総合的なデジタル化戦略の推進 | 第2次鶴岡市総合計画 後期基本計画 2024-2028
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5つの加速化アクション

総合的なデジタル化戦略の推進

デジタル技術を活用した施策を推進します

協働
協働の取組

市民や関係団体、企業などと共通の目的を持ち、連携・協力して地域課題の解決にあたる取り組みのこと

市民の皆さんからこんな意見をいただきました!
  • Wi-Fiの整備などデジタル環境の充実が必要では
  • これからは行政手続きもデジタル化が必要では
  • 地方都市こそデジタルの技術を活用した活性化が大切
  • 市民の満足度、幸福度を向上するため、デジタルをどう生かしていくか考えることが大切
  • 医療介護福祉分野でもデジタル化を推進してもらいたいよね
1.

行政手続きのデジタル化と業務効率化

市民の利便性の向上を図るため、行政手続きなどのデジタル化を進めるともに、
デジタル技術を生かした業務の効率化を図ります

主な取組

窓口サービスのデジタル化

マイナンバーカードを活用した各種証明のコンビニ交付やキャッシュレス決済などのデジタル技術を活用することにより、市民の利便性向上と窓口業務の負担軽減を図ります。

行政事務手続きのデジタル化

遠距離通学支援に係る補助金申請など、パソコンやスマートフォンなどから電子申請が可能な事務手続きを拡充し、市民の負担軽減を図ります。

公共施設やイベント予約のオンライン化

文化・スポーツ施設をはじめとする公共施設や各種イベントの予約について、スマートフォンなどからオンラインで手続きができるようにします。

スマート市役所の推進

市職員の働き方にデジタル技術を取り入れ、オフィス環境の改善やペーパーレス化などの庁内業務の効率化と市民窓口サービスの利便性向上を進めます。

RPAの導入による業務効率化

RPA(※)導入により、行政事務の効率化を図ります。

※RPA
これまで手作業で行ってきた業務について、ソフトウェアロボット技術により業務を自動化すること

公共施設の予約などオンラインで手続きができる取組を拡充します

朝日庁舎の改築にあわせ、市民窓口や行政手続き等のデジタル化を先行して進め、住民の利便性向上を図ります

2.

各分野におけるデジタル技術の有効活用

デジタル技術を活用した市民への迅速な情報提供を行うほか、産業振興、
交流人口の拡大、医療体制の充実など各分野におけるデジタル化を進めます

主な取組

防災情報の迅速化

災害発生時等に避難情報などをPCやスマートフォンなどに伝達できる体制を整備し、市民や自治会への情報発信・情報共有の迅速化を図ります。

スマート農業の推進協働

ICTを活用したスマート農業(※)の導入を進め、米や園芸作物の生産性の向上と生産コストの低減を図ります。

※スマート農業
ICT、ロボット技術を活用して、超省力化や高品質生産を実現する農業

インバウンド誘客の受入体制の整備協働

市内観光施設と連携し、ICTを効果的に活用して外国語でコミュニケーションができる取組を進めます。

デジタル技術を活用した医療体制の充実協働

国立がん研究センター東病院と荘内病院との遠隔医療体制の構築により、地域医療の充実を図ります。

文化財や歴史的資料のデジタル化

文化財や歴史的資料のデジタルアーカイブ化(※)を進め、魅力ある貴重な資源の保存継承と情報発信に努めます。

※デジタルアーカイブ化
デジタルカメラなど電子撮影機器を用いて文化財や歴史資料などの文化関係資料を電子化し保存記録すること

国立がん研究センター東病院が荘内病院の手術映像を見ながら遠隔で指導・助言できる医療体制を整えます

農業用ドローンの導入など、低コスト化や省力化につながるスマート農業の取組を進めます

施策の成果指標(KPI)進捗状況を把握して取組の推進や見直しを図る指標とします

成果指標(項目) 現状値 目標値
マイナンバーカードの交付率 64.9%
(2023年3月)
90%
(2028年3月)
鶴岡市LINE公式アカウントを利用したことのある人の割合 29.8%
(2023年度)
40%
(2028年度)