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令和2年3月鶴岡市議会定例会での付帯決議について(2020年3月25日)

更新日:2020年3月25日

1.付帯決議について

 鶴岡市議会3月定例会に提案しておりました「令和2年度鶴岡市一般会計予算案」については、本日の市議会本会議において原案のとおり可決され、その後、議員提案により、観光地公衆トイレの整備に係る付帯決議が可決されました。
 付帯決議では、「随神門前ポケットパーク・公衆トイレ整備工事費」に係る予算特別委員会産業建設分科会での市の答弁が不十分で誤解したまま採決したとして、改めて、(1)善寳寺への補助金との整合性を説明できる事業計画の作成と、(2)疑問解消のために土地の無償譲渡あるいは交換、設計変更等必要な処置を迅速に実行することを求められたものであります。
 市議会からの具体的な指摘の内容は、随神門前の公衆トイレは、市が市の土地に整備すると分科会で説明を受けたが、実際は、事業用地として、市有地だけでなく無償貸借の民有地も含めた整備が計画されている状況であり、民間が民間の土地に整備する善寳寺への支援と整合性が取れないのではないかとの点であります。 

2.市の観光地公衆トイレ整備の考え方について

 観光地公衆トイレ整備の課題については、市では、昨年10月に庁内検討委員会を設置し、12月には、施設整備の全体方針や民間への支援のあり方を取りまとめたところであります。
 検討委員会では、従来通り市が整備し管理を行う手法に加えて、市が民間に対して整備費の一部を支援する補助制度について、
 (1)地域のニーズに対応し、民間の活力や創意工夫を発揮した自主的な整備が促進されること。
 (2)市が整備する場合に比べ、市の財政負担が軽減されること。
等から、他の自治体の例も参考として、令和2年度に補助制度を新設することとし、詳細な基準を定め、当初予算に計上したものです。
 市では、観光地の公衆トイレの整備について、観光振興の観点から、民間の活力を生かした新たな手法を取り入れることとしたものであります。 

3.事業内容と今後の対応について

 随神門前公衆トイレについては、手向地区が市の歴史的風致維持向上計画の重点区域であることから、国の交付金事業を活用し、休憩スペースを備えた公衆トイレを市が事業主体となり整備するものです。
 事業用地については、市有地の活用に加え、隣接する民有地を無償でお借りし、整備するものです。このことは、利用者が使いやすい施設にするためには、市有地だけでは手狭でありますので、隣接地の所有者の合意を得て事業を進めるものです。
 なお、本事業は、国の交付金を財源とすることにあたり、国からは、無償貸借を受けた用地に整備することに支障はないとの回答を得て事業を進める予定としております。
 また、善寳寺が事業主体となって整備する公衆トイレについては、善寳寺が本市の重要な観光資源であり、善寳寺や地元自治会等から、市に補助金支援の要望が出されていること、また、民間の活力により自主的な整備が促進されることから、検討委員会の方針に沿って、整備費の2分の1を市が支援することとしたものです。
 今後、市では、今般の付帯決議を重く受け止め、議会における正確な答弁になお一層努めるとともに、事業の執行に当たっては、本事業の整備手法などについて、市議会議員各位のご理解が得られるよう取り組んでまいります。 

 令和2年3月25日  鶴岡市長 皆 川 治

 

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