第5回庄内南部地区合併検討協議会 会議録
○日 時 平成14年9月11日(水)午後5時57分〜
○場 所 グランドエル・サン ローズルーム
○次 第
1 開 会
2 あいさつ
3 協 議
(1) 法定協議会への参加について
(2) 法定協議会の設置に係る議案・規約等について
4 そ の 他
5 閉 会
○出 席 者
所属・役職名 | 氏 名 | 備 考 |
鶴岡市長 | 富 塚 陽 一 | 会 長 |
立川町長 | 清 野 義 勝 | |
余目町長 | 原 田 眞 樹 | |
藤島町長 | 阿 部 昇 司 | |
羽黒町長 | 中 村 博 信 | |
櫛引町長 | 阿 部 千 昭 | |
三川町長 | 佐 藤 京 一 | 副会長 |
朝日村長 | 佐 藤 征 勝 | |
温海町長 | 佐 藤 正 明 | |
鶴岡市議会議長 | 本 城 昭 一 | 副会長 |
立川町議会議長 | 長 南 久 良 | |
余目町議会議長 | 佐 藤 貞 男 | |
藤島町議会議長 | 高 橋 コ 雄 | |
羽黒町議会議長 | 今 井 勇 雄 | |
櫛引町議会議長 | 遠 藤 純 夫 | 副会長 |
三川町議会議長 | 大 滝 助太郎 | |
朝日村議会議長 | 小野寺 賢 治 | |
温海町議会議長 | 本 間 毅 | |
1 開 会(午後5時57分)
○ |
芳賀 肇事務局長 委員の皆様には大変ご多忙のところお集まりいただきましてありがとうございました。
ただ今から第5回庄内南部地区合併検討協議会を開催させていただきます。それでは早速ではございますが、あいさつも含めまして進行のほうを議長であります富塚会長よりお願いいたします。 |
2 あいさつ
○ |
富塚陽一会長 ただ今司会から申し上げましたとおり、皆さま方には定例議会の最中かと拝察申し上げますが、そのような大変お忙しいところ、また時間外の時間でありますけれども、わざわざお越しいただきまして誠にありがとうございます。
考えてみますと、大変忙しい日程を次々にこなしていただいてまいったわけでありまして恐縮をいたしておりますが、これまでご同意をいただいておりましたように、本日法定協議会に向けて、それに賛成していただける町村長さんから議会にご提案いただく議案の取りまとめの都合もありますので、今日ご意向をおもらしいただき、その他いろいろこれからその後のことについて申し上げることもございますので、あと随時ご意見ご質問などいただいて大体1時間くらいかなとも思いますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。大変ご多忙のところありがとうございました。 |
3 協 議
○ |
富塚陽一会長 それでは、いろいろ回を重ねてまいりましたけれども、お手元に議事録をお配りいたしましたので、今日ここでご審議いただく時間もないと思いますが、後ほどお持ち帰りいただいたところで、発言等間違っているところがありましたら、これからもずっと大事な記録になると思いますので、ご注意をいただいて事務局に訂正をさせるようにいたしますが、とりあえず今日第3回、第4回の議事録をお配りいたしておりますので、どうぞお持ち帰りの上ご検討くださいますようにお願いをいたします。 |
(1)法定協議会への参加について
○ |
富塚陽一会長 そこで協議の次第にしたがいまして、お話を進めさせていただきたいと思いますが、申し合わせをしてまいりましたことにしたがい、本日各市町村から法定協議会への参加のご意向について、その他それに関連して何かあればご発言をお願いを申し上げたいと思いますが、いかがしましょうか。随時にしましょうか、順次ということにしましょうか。順次ということでよろしいでしょうか。
よそ様からでなく私のほうからは、議会と正式に協議しているわけでありませんけれども、私ども鶴岡市の執行当局としましては、今日お集まりの皆さま方の中でご賛同いただく団体がございましたら、当然それに参画させていただくということで議会に諮りたいと思います。鶴岡市はそういう方針で前から来ましたけれども、ここで改めて申し上げさせていただきます。
それでは、どうぞ。 |
○ |
