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地域のまちづくり活動についてお知らせします 【まち活掲示板】

更新日:2024年4月18日

 鶴岡市には、町内会や自治会など463の単位自治組織と、33の広域コミュニティ組織(コミュニティ振興会、自治振興会等)があり、地域のまちづくりの活動主体として取り組んでいます。

 近年、多くの地域コミュニティでは、役員の高齢化や固定化、価値観の多様化や帰属意識の低下など社会状況の変化に伴い、活動の担い手不足が一層深刻さを増す傾向にあります。一方、地域の将来像や活動計画を描いた「地域ビジョン」づくりを通して、住民同士が地域の将来のことを話し合い、地域の特性や事情を踏まえた住民主体による地域づくりで成果をあげている地域も現れています。


目 次

1. 活動レポートを紹介します ~「まち活通信」から~

 まちづくり活動をお知らせする広報紙「まち活通信」では、地域のコミュニティ活動の工夫や独自の取組みなどを紹介しています。「まち活通信」から3事例を紹介します。

「まち活通信」はこちらからも閲覧できます。

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。vol2 2024(令和 6)年 3月(PDF:1,625KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。vol1 2023(令和 5)年 3月(PDF:1,671KB)


笑顔いっぱいのこだまの里へ~羽黒第四地区地域ビジョン策定~

羽黒第四地区自治振興会会長 今井 眞一さん

 当地区は山間部の6集落からなる小さなコミュニティですが、住民同士が共助の意識を持ち、皆で盛り立てながら、まとまりある住み心地のよい地域を作り上げてきました。

 活動の拠点となる地域活動センターは旧小学校校舎を改修し、平成31年4月に移転したものですが、同校の“みんなの思いがこだまのように響き合う”との理念が今も地域に引き継がれています。


賑わいを取り戻すために

 長く続いたコロナ禍で住民同士の交流が少なくなったことを受け、以前の賑わいを取り戻すべく、子どもからお年寄りまで楽しめる企画として夏祭りを開催し花火の打上げを行いました。金婚や誕生祝など、各々の思いを込めたメモリアル花火として資金の寄付を募り、地域の皆で喜びをわかちあうものとしました。このほか、活動センター周辺の環境整備として芝桜の植え付け、防災訓練では炊出し訓練を兼ねた芋煮会を一緒に行うなど、多くの人から楽しみをもって参加してもらうような仕掛け・企画づくりを工夫しました。

 

未来に向けて地域ビジョン策定

 住民アンケートに寄せられた思いや考えをもとに、策定委員会では研修やワークショップを重ね、10年後に目指す地域の将来像として、積極的なまち・自然を楽しんでいるまち・老後にも不安がな いまちの3つの柱を掲げ、その実現や課題解決に向けた方向性を話し合いました。

 豊かな自然を生かした交流人口の増加、地元の魅力発見と情報発信、人と人を繋ぐ居場所づくり、高齢者等が安心して暮らせる除雪・移動・防災の支援体制の整備など、取り組むべき課題は数多くありますが、皆で知恵をだしあい、協力しながら取り組みを進め、“笑顔いっぱいのこだまの里”がこれからも続いていくことを期待しています。


芝桜の植え付け作業。開花が楽しみです。

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公民館広場への遊具設置をきっかけに、町内会の土地所有関係を整理

福田町内会 会長 小野寺 喜作さん

   町内会広場に新しい遊具を!

 公民館敷地内の広場は、子供たちの遊び場、住民の憩いの場として親しまれております。

 広場のブランコや鉄棒、アスレチック遊具は設置からおよそ50年以上経過しているものもあり、老朽化で使用に支障をきたしていました。そこで、子供会からの要望もあり、子供たちが安心安全により楽しく遊ぶことができるように、遊具の更新、新しい遊具の設置を行うことにしました。

 遊具の設置には多額の費用が必要となるため、市に相談し、「コミュニティ助成事業」 ※1を活用して遊具を設置することとなりました


   遊具設置を契機に、認可地縁団体制度を活用し、土地の名義を町内会に

 申請には、町内会に関する資料のほかに、遊具を設置する広場の土地登記簿謄本も必要でした。広場は町内会が所有する土地でしたが、登記は会員3名の共有名義となっていました。一部の共有者は相続登記が未了であったことから、登記を現所有者に変更すべく、手続きを行うこととなりました。

 また、町内会所有の不動産については、町内会に法人格がないことから、町内会名義で登記することができず、会員数名が共有名義で登記している状態でした。この状態では、名義人の転居や死亡等により、その都度登記手続きが必要になることから、今後の町内会の手続き負担等が増大する懸念がありました。また、以前から会員の共有名義としておくことにより、時間が経つにつれ、土地の所有関係が曖昧になり、トラブルの原因になる可能性もありました。

