすごくありますので。 |
○ |
佐藤京一委員 困難なということ書いてあるものですから。調整が困難な事項について調整をするためと。 |
○ |
富塚陽一会長 その辺の表現をやわらかくすることはいいと思います。 |
○ |
佐藤京一委員 そうしないと調整が困難な問題がないとなれば集まらないと。 |
○ |
佐藤京一委員 ですから、この会議が先ほど申し上げたように対等なのか吸収なのかと、この辺にも大いにつながってくる問題があろうとこのように思います。 |
○ |
富塚陽一会長 その辺は今後の運営によりまして、別に軽視しているわけでありませんので、事務局が非常にまじめなものだから、会議をいっぱい作るとその会議を終わらないうちに次に進められないなんてことになるもので、もっと忙しく弾力的に本当に機敏に対応しなければならないこともありますので、いつもそれぞれ助役さんの指導を受けてやっているのが通常ですし、表現の問題ですけれども常設機関とすると、まず助役会議があって今度幹事会やって、それから何だと屋上屋を重ねると手間ひまかかるので、助役さんは町村長さんの身近な補佐役ですから、困ったときに相談に行く立場でもありますしという気持ちですが、これは少し和らげることはできます。 |
○ |
佐藤京一委員 ひとつぜひ重要視をしてほしいとそんなふうに思います。 |
○ |
富塚陽一会長 そしてもう一つ重要なのは開発計画でも作るのならば、企画とか総務課長でいいのだけども、合併ですから受付の果てまでみんな気持ちが一致しなければならないわけです。だから、主管課決めてると、あとあの人らがやっているんだから私らは知らないとなる恐れがありますので、それぞれのパートに責任を負わせて、それぞれの人が自分の問題だというふうによく認識されるようにしないと、あと幹事会の言うことを聞けばいいのだというふうになると、なかなか隅々まで浸透しないので、できる限り責任は分散させてしっかりやらせなければならないと。その統括をどうするかというと一様でないと思いますので、その意味では助役さんの仕事はものすごく重要になってくるだろうと思います。 |
○ |
阿部昇司委員 今の新設、あるいは編入のことについてですけども、今までずっと各市町村の進め方あるいは進み方、考え方は各々スピードが違ってきたり、また様々な条件があったりということで違っているのはこれは当然かなと思いますし、またここに来てやはり、皆さんのお話を聞けばそうなのかなというふうに思いますけれども、今まで当初から今回の地域づくり、まちづくりを皆でということは、これは一致しているところだと思いますし、そのことを中心に物事を展開するべきだというふうにこれからも思います。その中で藤島町も今まではそういったところにおいて新設とかというふうなこと出てきたときには、大きな気持ちで鶴岡市を初めやっぱりそういう気持ちでいるんだと、新設で基本的には進んでおるし、これからも進むべきなのかなと。ただ、具体的にはまだそこまできっちりは整理できていないということで話してきました。これからもやはりそういったところの軸足において決定はここでどうしてもできないというのであれば、私はやぶさかでありませんので、先ほど大事な議会であることを尊重するということでしたので、それはそれとしていいと思いますので、これから進める中でも各市町村長の方々あるいは議長さん方言われましたように、心とか基本的にということを堂々と出していって、やはりできるだけ地域の方々に少しでも不安を除くと、これから前向きに物事を展開するという意味でも、きちんとその辺は決めるわけいかないとするならば、口頭でも言うべきなのかなと思います。この点は藤島としてはそういうふうに進めていきたいと考えておりますけれども、会長さんはどのように考えますでしょうか。これからの進め方ですけれども、いろんな市町村議会、あるいはこれからの集まり、会議等で出てくる問題だと思います。絶対この問題は出てくるのかなというふうに考えますので、なかなかそこで明確に答えられないというのも、責任者としての立場からすればおかしいなというふうに思いますので、その辺のところをここにおる方々だけでも、意思確認だけはきちんとするべきなのかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 |
○ |