佐藤正明委員 温海町です。これまでの4回の任意協の経過をそれぞれ議会の特別委員会のほうに報告し、そしてこれを機会に新たなまちづくり、地域づくりをやるというようなことで説明をさせていただき、そして鶴岡を中心としてこの南庄内のブロックの中でいい地域をつくるということを申し上げながら、ご理解をしていただきながら、この協議会に加盟をしたいと思っております。 |
○ |
佐藤征勝委員 朝日村でございます。私の村におきましてもこの庄内南部地区の合併協議会、いわゆる法定協議会に参加をするということで議会のほうにも説明を申し上げておりますので、今定例会に提案して法定協議会のほうに一緒に新しい市に向けた協議、検討をさせていただきたいというふうに思う次第でございます。 |
○ |
佐藤京一委員 三川町ですが、新設合併であるという考えの基に法定協議会に参加をさせていただきたいと、このように思っております。 |
○ |
阿部千昭委員 櫛引町でございます。庄内南の枠組みで参加をするということを議会のほうにもお話をしまして、今日一般質問でお二人の議員の方からそのことの質問もございまして、9月定例議会に庄内南の枠組みで提案をすると、今日もそのように表明をするということでお話をしたところであります。そのようにして参加をさせていただきたいというふうに思います。 |
○ |
中村博信委員 歴史的な瞬間でドキドキしておりますが、これまで南部地区の合併検討協議会で検討してまいりました。それで法定協議会へ参加をして町民とともに、また参加する市町村と一緒に新しい地域づくりに取り組んでまいりたいと思います。そんなことで参加をさせていただきたいというふうに思いますし、議決に向けて議会とも努力をしてまいりたいと思っております。 |
○ |
阿部昇司委員 藤島町です。この9月1日から昨日10日まで、全町内会に法定協議会へ参加ということでご理解をいただくということで説明会をさせていただきました。議会のほうにも法定協議会へ参加ということで話をさせていただいております。ですので藤島町は新設合併を前提にし、そして法定協議会に参加させていただくということで9月議会に提案をしてまいりたいと考えております。 |
○ |
原田眞樹委員 余目町です。昨日全員協議会を開いていただきまして、議会には説明をいたしました。本町としては9月9日から各駐在員、いわゆる各集落の代表の方々に集まっていただきまして説明をいたしまして、そして各集落への住民への説明会も一昨日から開始しております。その中で9月議会での法定協への議案を上程することはできない状況であるということでありまして、残念ではありますがまずは南部への法定協参加は見送りをさせていただきたいと思っております。
なお、今後遅れて参加する場合もあろうかと思いますので、その際は快くなるべくハンディキャップを負わせないという形で、お仲間に入れていただければありがたいと思います。これからは同じ庄内の仲間として仲良くお願い申し上げたいと思います。大変お世話になりました。
|
○ |
清野義勝委員 立川町です。私のほうも余目町さんと同じ意見でありまして、議会とも何度ともなく協議をしてまいりましたが、庄内南部また庄内北部両方に入っていながら、いまだ結論に達していないということで、どうしても9月議会に提案する状況にはございません。したがって、当初の参加を見送らざるを得ないということで判断をしております。今後ともよろしくお願いをしたいと思います。いろいろ面倒を見ていただくことになることがあると思いますが、その時はよろしくお願いをしたいと思います。いろいろありがとうございました。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございました。今日ご出席の各町村からご方針を伺いまして誠にそれぞれに立派なご見識でのご判断、ご決定と思って心から敬意と感謝を申し上げます。
そういう方向でそれでは議案の作成をさせて、今のご発言に基づいた議案をお配りしてください。本当にありがとうございます。
(議案等配付) |
○ |
