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広報つるおか2月号

更新日:2018年2月1日

市長の一筆入魂(1)

  稲刈りが終わった田んぼの中での野球の楽しさに目覚めたのは小学校に入った頃だった。時々上級生が仕掛けた落とし穴にはまったりしながら、少年時代を過ごした。小学3年生の時、地元の大泉スポーツ少年団に入り、一つ先輩にはソフトバンクホークスに1位指名された吉住晴斗投手の父・英則君がいた。今になって思えば、英則君には晴斗投手を彷彿させる身体能力の高さがあったが、私は体も小さく、重いバットに振り回されるのがせいぜいだった。
  高校の春の県大会でベスト4に入ったのが自慢だ。夏はもしかしたら甲子園に行けるかもしれないと、本番が近づくにつれ、緊張しながら過ごしていたが、シード校として臨んだ最後の大会は初戦で敗退。仲間とのその思い出を今も大切にしている。気迫・集中・誠実という野球部のキーワードがずっと頭に残っている。
  野球に打ち込んだ時期があったらしい私の噂を聞いたのか、若手職員が「一筆入魂」というタイトルを提案してくれたのは嬉しかった。
  昨年十月に市長に就任以降、難しい課題に直面しつつも、多くの人に出会い、励まされ日々過ごしている。
  先日、百歳の賀詞に伺った五十嵐豊子さんは、一人暮らし。晴れた日には歩いて買い物に行くというバイタリティに驚かされた。仏壇の旦那様にすぐに報告する姿が愛らしかった。技能五輪全国大会の日本料理部門で銅賞に入賞した山口明日香さん(加茂水族館レストラン「沖海月」勤務)に、将来は自分のお店を持ちたいか尋ねたところ、「日々、目の前のことに精一杯向き合っていくだけです」ときっぱり。それぞれの暮らしを、夢を、支えていけるような市政にしていきたい。
  農林水産省時代から行政に携わって以来、意思決定過程や審議などの「記録」についての重要性に直面することも多かった。富塚陽一市長の「市長日記」の様なものには、畏れ多くもなれるはずもないが、対話の市政を掲げる自分なりの考えを、鶴岡市政発展の一助となるような「記録」として書いていきたい。

                                                             皆川 治

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