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令和5年度鶴岡市市制施行記念式典 式辞(2023年10月1日)

更新日:2023年10月4日


 鶴岡市市制施行記念式典を開催するにあたり、謹んで式辞を申し上げます。
 まずもって、本日、市政功労表彰をお受け取りになられます志田英紀様、加藤捷夫様、宮野直生様の多年に渡る市政発展へのご尽力に、衷心より敬意を表する次第であります。
 また、7月に本市名誉市民に推戴された冨田勝先生をはじめ、大変お忙しい中ご臨席賜りましたご来賓各位に厚く御礼申し上げます。
 
さて、この夏は、熱中症による救急搬送が増加するなど、大変な猛暑でありました。本年6月に市民の命と健康を守る救急車等をご寄贈いただきました飯野準二会長はじめ荘内三菱電機商品販売株式会社の皆様に改めて心より御礼を申し上げます。
 今年は、春のWBCでの野球世界一に沸き、来週には、ラグビー日本代表が決勝トーナメント進出をかけた大一番に臨みます。先月、バスケットボール男子日本代表がパリオリンピックの出場を決めた戦いも鮮烈な印象を残しました。本日ご出席いただいております19歳以下のバスケットボール日本代表でもある羽黒高校の小川瑛次郎さんには、今後更なる活躍が期待されております。
 
 本日から3月末まで、羽田線が5往復運行となりました。11月には、庄内と韓国を結ぶ国際チャーター便が4年ぶりに就航いたします。
 月山卯歳御縁年の本年、長かった感染症との闘いが転機を迎え、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを中心に外国人旅行者が戻ってきております。松ヶ岡開墾場ではサムライシルクナイトが開催され、北前船の寄港地には、カモンマーレがオープンし、水族館にはクラゲの研究所棟の整備を進めることとしております。
 6月には、酒井忠順氏が、致道博物館の新たな館長にご就任されました。酒井家庄内入部400年からネクスト100を推進する本市には、全国最多の3つの日本遺産、4つの国民保養温泉地があります。これに世界に誇る食文化を組み合わせ、今後増大するインバウンド、ガストロノミーツーリズムの目的地としての役割を発揮してまいります。課題である冬期間の観光振興に向け、R天国のスキー場として全国から注目されている湯殿山スキー場の環境整備を図るなど、観光資源の磨き上げに取り組んでまいります。
 
 今年の7月から、これまで中学生までを対象としていた医療費の無償化を18歳までに拡充しました。また、小中学校の給食の無償化を3月まで延長することといたしました。こどもまんなか社会の実現に向けての課題は、子育て世帯の経済的負担の軽減だけではありません。基礎自治体レベルでの努力の限界があることも事実です。
 政府におけるこども政策の司令塔として、地元選出の加藤鮎子大臣が、少子化トレンドを反転させるという大きな使命を担うこととなりました。ご就任をお祝い申し上げますともに、地方の声を反映しつつ、困難を抱えたこどもを含むこども・子育て政策の立案に邁進されることを期待するものであります。
 私も本年6月に「こどもまんなか応援サポーター」に就任いたしました。子ども達の遊ぶ場所の充実や、若手職員による政策提言の実施を含め、全庁を挙げて、こどもや子育て世代、若者の声を聴く機会を増やし、こどもまんなかの市政の実現に取り組んでまいります。
 
 来月4日には、「鶴岡サイエンスパークまつり」が開催されます。昨年11月に増設したレンタルラボには、多くの企業や研究機関から入居いただいているところであり、多くの市民の皆様に「まつり」に参加いただき、もっと鶴岡サイエンスパークを身近に感じていただければと思います。
 現在、近年用地の譲渡が進んだ大山工業団地に続く産業用地の開発に取り組んでおります。鶴岡西工業団地の隣接地約15ヘクタールの開発を進め、本市への投資を引き出してまいります。
 また、若者の地元回帰・定着を後押しすべく、県と連携して奨学金の返済を支援する「つるおかエール」奨学金返済支援制度では、毎年50名を超える方々からご応募いただいております。働く場の創出と、地域産業の担い手の確保の好循環を作ってまいります。