富塚陽一会長 なおちょっと余分な話をするかもしれませんが、三川の町長さんと藤島の町長さん、新設を前提にしてというのは町長さんのご方針としてはごもっともでありまして、それに何も異存はありませんが、議会でその具体的な議論をするということにはご異存ないものと考えてよろしゅうございますか。新設か編入かということの取扱いは議会が議会で協議するということを願意にして今のご発言はそのようなことで受け止めさせていただいてよろしいでしょうか。議会の身分の話は議員さんで…。 |
○ |
佐藤京一委員 「前提」としてとは言わなかった…。 |
○ |
富塚陽一会長 町長さんの方針はいいんだけれども、議会は議会でもそれで縛るというわけでないでしょう。議会は議会で独自に検討していただくということを願意にしてよろしゅうございますね、それは。
そういうことを確認させていただいて、ありがとうございました。
それから、これからも余目の町長さん、立川の町長さんおっしゃっておられましたけども、今日は議案には構成団体にのってませんけども、引き続きここでご審議に参加していただいて、これからのこともあるかもしれないから、ここで退くなんて言わないでいただきたいし、法定協までにまだこのメンバーでまた少し討議しなければならないことがあるような気がしますので、その際もお誘いさせていただくかもしれませんし、その際はどうか。いつでも入っていただいてけっこうだと、皆さんそれにはご異存ないようでありますので、そのようなことでよろしくお願いいたします。
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(2)法定協議会の設置に係る議案・規約等について
○ |
富塚陽一会長 そこで2番目の議案と規約につきまして、議会にお諮りをするような形になると思いますが、今日ここでご覧いただいて早速にも明日、公文書をつけて各町村に送付させていただきますので、どうぞご審査をお願いいたします。 |
○ |
芳賀 肇事務局長 それでは、私のほうから若干説明させていただきます。
初めに設置議案並びに規約につきましては、第3回におきまして内容につきましてご了承いただいておりますので、内容は省略させていただきます。なお、(仮称)と(案)を削り、市町村名を入れております。また規約の施行日でございますが、10月10日設置としてはいかがと思いますが、ご協議いただければと存じます。私のほうからは以上でございます。
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○ |
富塚陽一会長 今日改めて、この原案につきましては詳細ご検討いただいてきたと思いますが、10日という日、何か日程入れなければならないそうなんです、提案するのに。それで入れていいのかなということだけ、ちょっと気になりますのですが、あるいは明日までちょっと模様見てくださいと言われれば別だけれども、10日でよろしければ10日ということを今日決めさていただくと、各町村に送る議案は固まるわけですので、ぜひここだけ決めていただきたいのですけれども。10日と書いてあるのは何ページですか。 |
○ |
芳賀 肇事務局長 4ページの最後でございます。 |
○ |
富塚陽一会長 附則に書いてあるそうです。いいですか。 |
○ |
佐藤正明委員 この議案の中で「朝日村及び温海町」というのは多分、東西田川を想定してのあれなんでしょうけど、いろんな考えの方々もいると思いますので、「及び」を取っていただきたいと思いますが、事務局からお聞きしたいと思います。 |
○ |
佐藤正明委員 この字を入れることによっていろんな考え方される住民もいると思いますので、お願いします。 |
○ |
芳賀 肇事務局長 どうも失礼いたしました。わかりました。 |
○ |
富塚陽一会長 取ってください。今みたいなのは大事ですので、どうぞ何でも。
それでは、とりあえずこれはこれで決定させていただいてよろしゅうございますでし
ょうか。
(「はい」という声あり)
|
○ |
富塚陽一会長 それでは決定させていただきます。ありがとうございました。
早速明日、今日お配りしたので届けたことにならないから、早朝きちんとお届けしてください。
