若者・子育て世代に選ばれるまちづくり | 第2次鶴岡市総合計画 後期基本計画 2024-2028
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5つの加速化アクション

若者・子育て世代に選ばれるまちづくり

本市で活躍して、ここで暮らしたいという若者や、鶴岡で子育てをしたいという人を増やします

協働
協働の取組

市民や関係団体、企業などと共通の目的を持ち、連携・協力して地域課題の解決にあたる取り組みのこと

市民の皆さんからこんな意見をいただきました!
  • 子育てにはお金がかかるので医療費や給食費を無料しては
  • 子どもが自由に遊べる公園や施設を増やしては
  • 保育園の整備を進めることや保育料を無料にしては
  • 子どもが安心して遊べる、預けられる施設を作ることで、子育ての情報交換や親の気分転換につながるよね
  • 若者の交流の場や里帰りするメリット、支援があったらよいのでは
  • 鶴岡の食文化を学校で体験できたり、食べられたりすると良いのでは
1.

子どもを産み育てやすい環境の充実

子育て世代の負担軽減や子どもの居場所づくりを推進し、
子どもがまんなかにいる社会の実現を目指します

主な取組

妊娠から子育て期にわたる相談支援の強化

妊娠から子育て期まで切れ目のない相談支援体制を強化するため、こども家庭センターを設置します。

妊娠・出産への支援

体外受精など公的医療保険が適用となる不妊治療(※)を受ける夫婦が治療を受けやすくするため、自己負担額の一部を支援します。

※公的医療保険が適用となる不妊治療(生殖補助医療)体外受精・顕微授精・精巣内精子採取術など体外で行う治療のこと

育児の不安軽減と子育ての応援

育児の不安軽減と子どもの健やかな成長を支援するため、家庭訪問などの相談支援のほか、子育て応援メッセージや絵本を贈呈します。

子育て医療の無償化

子どもの医療費を18歳まで無償化します。

第3子以降の保育料・副食費の無償化

国の無償化の対象とならない第3子以降の保育料、副食費を市独自で無償化します。

学校給食費の無償化

小中学生の学校給食費を無償化します。

子どもの意見を取り入れた遊び場の整備協働

子どもが自主的・主体的に遊ぶことができる遊び場の整備について、「こども会議」を開催し、子どもの意見を取り入れ検討を進めます。

放課後の子どもの居場所づくり協働

放課後の子どもの遊びや生活の場づくりのため、老朽化等が進む放課後児童クラブ(学童保育所)の整備を行います。

妊娠から子育て期までの相談支援、医療費の無償化など子どもの成長に即した支援を行います

市民や地域の声を取り入れて、放課後に子どもが楽しく遊び、生活できる学童保育所の整備に取り組みます

2.

若者の地元回帰・定着の促進

若者の地域理解を深め、奨学金の返済支援や地元を離れている
若者とつながる施策に取り組み、地元回帰や地元定着を促進します

主な取組

若者の地元就職の促進協働

○市外在住の大学生等が市内企業へ就職活動を行う際の交通費等を支援します。
○大学生等やUIターン希望者を対象としたインターンシップや交流イベント等を行います。

奨学金返済の支援

進学などで本市を離れた子どもが本市に戻って働き、活躍できるよう、「つるおかエール奨学金返済支援事業」により支援します。

地元企業と連携して東京などを会場に地元就活応援セミナーを開催します

3.

教育環境等の充実

学校給食発症の地であり、ユネスコ食文化創造都市である本市の食文化を
生かした鶴岡らしい給食の提供や豊かな教育資源の活用を図ります

主な取組

鶴岡らしい給食の提供と学校給食センターの整備協働

生産者と協力して地元食材の活用拡大に取り組むとともに、郷土食や行事食の給食を提供します。また、学校給食センターの整備を進めます。

豊かな教育資源の活用協働

鶴岡型小中一貫教育の検討なども踏まえ、地域の特色を生かした教育の推進を図るなど、ふるさとを誇りに思える子どもの育成を進めます。

本市の豊かな食文化を生かした鶴岡らしい給食を提供します

施策の成果指標(KPI)進捗状況を把握して取組の推進や見直しを図る指標とします

成果指標(項目) 現状値 目標値
合計特殊出生率 1.44
(2021年度)
1.80
(2028年度)
子育て支援サービス、保育所などの充実度や利用しやすさを感じている人の割合 49.2%
(2023年度)
56%
(2028年度)