コイン型リチウム電池から出火することがあります。

令和4年2月、使用済みであるコイン型リチウム電池や角型電池の保管方法が不良であったために、火災に至ったと推定される事案が発生しました。
コイン型リチウム電池やボタン電池は、パッケージから出した状態で、他の電池や金属類と接触することで、これら同士で回路が形成されると、ショートして破裂し、火災に発展する危険性があります。また、コイン型リチウム電池やボタン電池を大量に保管することでも、電池同士で回路が形成され、同様の火災が発生する危険性があります。
使用済みのものでも、完全に放電していなければ同様の危険性があるため、保管や廃棄方法について注意が必要です。

電池の火災を防ぐために

・パッケージから出したコイン型リチウム電池やボタン電池、角形電池を保管するときは、安全のためプラス極とマイナス極両方に、セロハンテープやビニールテープなどを貼って、絶縁する。

・パッケージから出したコイン型リチウム電池は、他の電池や金属と一緒に持ち運んだり、保管をしない。

・使用済みのコイン型リチウム電池を廃棄する場合は、すべてのプラス極とマイナス極両方に、セロハンテープやビニールテープなどを貼って、絶縁し、廃棄する。

・廃棄の際には、各自治体で定められた方法に従ってください。

外部リンク《東京消防庁　報道資料》

https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-senjyu/notice/doc/250731.pdf

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