さてそこで、きっと我々鶴岡もそうですけれども、議案を出すにつきまして一体これからどういう予算を組んでどういう事業をするのかということを直ちに説明をしなければならないと思います。それで事業計画、予算等については極力、遅くとも明後日の朝までには届くように、概案ですので鶴岡からこんなものが流れてきたけどもというような軽い意味で取り扱っていただいてもいいわけですので、何もないと説明できないと思いますし、正式には法定協を立ち上げてから決めるものだと思いますが、大体の考え方はこんなことでやったらいいのでないかと、私はちょっと意見が違うけどとおっしゃっていただいてもいいですので、とりあえず話題の手がかりになるような案をお届けするようにいたしますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
それで予算ですけれども、うちもまだ議会と相談していませんが今の時点で予算を組むというのは大変なものですから、全く暫定予算を組ませていただくということで県からいただく500万円と鶴岡で500万円で、それでまず走り出して各町村からは12月の補正のときに少し協議していただいていい線を決めていただいて、12月の段階で負担金をいただくようなかっこうで、当面は鶴岡と県からもらった500万円ずつで、暫定予算として泳いでいくかというふうに思いますので、9月定例会で各町村から法定協を前提にした予算を計上してもらわなくてもいいようにしたらいいのでないかと思ってましたので、それまでに事務方によく検討させて12月に必要な負担金を負担していただくというようにして、ですから年度予算は12月定例会の予算の段階で決めるということにさせていただきたいと。今日から明日まで全体の予算を組めと言われても事業計画も決まっていないものですから、かっちりした年度予算は組めないので、全く暫定予算を当面組ませていただくということですのでよろしくお願いをいたします。ですので、歳入はうちのほう500万円と県からの500万円で1,000万円というふうに思いますので、そこをひとつ申し上げさせていただきたいと思います。今の予算はいいでしょうか、準備されているところがあれば別だけれども。してないでしょう、今日決めたわけですし、ですからうちのほうはうちなりにやっていきますので、それはそれでよろしいでしょうか。
(「はい」という声あり)
|
○ |
富塚陽一会長 次に、10日を前提にして今度委員さんを決めなければならないわけですので、その委員さんはそれぞれの団体にお決めいただいてご推薦願いたいというふうに思います。ただその場合皆さんと協議申し上げなければならないのですが、住民代表の方をどういう感じで選べばいいかなということを、少し話し合いしたほうがいいのでないかなという気もしたのですが、勝手にどうでもいいので各町村長さんに任せるとなればそれでいいのかもしれませんが、大体どのような感じの方を選んだらいいかということの、標準になる考え方をお互いに協議したほうがいいのではないかとも思いますが、その辺いかがでしょうか。協議したほうがいいということであれば、それぞれ町村長さんにご相談させて、事務方に検討させて、法定協を立ち上げる前に1回か2回こういう会議して、すり合わせしたほうがいいかなとも思いますので、どうでしょう。 |
○ |
佐藤正明委員 この場でもいいわけですけれども、やはり幹事会等でそれぞれ検討すべきではないかなと思っています。というのは温海町の場合は鶴岡市、温海町しか海はないわけですので、できればまだこのことは全然議会のほうとも相談はしていないわけですけれども、自分なりにやはり温海は海、山、あと温泉と、大体その辺が中心かなという感じをしておりますので、やはりいろいろ同じような団体というか生業をしている方々が、できるだけ異なったほうが意見が広くいただけるものかなというふうに思っていますので、この辺のところも各首長さんから意見をお聞きしたいところだなと思っておりました。 |
○ |
富塚陽一会長 何か今のご発言に絡んで、ご意見ありますでしょうか。
まず一段階は幹事会で課長方に検討させますか。どんな感じの人を住民代表にしたらいいかなということを、各担当課長に町村長さんと相談して案を作らせてすり合わせをするということを。でもやっぱり議会が終わってからのほうがいいと思います。議会で十分議論をしてその段階で、相当時間的には切羽詰まるかもしれませんけれども、そういうことで運ばせていただいていいでしょうか。