 持続可能な社会の構築に向け、開発と環境の保全の両立を図ることが重要です。
 先月、サントリーグループと、ペットボトルのリサイクルに関する連携協定を締結しました。これまでのリサイクルでは、衣類やシートとして再利用されていましたが、いずれは焼却処分されることとなっておりました。今回の協定では、家庭から排出され、市が回収した使用済みペットボトルを、同じ飲料用のペットボトルに繰り返し再生する「ボトルtoボトル」に取り組むこととしました。より環境に負荷がかからない方法を選択し、循環型社会の形成に貢献してまいります。
 また、市民の皆様が公共交通の利用を選択することは、二酸化炭素の排出の少ない方法を選択することでもあります。昨年10月に運行を開始した庄内交通の鶴岡市内循環バスは、停留所と便数を大幅に増やし、夏の利用者が前年比5倍となるなど、「逆転の発想」のバスとして注目されております。
 ラムサール条約登録15周年を迎えた「大山上池・下池」の保全と活用の意義を改めて考えるなど、SDGs未来都市としての魅力を発揮する施策を、パートナーの皆様と連携して推進してまいります。
 
 昨日、荘銀タクト鶴岡の開館5周年記念事業の一環として、「つるおか市民で歌う第九」が披露されました。鳴りやまない拍手に、合唱の街・鶴岡のエネルギーを感じました。これからご披露いただく黒川能の幽玄の舞、来年100周年を迎える白甕社の美術作品が発するメッセージ。私たちの街の芸術・文化は、今を生きる市民の皆様の輝きの結晶そのものであり、同時に、コロナ禍の中でもつないできた先人たちからバトンでもあります。
 
 鶴岡は、6つの地域が融合した創造と伝統の街です。来月「第2回つるおかごはん日本一」が行われる藤島地域では、中学校の改築に併せ、周辺の環境整備を推進します。羽黒地域では老朽化した羽黒コミセンと泉地区地域活動センターの取扱いについて明確化していきます。王祇会館が開館20周年を迎えた櫛引地域では、生涯学習センターの耐震化工事を進めており、広域コミュニティ組織の導入に向けた検討を進めて行きます。新たな朝日庁舎整備に当たっては、消防朝日分署と合築し、職員の働き方も野村総研と連携し、デジタルの力で変えていきます。温海地域では日沿道の整備に併せた道の駅の整備に取り組んでおり、鮮魚を含む地元産品の取扱いの充実を推進してまいります。
 猛暑や物価高・燃油高の影響は、水稲のみならず温海かぶなどの在来作物、漁業経営など幅広く及んでおります。第2次総合計画後期基本計画に、誰ひとり取り残さない、創造と伝統の街づくりの理念を反映させつつ、中心市街地の活性化と旧町村地域の振興を図ってまいります。
 
 第30回記念の赤川花火は、これまでへの感謝とこれからの未来が音楽と花火で表現され、全国から大きな注目を集めました。羽黒山では、ミシュランに認められた杉並木を保全すべく、大学とも連携した取り組みがスタートしました。特筆すべきは、仕事や育児を抱えた若い世代が、精神文化を守る地域住民が立ち上がり、行動をしているということです。
 鶴岡の強さとしなやかさ、それは、住民の皆様の主体的な行動と創意工夫にあります。本市は、これからも住民主体の街づくりを進め、市民の皆様が活動しやすい環境を整備し、街の成長力をさらに高めてまいります。
 
 結びに、今月21日、市民憲章運動推進の全国大会が、荘銀タクト鶴岡を会場に開催されます。昨年末に発生した西目土砂災害の復旧工事が進められておりますが、未だ自宅への帰還が叶わない市民の皆様がおられます。お祭りの賑わいが戻る一方で、平和が壊され、平穏な日常を奪われた人たちがいます。改めて、「力をあわせて、希望に満ちた世界をひらきます」という市民憲章の理念を思い起こし、困難に向き合い、鮮やかな虹がかかるような街にしてまいりましょう。
 鶴岡市の益々の発展と、本日、ご参列の皆々様のご健勝、ご多幸を心よりご祈念申し上げ、式辞といたします。
 
令和5年10月1日
 鶴岡市長 皆川 治

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