水道水は、水道法第4条に基づき厚生労働省令により定められた水質基準に適合しなければ、使用者に供給できないこととされています。
上下水道部では、定期的に水質検査を実施し、水道水の安全性を確認しています。
■水質検査計画
水質検査計画は、水質検査の項目や検査頻度、検査地点等を具体的に定めるもので、毎年事業年度開始前に策定し使用者に公表することとされています。上下水道部でも、計画を策定しましたのでお知らせいたします。
■水質検査結果
各地区で定期的に行っている水質検査の結果について。
■おいしい水について
・おいしい水の要件について
水質検査をおこなう項目の中には、適度な値となることで、おいしい水の要件となるものがあります。
1985年4月に、厚生省(現 厚生労働省)の諮問機関「おいしい水研究会」がまとめた「おいしい水の要件※1」と、令和5年度の値は次のとおりです。
・カルキ臭の原因物質(トリクロラミン)について
水道のおいしさを阻害する原因の一つにカルキ臭が挙げられますが、その元となる塩素は、水道水に0.1mg/l以上含まれるよう水道法で定められています。
鶴岡市上下水道部では、カルキ臭の主な原因物質であるトリクロラミンの検査を年2回行っており、令和6年度の検査結果は次のとおりです。
トリクロラミンは0.02mg/lを境に、「においが感じられる」といわれており、人によっては、わずかにカルキ臭を感じる場合もありますが、概ね良好な水質を保っています。
・水道水をおいしく飲むには
水道水を冷やすとカルキ臭を感じにくくなるため、10〜15℃ぐらいに冷やすことで水道水をおいしく飲むことができます。
また、水道水を煮沸することで残留塩素を取り除くこともできますが、塩素による殺菌効果が失われるので、煮沸した場合は早めにお飲みください。(通常の水道水は、塩素による殺菌効果により、常温で3日、冷蔵庫で10日保存できます。)
■問い合わせ
上下水道部
電話:0235-23-7731
FAX:0235-22-9690