(「はい」という声あり)
|
○ |
富塚陽一会長 お願いしたいことはそんなことと、そしてこの辺もこれからのご相談でいいわけですけれども、法定協になりましたら実質的にご審議いただくためのいろいろな配慮が必要でないかなと思いますので、形式的というと何でも悪いけれどもそういうのでなくて、実質的に相当この問題に対して深く理解をしていただき、また住民にもいろいろお話をしていただけるようにする意味では、発足したときに研修会するところあたりから始めなければないのかなと思ったりして、事業計画を検討するのにその辺から少し砕いて考えさせていただきたいと思ってますが、そしてこの間温海の町長さんおっしゃるように、各町村まわってそれぞれの町村から公聴会みたいなことしていろんな意見を聞いたり、それぞれの町村の実状もわかっているようでわからないと思うから、各町村の状況も皆に納得してもらえるように、各町村からいろいろ細かな説明を受ける機会を作るとか、とにかくいろいろ同じレベルで物を考えられるような、そういう条件作りというか基盤作りを先にさせるような、そういう予算をその1,000万でしようかと思っていますので、委員さんも年に1回とかでなくて月に1回か2回くらい集まるような、頻繁に集まるようなそういうご苦労をかけるかと思いますので、そのことも幹事に言って選考にもそんな配慮をしていただくようにお願いするかなと思っていました。今言ったことに何かご意見ないでしょうか。なるべく住民の皆さんの意見も吸い上げられるような仕組みも考えながら協議するというふうに極力配慮したいと思います。 |
○ |
阿部昇司委員 法定協立ち上げの後の話で大変恐縮なんですけれども、やはり住民の方々、法定協というものの物の考え方進め方、やはり情報の提供をきめ細かくお願いをしたいという強い要望があります。私もこれから先を考えていく場合にはやっぱり情報を住民にきめ細かく説明をし、そして理解していただくということが大変大事だなというふうに考えております。ですので、そういったところも十分に考慮しながら進めていただきたいと考えております。 |
○ |
富塚陽一会長 わかりました。なお情報は私もできる限り提供するようにしたいと思いますので、鶴岡の広報と他の広報と少しパターンが違うんです。うちのほうはなるべく砕くようにしたけれども、結局はボリュームをあまり多くできないものだから、アバウトな基本的なことだけにしてますが、そこら辺幹事会でどういう広報がいいのかよく検討してください。 |
○ |
阿部昇司委員 町の広報とは別個に、例えば法定協だよりとか出していただければと思います。 |
○ |
富塚陽一会長 なるべく私は町村長さんの自主性を尊重したいと思いますので、法定協の意見がそこの町村の広報の唯一になっても悪いかなと思うものだから、町村長なりのお立場での広報の仕方もあるかもしれないので、あまり侵害するのはよくないと思うのだけれど。その辺は材料提供というか、そういうことになるのかもしれませんけれども。藤島の町長さんの阿部さんと書かれると皆ありがたいけれども、法定協というとすぐあけつにやられるかと思って、そこら辺は取扱いは協議させていただいて、できる限り情報は提供するというふうにさせていただきます。全戸配付になるのでしょうか、皆に配付するのですか。 |
○ |
阿部昇司委員 行政報は全戸配付としておりますし、藤島ですとこういった場合は常に全戸配付しております。藤島ですとおよそ3,000世帯です。 |
○ |
富塚陽一会長 10万くらいになりますか、トータルで。人口15万だから5万くらいですね。それはいずれ担当のほうに検討させます。 |
○ |
中村博信委員 先ほどの委員の構成のときに発言すればよかったのですけれども、今男女共同参画社会ということでありますので、鶴岡市の場合議会から女性を出すということは、議員がいなければできないわけでありますが…。 |
○ |
富塚陽一会長 それは議長さんから聞かなければわかりません。 |
○ |
中村博信委員 それで鶴岡市の場合3人ですから1人くらいはと私は思いますけれども、各町村は2人で1人とすると多いなんて言うと語弊がありますけれども、やはり女性を入れたほうがいいというふうに思いますので、どういう方法がいいのか私もわかりませんが、その辺も配慮したほうが良いのでないかなと思いました。 |