 そこで、広場以外の不動産も含めて、町内会所有の不動産の所有関係を整理することとしました。整理にあたって、町内会名義での登記を可能とすべく、「認可地縁団体制度」※2を活用しました。

 認可地縁団体の認可の申請にあたっては、(1)町内会総会で認可申請を行うことについての承認を得ること、(2)規約の改正、(3)町内会員名簿の作成など、町内会内の手続を行う必要がありました。町内会員名簿は、それまでは世帯主の情報のみで内容も更新されていませんでしたが、全ての会員の情報を収集、個人情報に配慮した形で整理し、災害時の安否確認等にも使用できるように、全世帯に配布することとしました。

 市へ申請を行い、地縁団体として認可を受けたのち、法務局で土地名義を町内会に変更する手続きを行いました。書類の作成に当たっては、共有名義になっていた会員に事情を説明して手続に協力をいただき、名義を町内会に変更することができました。登記の申請には、手続きの客観性を担保するために司法書士に書類作成を依頼しました。

 登記を町内会名義にしたことにより、今後は会員の転居や死亡の度に登記手続きを行う必要がなくなり、町内会の手続きの省力化になりました。

 町内でもどの土地が町内会の所有かという意識が希薄化してきていましたので、この手続きを通じて、昔の覚書等を整理し、所有関係を改めて明確化できたことは大変よかったと思います。


   令和6年2月、遊具も無事新しく!

 コミュニティ助成事業の申請手続きも無事完了し、ブランコと鉄棒を更新し、新しくうんていとシーソーを設置することができました。これから、広場で子供たちが遊具でのびのびと遊び、より一層皆さんの憩いの場となることを願っています。

※1 一般財団法人自治総合センターが実施する宝くじの社会貢献広報事業で、住民の自主的なコミュニティ活動の促進を図るために、必要な設備等の整備に対して支援するもので、コミュニティ推進課、地域庁舎総務企画課が申請の窓口となっています。

※2 町内会が一定の手続きのもとに法人格を取得し、町内会名義での不動産登記を可能とするために創設されたもので、市に申請し、認可を受ける必要があります。


新しく整備したブランコ

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社会の変化にゆるやかに対応花火のあるまちづくり

松根地区自治会 会長 高橋 治郎さん

 櫛引村が誕生した昭和29年、新村の中で一番早く3つの部落が統合し今の松根地区となりました。地区の小字も28から7つとなり、元々松根分校があったということも一因と思いますが、まとまりの強い地区であったと思います。


多くの人に喜ばれる事業を

 櫛引地域の敬老会は21地区合同で実行委員会形式によって行っていました。しかし参加率が低くなってきたことや負担割合の問題もあり、その持ち方を令和元年度に検討し新たに出発しようとした矢先、感染症に見舞われ大勢の人で集まることが難しくなりました。そこで敬老会は各地区で行うこととなりましたが、それでも高齢者の方々に集まってもらうことには慎重に対応せざるを得ませんでした。

 そこで松根地区では、地区内の商店で使用できる地区独自の商品券を作って、75歳以上の方々へプレゼントすることにしました。この商品券は自分のため以外にも、孫と一緒におやつを買いに行って喜んでもらえたとの声を頂き、好評を得ました。使用期限を間違えてしまった人もいましたが9割の方に使用してもらえたことから、コロナ禍が明けた今年度も敬老会に替えて実施しました。


コロナを経て

 今年度、4年振りに夏祭りを実施するにあたり従来のやり方を見直しました。以前は、地区民で出店を出していましたがキッチンカーを頼みました。地区民で協力し出店を出すことによって親睦を深めるメリットがあるのですが、省力化し気軽に大勢の人から参加してもらえるのではと考えました。また、まだ帰省客や大勢の人が集まる場に抵抗がある人や健康上の理由がある人にも自宅に居ながら楽しんでもらおうと、地区を流れる河川にちなんで相模川花火大会を企画しました。この打ち上げ花火は松根地区の人から楽しんでもらえましたが、近隣の地区の人からも楽しんでもらえたのではないかと思っています。


地区の将来を考え

 松根地区の人口はこの10年間で平均して毎年10人超の人が減っています。考え方の多様化と意識の変化に加えコロナ禍の後遺症から、以前と同じような規模で地区活動をしていくのは難しい状況にあります。そのような中でも、松根地区で花火を打ち上げましたが、近隣の地区で同日に時刻をずらしながら花火を打ち上げたら、そこそこな規模の花火大会になるのではと思ったりして、それぞれの地区で協力しながらやっていくことも必要になってくるだろうと思います。

