SDGs未来都市の実現 | 第2次鶴岡市総合計画 後期基本計画 2024-2028
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5つの加速化アクション

SDGs未来都市の実現

誰一人取り残さず、市民のみなさんが
本当に幸せだと思えるまちを実現します

協働
協働の取組

市民や関係団体、企業などと共通の目的を持ち、連携・協力して地域課題の解決にあたる取り組みのこと

市民の皆さんからこんな意見をいただきました!
  • 医療機関が閉院して心配、医師確保の取組を進めては
  • 助けを求めている方には地域で支え合う仕組みが必要だよね
  • 障害の有無や性別、人種など多様性を認め合うことが大切
  • 多言語に対応するより、やさしい日本語の方が伝わりやすいよね
  • 地域の誇りとしている美しい自然などを後世へ引き継いでいきたい
1.

誰もが安心して暮らし続けられる体制の整備

誰もが住み慣れた地域で自分らしく、安心して暮らし続けられる
地域づくりを進めます

主な取組

複雑、複合的な課題を抱える方への支援体制の構築協働

複雑、複合的な課題を抱える高齢者や障害者、ヤングケアラー(※)、ひきこもり状態にある人などを支援するため、
 ・身近な場所で包括的な相談を受けられる体制づくり
 ・多機関が協働して行う個別支援プランに基づく支援
 ・対象者の方に継続的に関わり支援する伴走型支援
などの総合的な支援を受けられる体制の構築を進めます。

※ヤングケアラー
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと

災害時に支援が必要な方の避難計画の作成協働

ひとり暮らしの高齢者や障害者などが災害時にどのように避難すれば良いか、一人ひとりの実情に合わせた個別の避難計画を本人や家族、地域の人と一緒に作成します。

医療的ケア児への支援協働

医療的ケア児を持つ家族の介護などの負担軽減のため、訪問看護の利用促進などを行政と事業者が協力して取り組みます。

切れ目のない医療の提供協働

地域連携パス(※)の運用拡大やICTを活用した在宅医療におけるオンライン診療などを推進し、切れ目のない医療の提供を図ります。

※地域連携パス
医療機関が診療内容、治療経過、在宅療養などの診療計画を作成し、その計画に関係する全ての医療機関及び介護・福祉施設等がICTの活用等により共有するとともに、患者に提示・説明することで、安心して医療を受けられるようにするもの

医師、看護師などの医療従事者の確保

荘内看護専門学校の移転新築整備による看護師の育成や医学部学生等の積極的な実習受入れを行うなど、医療従事者の確保に取り組みます。

孤立・孤独で悩む方を支援する研修会を行うなど、関係機関とともに地域で支え合う体制づくりを進めます

市民が安心して医療を受けられるよう、地域の医療機関に従事する看護師の育成に取り組みます

2.

共生社会の推進

本市に在住する外国人を含む多様な人々が、互いに尊重し合うことで、
暮らしやすい、共生の地域づくりを進めます

主な取組

多文化共生のまちづくりの推進協働

○外国人にも分かりやすく情報を伝える「やさしい日本語」の普及に取り組みます。
○出羽庄内国際村を拠点に生活相談や災害時の支援など、市内に居住する外国人が地域で安心して生活できる環境を整えます。

多様性を認め合い尊重し合う社会づくりの推進協働

誰もが性や年齢、障害の有無、国籍等に関わらず自分らしく生きていける社会の実現に向けて、市民一人ひとりの理解促進を図ります。

市内に居住する外国人がいきいきと暮らせるよう交流イベントを実施します

3.

環境保全と資源循環型社会の形成

地域や地球の環境保全、ごみの減量や資源化の取組を推進します

主な取組

地域の豊かな自然との共生、生物多様性の確保協働

自然学習交流館「ほとりあ」を拠点に、自然に親しみながら楽しく学べる学習の充実や環境保全活動を市民とともに取り組みます。

ごみの減量・資源化と下水道資源の有効活用協働

○食品ロスの削減やごみの適正な分別などによる家庭系ごみの発生抑制と資源化を、市民・事業者とともに取り組みます。
○下水道資源の有効活用を行うBISTRO下水道(※)の取組を、事業者や研究機関と連携して取り組みます。

※BISTRO下水道
下水道から出た資源(汚泥、熱、消化ガス、処理水等)を有効活用し農水産業の生産性向上等に役立てる取組

「ほとりあ」では、都沢湿地やその周辺での自然と触れ合う活動を通じた自然環境学習の充実に取り組みます

施策の成果指標(KPI)次の成果指標により進捗状況を把握して取組の推進や見直しを図る指標とします

成果指標(項目) 現状値 目標値
健康・医療サービスなどの充実度や利用しやすさを感じている人の割合 47.3%
(2023年度)
52.0%
(2028年度)
普段の生活の中で幸せな気持ちになる子どもの割合 小学生89.9%
中学生87.1%
(2023年度)
小学生91%
中学生88%
(2028年度)