○ |
富塚陽一会長 住民代表として鶴岡では女性を考えていいかなと思っていましたが、議会のほうは議会で選出されるものですので、我々はとやかく言われないと思っていますけれども、考え方としては識見のある人の中に女性はぜひと思っています。 |
○ |
中村博信委員 町村の場合1人ずつ出すということになりますと、多いなんていうと語弊がありますけれども、例えば6町村で何人という方法もあるわけです。 |
○ |
富塚陽一会長 それは幹事会でよく決めさせていただいて、人を中心に選べば結果的にそうなる場合もあり得ると思います。今のお話では大体そんなところでよろしゅうございますでしょうか。
手続き上のことばかり申し上げて恐縮でありますけれども、万一議会で通らないということになった場合はないと思いますけども、その際は全議案が無効になるそうですので、そういう状況になることはないですね。わからないと言われると何ともならないわけですけども、その場合は通報していただいて議案を書き換える必要が出てきますので、既に議決したところももう1回議案をかけて議決しなければならないというふうになりますので、そんな状況になりましたらあらかじめ事務局にお申し出いただき、早速そこはそこで議案をかえてまた送付するというふうに、そういうことは万が一にもないと思いますけれども。
それから手続き上のことを申し上げますが、法定協立ち上げまでにこんなことを含めていくつかご相談申し上げたいわけですが、法定協の総会の設立のときに、今日お集まりの皆さま方に発起人になっていただくことにしていかがでしょうか。町村長だけにしますか。やっぱり最初は発起人なければならないです。議会を除いて町村長だけにするか、それともせっかくここにご出席いただいてきた議長さん方も発起人になっていただくと思うんだけども。でも議会から選出される方が今日お集まりの方に限らないという話になってくるとうまくないけども、どうですか。 |
○ |
本城昭一委員 発起人は市町村長さんだけでいいのでないですか、今までの経過から見ても。 |
○ |
富塚陽一会長 そうですか。というお話もありますがどうでしょうか。 |
○ |
富塚陽一会長 まず原則をそういうふうにして、どうしてもいやだというときは仕方ないけども、原則は議長さんも一緒にしていただいて、鶴岡の議長はどうだかわからないけれども、どうします。 |
○ |
富塚陽一会長 今日集まったのは議長さんというわけでなく、議会議員の有識者となっているのです、任意協の場合は。議会の意見を代表としてというのはせつないと思って、議長職にありながら議員の中の有識者として、議会の活動を縛るようなことは申し上げにくいと思っていたのです。 |
○ |
本城昭一委員 議長が発起人に入るのは問題だという言い方ではなくて、この規約を見ると、委員として議長とそれからいろんな有識者とかそういう委員の推薦というような項目があるわけです。ですから議会の議決で立ち上げることに参加をするということに決まった段階では、この規約に基づき議長も委員になるとこういうことになるわけです。ですからその以前に発起人というのはどうもひっかかる、鶴岡の議会が特殊だかどうかわかりませんけれども、これからこれを決めるわけです。そして議長は委員になるとこうなっているわけですので、その前に発起人になることについては私はちょっとひっかかるのですが。皆さんがこの会の性格上議長も入るべきだと、そのほうがスムーズに行くんだと、こういうことであればそのとおりにしたいと思いますが、そこがちょっと気にかかるということを申し上げます。 |
○ |
富塚陽一会長 ただそれを言えば市町村長も同じことです。ですのでひとつ個人ということでも何でもいいので発起人になっていただくようにお願いを申し上げます。