富塚陽一会長 ちゃんとしたお答えにならないかもしれませんけれども、各町村長さんのお立場からすれば、心の新設というか心の対等でしたか、そういうお気持ちで臨まれるのは当然だと思います。町長さんとして当然のことだと思いますし、それはそれでありうると思いますが、私の思っていることは、できる限り各町村の特性を活かして一点集中でない方式を既に提案しているつもりでいますし、それをめぐってやっていくのに量的なことは平等になるかならないかもよくわからないという意味で少し曖昧な表現をしていますが、気持ちとしては全く地域一体になって良くしていこうというつもりでありますので、結果を見れば平等だの何だのと言ったけれどもたいしたことなかったというふうに私はなると思っておりますし、真剣に立ち向かっていくという姿勢でいきたいと思います。具体的に制度上の新設とか吸収とかいうのは、それは議会の議論にお任せして、ひたすら各地域の特性を活かしてきちんと全体としてうまくまとまっていくように。特に今、私はこの間も少し言い過ぎたかなと思いますが、従来の市町村計画はだめだと思います。非常に欠陥だらけだと思います。あれは公共施設の整備計画と公共施策の財政計画で、本格的な地域振興計画は作られていないと思います。ですからこの際、早く現地調査などをして課題の提起もしていただいて、その課題を中心として本当の意味の振興計画の課題を整理して、それを軸にしてやっていくという点を欠かしてはいけないと思います。それにご賛同いただけたら早めに取り組んだほうがいいのでないかなと。そうしているうちにそれぞれの特性を活かした、なるほどこれなら将来にも町民の皆さんにも希望を与えて掲げられるなというようなテーマを出していく。もう一度繰り返せば、今までの自治省の指導による振興計画は財政計画なのです、財政の配分計画。しかし、本当の振興計画というのは羽黒さんでいえば、こういうテーマを中心としてまちづくりを進めるのに重点を置いたらいいのでないかという課題中心の開発計画、振興計画作りはしていないのです。その点はお互いに力を合わせれば、ここの部分は俺、ここの部分は俺が担当するという、より課題を明確に整理しやすいわけですので、これからは戦略的な課題を柱にして、まちづくりをするということを進めないと、このまま行くと財政計画のまま、より最善の方法だと言いながら、文章だけの計画で終わってしまうという気がして、その辺私はちょっとあせるというか、この今の時代の地域づくりをする政策担当者として責任も感じて、そういうことを痛感していますので、結果的に妙なことにならないように最善、努力はするつもりであります。そこは、阿部さんの要求にちゃんと答えているかどうかわかりませんが、それぞれ頑張っていけばいいのではないかと思うけれども、それでもだめですか。まずとにかく、より良く皆のためにということで、この総務省のマニュアルを見ると大都市圏の合併だから施設は統合整理の方向が極めてはっきりしている。11ページに法律による建設計画というのは、公共的施設の統合整備に関する事項とはっきり書いてあります。それなりに非常に財政的な裏づけの話が極端に出ている感じがしますので、そればかりでないだろうというふうに私は思います。何回も議論していただいていいのですので、何かありましたらどうぞ。
規約は大体こんなことでいいですか。朝日の村長さんいいですか。三川の町長さんもいいですか。議長さん方どうでしょう。羽黒さんも櫛引さんもいいですか。 |
○ |
佐藤克巳櫛引町助役(阿部千昭委員代理) 細かいことなんですけれども、事務局規程の関係でこれは参考資料というふうなことで出ているわけですけれども、これどうしたらいいかというのは、私対案があるわけでないのですけども、鶴岡の助役さんが事務局長で委員というふうなことで、やりづらいところがないのかなというふうなことを感じましたので、事務局の規程を検討するときに、そのことも少し検討なさったらどうでしょうかなというふうに思いました。 |
○ |
富塚陽一会長 助役会議の位置付けの関係があると思うのです。助役会議を事務局の中に入れないと格好が悪いような気がするので、そこでつなぎ役というのが要るかなということで、とにかく頑張ってもらわなければならない役割なものですから、大いに頑張ってもらうかなと思っておりましたんですけれども、あまり形にとらわれるとそっちのほうにどうしても事務局がまじめなものですから縛られていく傾向がありますけれども、とにかくしなければならないことはやらねばならないというのでやってもらうしかないかなと思ってましたけれど、パイプ役としてそれをさせるかなと思っての提案でございます。
羽黒さんもいいですか、このようなことで。藤島の町長さん、議長さん規約はどうですか。規約以前の問題がまだあるような気もしますが、それはまたゆっくり。法定協に入って議論できないわけでありませんので、どうぞそれは議論していただいて。結局、何やるかということがはっきり固まっていきしだい、はっきりしてくるのでないかと思います。あとは余目の町長さん、議長さん、まずお考えはこんなものでしょうか。立川の町長さんも議長さんも大体規約はこんなものでしょうか。 |