 いずれにしても地区の人たちのつながりを維持できるような事業をこれからも考え工夫していきたいと思います。明るい未来を語れば、今年度から創設した地区出産祝金を渡し、地区総会で報告し、地区民挙げてお祝いしたいと考えています。



火薬類取締法施行規則第 49条で、煙火消費許可を受けないで消費することができる煙火の用途及び数量内で花火を打ち上げる。

2. 活動事例や課題を紹介します  ~第2期地域コミュニティ推進計画に係る「ふり返りシート」調査報告書から~

 市では、令和3年3月に「第2期地域コミュニティ推進計画」(計画期間は令和3年度~7年度)を策定し、地域コミュニティの維持・活性化に向けた取組みを進め、コミュニティ活動の充実を図っています。

 計画では、目指す5年後の方向性と計画の柱のもと、地域ごとに町内会など単位自治組織の課題と、コミセンや活動センターの主な対象区域である広域コミュニティ組織の課題を取りまとめています。また、第2期計画では、住民自治組織からも毎年取組み状況を確認してもらい、その内容を市に報告していただけるよう、「ふり返りシート」の作成を依頼しています。

  「ふり返りシート」調査報告書(概要版・詳細版)では、それぞれの住民自治組織から記入いただいた「ふり返りシート」から、なるほどな…と思う取組みや、真似できそうなもの、ヒントになりそうなものを抜粋して紹介しています。


第2期計画等について、詳しくはこちら

3. 町内会に加入しましょう

 町内会(自治会・住民会等)は同じ地域に住むものとして隣近所が助け合い、安全・安心で明るく住みよい地域を維持していく大切な組織です。ごみステーションの設置や清掃、防犯灯の管理及び広報の配布等は町内会等が主体となっています。

 町内会(自治会・住民会等)への加入手続きなどについては、お住まいの町内会等にご連絡をお願いします。ご不明な点等ありましたらコミュニティ推進課又は各地域庁舎総務企画課へお問い合わせ下さい。

4. 地域コミュニティ活動における個人情報の取扱いについて

 個人情報とは、名前や生年月日、住所、電話番号など、特定の個人を識別できる情報を指します。町内会など会員の名簿を作成している組織も、個人情報を取り扱う事業者として個人情報保護法のルールに従う必要があります。


町内会長さんを例に、個人情報の取扱いにおいて注意すべきポイントを4つ紹介します。

 1つめ。個人情報を取り扱う場合、利用目的を特定してください。「この名簿は、町内会の運営や災害時の連絡で使用します。それ以外では使用しません」など、利用目的を特定することが重要です。もちろん、利用目的の範囲を超えて名簿を利用するのは、原則禁止です。

 2つめ。利用目的は、個人情報を記入してもらう用紙や町内会規則などに記載し、本人にきちんと明示しましょう。

 3つめ。名簿が保管されているパソコンは、セキュリティ対策ソフトをインストールし、名簿データにはパスワードを設定するなど、個人情報の漏えい防止を徹底してください。

 4つめ。近くの商店街組合から、割引クーポンを配布したいので会員の名前を教えてほしいと言われた場合、教えることはできません。当初の利用目的の範囲外で取り扱う場合は、事前に本人の同意を得る必要があります。

 ただし、例外として、法令に基づく警察からの照会や災害時の安否確認など、人の生命や財産を守る必要があり、本人の同意を得ることが困難な場合は、その限りではありません。

(政府広報オンラインより抜粋)

5. 各種様式

地域コミュニティ活動に関連した各種様式をダウンロードできます。

町内会関係(鶴岡地域)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。R6町内会調査票兼承諾書(ワード:23KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。R6住民会等調査票兼承諾書(ワード:19KB)

総合交付金関係

【R5実績報告用】

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。補助事業等実績報告書(様式第9号)(ワード:17KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。収支計算書(様式第3号)(ワード:16KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。事業報告書(ワード:16KB)

【R6交付申請用】

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。補助金等交付申請書(様式第1号)(ワード:17KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。事業計画書(様式第2号)(ワード:17KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。収支予算書(様式第3号)(ワード:18KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。請求書(一般)(ワード:18KB)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。請求書(受領委任払い有)(ワード:18KB)

公民館類似施設関係(鶴岡地域)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。R6公民館長・主事等調査票(ワード:36KB)

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お問合わせ

メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。

鶴岡市役所 コミュニティ推進課
〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号
電話:0235-35-1203
FAX:0235-25-2997

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