そんなところでよりより準備をさせていただきますけれども、今後は具体的な作業を進めるのに例えばそれぞれの町村から、これからのまちづくりの具体的な提案をしていただくとありがたいと思っていたのです。それもよりより考えていただいて、町村からそれぞれ出していただきたいし、あるいは私どもとしてはプロジェクトだからこの際各町村で今まで大変親しく付き合っている学者みたいな人と相談して決めるのもいいし、町村は町村で学者は学者で、それから一般住民から提案を求めることだってやってもいいのでないかなという気もしますので、その辺事務局に検討させますから、できるだけ各町村のまちづくり、地域づくりに対する提案を執行部当局、それから学者とか顧問の心配してくれる専門の先生と一般住民の提案みたいなものを含めて、どういうふうに作業として進めていくか事務方に検討させますので、それを踏まえて予算の編成もしていこうと思いますので、今日ここででありませんけれども、法定協を開くまでにいずれ事業計画と予算の案を決めなければならないものですから、早急に検討させます。そして、事業計画の大枠は明日でも作ってください。議会で何か批判をしていただきながら、そのまま採用してもらわなくていいけれども、こういうのも来ているから大体こんな感じでいくのでないかという答弁ができる程度の材料をお届けしますので、これから法定協で何をするのだという話の柱くらいは何もないと、予算もなくて事業計画もわからなくて法定協立ち上げてということでは、ちょっと議会に対してもお粗末だと思いますので、早急に今日メンバー定まったところで骨格の案をお届けするようにいたしますので、なおそれをご利用いただければと思います。 |
○ |
佐藤京一委員 この前も申し上げたんですけれども、これから新しい地方自治を考える場合にいろんな諸々の問題が確かにあるだろうとこう思います。そのためには、それぞれ各町村の建設計画とかプロジェクトとかいろんなものも出てくるだろうと思いますが、新しいまちには新しい政策の統一性と申しますか、それから整合性と申しますか、そのようなものを考えていかなければならないわけですから、やっぱりフローチャートを作ってしっかりそこを押さえていかないとこれはだめなのかなとそんなふうに思っておりますので、そこが一番大事であって、そして今言われたような学者やそれぞれの意見を、統率をしながら進めていっていただければありがたいなとそんなふうに思います。 |
○ |
富塚陽一会長 ありがとうございます。いずれそういういろいろな提案の中から、今三川の町長さんおっしゃるようなものになるものと、少し時間をかけて検討しなければならないものといろいろ出てくると思いますので、いろいろ提案いただいたものを今度検討して選んでいくという作業がきっと必要だと思います。まず各町村から参加していただきながら、それをベースにして基本的な今おっしゃるような将来に向けての大きなまちづくり、ある町とある町の構想を足して調和させたりするなどの作業も出てくるかもしれませんし、それらを今年度中に精力的にやってみると、ただ白紙からではうまくないものだから、具体的なテーマ、材料をあちこちから提案していただいて、それを基にして議論するということをしたほうがいいのでないかなということと、なるべく皆さんの参加を求めるというスタンスも重要だという指摘も受けてますし、私も賛成なので、そんなふうなことをこれからさせていただこうかというふうに思います。いずれにしてもそういった作業の大項目みたいなもののたたき台を作っておあげするようにいたします。
今みたいなことで何かご意見ございますでしょうか。 |
4 その他
○ |
富塚陽一会長 なければその他何かお気づきの点ご発言ありましたらどうぞご遠慮なく。
なければこのくらいにしていいでしょうか。余目の町長さんも立川の町長さんもいつでもいらしてください、どうか。それぞれ立派な決断だと思うし、今後のこともありますので。法定協になったときはどうですか、まず任意協のうちはいろいろ議論するのにまた参考意見もあるかもしれませんし、それはご自由に。
なければこれで終わらせていただいてよろしいでしょうか。 |
5 閉 会(午後6時41分)
○ |
富塚陽一会長 今日はここで終わらせていただいて、また今月時間を見て、事務局のほうで今後の運び方について議論あると思いますので、お諮りさせていただきます。今日は本当にどうもありがとうございました。 |
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