○ |
清野義勝委員 基本的な考え方で新設か編入かという話、今日大分話しになったわけですが、私どもはもっとその前の、どっちの協議会に参加すれば良いのか、その方が頭が痛いところなんです。それがあるものですから、なかなか意見も出せないということで大変困っている状況にございます。北部にも参加して、両方に参加しているのは私どもと余目町さんも同じなわけでありますが、今9月議会、10日から始まりますけれども、ギリギリの選択が迫られている、その中で私のほうも16日に議員協議会を行っておりまして、議会の皆さんからもいろいろご意見を頂だいして、そこで結論を出せるような状況にはまだないというのが正直なところであります。この10日ギリギリの期限には出せる状況にないということなものですから、そんなにいつまでも両方に入って両方に迷惑をかけているということにもならないのでないかというようなことで、今余目町さんとも話をしているところなんですが、ただこのことについては、私ども議長さんと首長とだけで結論出せるものではないと、また議員協議会を追って開く予定であります。3日の日にやろうと思っていますが、そのときの状況、また議会の皆さんの意見を聞きながら最終的に判断していかなければいけないと、そういうような状況に今立たせられているものですから、何とか合併しないで単独で生きるというその力もないわけでありますので、いい方法がないかというところを今模索している状況でございます。大変厳しい内容の話で恐縮なんですが、今少し時間がかかりそうということであります。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございました。どのような結論を出されても私は立派なご見識だと思いますし、立派なことだと思います。ただあと、ここで任意協のレベルではありますけれども、12月頃までにもお申し出あれば、どうぞということで合意されていると思いますので、どうぞそこは十分ご議論をいただいていいのでないかと。ただ何回もくどく言いますけれども、少しずつ地域づくりの先行的な作業をしないと間に合わないかなという気があるので、立ち上がったところで調査を始めたり、いろんな課題の整理を始めたりする関係上、雪の降らないうちに少し現地調査をしたいというところも正直なところあって、一緒にやろうというところで、最初から取り組んでみたらどうだという気持ちもありますので、迷惑がかかっているとは私は思っていませんので、そのかわり9月10日を一つの期限にして議案は調整させていただきたいと思いますので、その点はぜひお含みいただきたいと思います。
なければ大体規約はこんなところで、あとは三川の町長さんから事務局の助役の話ありましたし、その辺はまた事務方で検討させて、専門部会とか幹事会の中身も入ってませんし、専門部会の柱もまだ立ってませんので、それは別に議案でもありませんので、ただ議会でいろいろご答弁なさるのにあまりぐらぐらした資料ではうまくないので、急いで取りまとめさせるようにしますけれども、それでよければそんなところで進めさせていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。 |
(「はい。」という声あり)
○ |
富塚陽一会長 それでは、9月10日までご参加いただけるかどうかを確かめさせていただいて、9月11日に任意協として最終的に法定協の立ち上げについて、こんな議案を出すよというご決定をいただきたいと思いますが、その前にもう1回くらいしなければならないのでないかというご意向があれば、まだ議論が足りないと、11日の前に少し言い残したこともあるし、自由討論しようかということであれば、時間はちょっと夜分になるかもしれませんけれども、ご希望があればお申し出いただければと思いますが。 |
○ |
佐藤正明委員 編入か対等かということについても議員の身分ということにこだわってあるわけです。したがってそのことをそれぞれの議会なり、あるいは事務局でもいいわけですけど、いろんな具体例を挙げながら、やっぱりそこをはっきりしないと何か今日消化不良のようなところがあるわけですから、そのことについてもう少し各市町村で研究、検討をする必要があるのではないかなというような感じがちょっとしました。 |
○ |
富塚陽一会長 10日までうちのほうでできますか、本城議長、議論されますか。 |
○ |
