新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、「マスクの着用」が推奨されており、感染しないため・感染を広げないために実際に多くの方がマスクを着用しています。その一方で、マスクを着けたくても着けることができない方がいます。感覚過敏や皮膚の病気、呼吸器の病気、発達障害や知的障害など様々な原因でマスクを着けると肌に痛みを感じたり、気分が悪くなったり、身体に異変を感じてしまう方々です。
また、聴覚に障害がある方は、表情や口元の動きでコミュニケーションをとる場合があり、やむを得ずマスクを着けていないことがあります。
マスクの着用が当たり前になった今、マスクを着けていない方を見ると、不安や不信感からわがままと誤解したり、心無い言葉を浴びせたり、厳しい視線を向けたりすることによってマスクを着けることができない方を傷つけてしまうことがあります。マスクを着けていない方を見かけた時は、「何かマスクを着けられない理由があるかもしれない」と想像してみてください。
障害や病気のためマスクを着けることができない方がいることを知り、その特性や事情を理解し、お互いに思いやりの心を持って過ごしましょう。
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福祉課
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