交流人口の創出・拡大 | 第2次鶴岡市総合計画 後期基本計画 2024-2028
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5つの加速化アクション

交流人口の創出・拡大

ひとの交わりを加速させ、
移住者や関係人口を増やします

協働
協働の取組

市民や関係団体、企業などと共通の目的を持ち、連携・協力して地域課題の解決にあたる取り組みのこと

市民の皆さんからこんな意見をいただきました!
  • 移住希望者向けの無料のお試し居住体験をしては
  • 商店街がシャッター街になっているので、活気を取り戻したいよね
  • 空き家・空き地が増えているので、有効活用しては
  • 貴重な資源を生かし、インバウンドも含めて鶴岡を訪れてくれる人を増やしては
  • 人口が減っているので、人を鶴岡に呼び込むことが重要だよね
  • 移住希望者向けに、歓迎会や交流会などまちをあげてPRイベントを開催しては
1.

中心市街地の活性化

市街地への都市機能の集積やまちなか居住の誘導、民間活力による
創意工夫等により、中心部や地域拠点などのエリアの特性にあわせた
持続可能なまちづくりを推進します

主な取組

まちなかの賑わい創出協働

中心市街地の活性化について、ワークショップなどを通して市民と議論を深めるとともに、食や物産販売などの集客イベント等の開催を支援することで、まちなかの賑わいづくりを進めます。

新たな図書館の整備検討協働

本や資料を通じて多くの人が集い、交流を生み出す施設を目指し、図書館整備の構想と計画づくりを進めます。

空き家等の有効活用とまちなか居住の誘導協働

空き家や空き店舗の活用支援を行うとともに、若年世帯や子育て世帯、移住者等の中心市街地へのまちなか居住の誘導を図ります。

関係機関や市民とともに、中心市街地活性化に向けた議論を行います

※子どもに読書の楽しさを伝えるおはなし会の様子
本や資料を通して様々な学びや交流を生み出す施設となるよう、図書館の整備を検討します

2.

移住・定住の促進

鶴岡を「自分らしい暮らしを実現できる場所」として選んでもらうため、
UIターンに関する相談、情報発信などを通し、本市への移住定住を促進します

主な取組

移住のきっかけづくりと定住後の支援協働

○お試し住宅の利用や移住体験プログラムへの参加などにより、移住・定住につながる機会を創出します。
○移住等に係る経済的支援を行うとともに、移住後における移住者同士の情報交換会の場を設けるなど、移住者の不安を軽減します。

情報発信・相談・サポート体制の充実協働

移住希望者へ鶴岡の魅力の情報発信や「仕事・住まい・暮らし」に関する相談、サポートを行います。

移住した方々が語り合い、移住後も安心して暮らせるよう移住者交流会を開催します

3.

戦略的な観光の展開

歴史、文化、自然、食などの地域資源を生かした
鶴岡ならではの観光振興を図ります

主な取組

中期観光戦略プランの推進協働

中期観光戦略プランで掲げる将来ビジョン「全ての道は出羽( Dewa )へ通ずる」の実現に向け、次の3つの基本戦略を推進し、観光消費額の増大につなげます。

〇域内ネットワークの強化
 官民が協働で、3つの日本遺産や4温泉などの観光資源を生かした鶴岡らしいコンテンツ作りと、受入環境の整備を進めます。
〇広域ネットワークの構築
 インバウンド拡大も意識した、東北広域周遊ルートを構築します。
〇ITネットワークの活用
 HP・SNSでの情報発信と、マーケティングを強化します。

官民協働による観光振興協働

地域観光の推進役であるDEGAM鶴岡ツーリズムビューローが実施する、マーケティング活動や、観光情報の発信、旅行商品づくりを推進し、観光誘客の拡大につなげます。

ガストロノミーツーリズム(※)の推進協働

ユネスコ食文化創造都市である本市の多様な食文化、食体験コンテンツを生かした、ガストロノミーツーリズムの取組を促進します。

※ガストロノミーツーリズム
その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食材を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズム

水族館や博物館などを中核とした交流人口の拡大協働

○世界一のクラゲの種類数を展示する加茂水族館の情報発信の強化と、更なる魅力向上のためのリニューアル工事を実施します。
○致道博物館をはじめとする文化施設などで本市の歴史文化の発信・紹介を行うとともに、施設相互の連携による周遊を促進します。

受入環境の整備やプロモーション活動により、インバウンド誘客の推進を図ります

在来作物を育てる農家等とともに、ガストロノミーツーリズム(焼畑あつみかぶの収穫体験など)を進めます

施策の成果指標(KPI)進捗状況を把握して取組の推進や見直しを図る指標とします

成果指標(項目) 現状値 目標値
移住・定住施策による移住件数(年間) 76件
(2022年度)
89件
(2028年度)
観光消費額 27,790百万円
(2022年度)
39,682百万円
(2028年度)