本城昭一委員 今、温海の町長さんが言われた点については、日程的には鶴岡はちょっと容易でないなと。ただ、先ほど申し上げましたように、鶴岡市議会で議論が始まるのは、法定協に参加するかどうかの議決をしてからということに私はなると思います。この間の検討委員会でも、今のこの任意協というのは法定協立ち上げのための準備でありますので、そこで結論を出してそのことについて議会で検討するということはありえないと、こういうことになっておりますので、そんなことで10日というのは無理だなというふうに思います。 |
○ |
富塚陽一会長 確かに決まっていないと気分はすきっとしないかもしれませんが、そんな状況ですのでまず中身の議論を中心として走り出すということで、と思いますが。
それでもしご希望あればまた、事務局を通して言っていただいてもいいんですけれども、概ねそうしますと9月11日に次回ということでよろしゅうございますか。それともその前に1回くらい…。 |
○ |
阿部昇司委員 9月議会を控えて大変お忙しいし、もう日程も決まっておるということだったり、会議も開けないということも十分わかりますけれども、私は開いたほうがいいという結論です、もう1回くらいは。事情もあると思いますけれども、何とかそこでまた開かせていただいて、お話をする機会があればというふうに私は思います。 |
○ |
富塚陽一会長 事務局、11日までの間にこういう形で議論することは何ありますか。事務局規程ですか。 |
○ |
芳賀 肇事務局長 あと、予算関係が出てきます。次回は予算案の審議をお願いしたいというふうに考えておりました。 |
○ |
富塚陽一会長 それはいつまでまとまりますか、議案。 |
○ |
芳賀 肇事務局長 構成団体によりまして予算も変わってきますので、10日の日に最終予算案を作って、11日にお諮りしたいというふうに考えていました。 |
○ |
富塚陽一会長 そうしましたら、こういう形で事務局が作成して、委員の皆さんに討議、決定していただく議案は、事務局規程と予算だそうです。それは、ちょっと時間かかるのかもしれませんが、仮にそれ抜きにして自由な討論でもいいですか。予算とか事務局規程なんてそんな難しい議論があるわけないし、11日の会議でご審議いただくことで足りるということが願意として認めていただければ、テーマなしの自由な討論をさせていただくというのをセットさせてもらうというご提案ですが、いかがでしょうか、皆さん。あるいは忙しい人はやむを得ない場合もあるかもしれませんけれども、ご異存なければその方向で担当のほうに日程の調整をさせていただいて、なかなかうまくいかないときはまたご相談申し上げますが。ご希望もありましたので、事務局から議長さん町村長さんの日程調整をさせていただいて、可能であればやるという方向で検討させていただきます。最終的には9月11日にやっていただくと。 |
○ |
佐藤京一委員 方向性とかいろんな重要な問題については、やはり協議をしなければならないけれども、予算等については事務方にお任せして集まらなくてもいいのでないかなと、私はそう思いますけれども。 |
○ |
富塚陽一会長 わかりました。集まるというのは11日に最終確認をしていただくときに、事務局規程と予算を出すということにして、藤島の阿部さんが言うのはその議案でなくてもうちょっとフリーな討議が足らないのではないかという願意だと思いますので、それは可能であればということでございます。 |
○ |
佐藤京一委員 わかりました。なお今日の編入合併か新設合併かというのは、会長さんが十分なる答弁をしたようですから、重要事項として会議録にきちっと載せておくことが、将来の大事な要素になるのでないかなとそんなふうに思いますから、単なる会議録にしないようにして、お願いしたいと思います。 |
○ |
富塚陽一会長 議事録ちゃんと作っておいてください。そして議事録の概要を作ってください。これはこれで作って、その概要をまとめて読みやすいようにしてください。その意味で議事録を大変重視していきたいと思っていますので。 |
4 その他
○ |
富塚陽一会長 では、大体1時間半ほど時間たちましたので他に何かありましたら。事務局は何かありますか。 |
5 閉 会(午前11時36分)
○ |
富塚陽一会長 何だかちょっと一方的に、よく聴こえないこともあるものですから大変失礼をしておりますが、音響が悪いですね。聴こえないですか。それでは、大変不行き届きな点もあったかと思いますが、今日はこれで終了させていただきます。また日程を調整し次第お集まりいただいて、最終的には9月10日までにご参加いただけるかどうかのご確認をさせていただいて、議会に提案する議案の調整に進めさせていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 |
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