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令和5年鶴岡市消防出初式 訓示(2023年1月7日)

更新日:2023年1月10日


 令和五年の新年を迎え、本日ここに、鶴岡市消防出初式を挙行いたしましたところ、衆議院議員 加藤鮎子 様、鶴岡警察署長 高山浩喜 様、鶴岡市議会議長 本間 新兵衛 様を始め、ご来賓の皆様にご臨席を賜り厚く御礼を申し上げます。また、本市の消防行政につきまして平素から格別のご理解とご支援を賜り、衷心より感謝を申し上げる次第であります。
 はじめに、12月31日未明に発生しました西目地内での土砂崩れによってお亡くなりになられたお二人、そしてそのご家族、ご親族の皆様に衷心より哀悼の意を表します。また、避難生活や道路の規制が続いている住民の皆様にお見舞いを申し上げます。二次災害を警戒しつつ、関係機関や専門家と連携し、復旧に向けて取り組んでまいります。
 今般の災害では、年末年始、吹雪の舞う極寒の中、自衛隊、警察、消防、国土交通省テックフォース、また建設業協会やレスキュー協会などの皆様、そして168名の消防団員の皆様にご尽力いただきました。心より、御礼を申し上げます。
 近年の災害発生状況を見ますと、毎年のように全国各地で地震や集中豪雨などの自然災害が発生しており、被害も甚大化しております。昨年8月には、東北・北陸地方の日本海側から発生した線状降水帯により、山形県内にも「大雨特別警報」が発表され、内陸地方を中心に河川の氾濫や土砂災害が発生いたしました。本市におきましても、道路損壊などの被害が発生しております。
 また、昨年の本市の火災発生状況を見ますと34件で、昭和48年の統計開始以降、最少となっておりますが、引き続き火災予防啓発と住宅用火災警報器の設置を促進し、火災による被害の軽減に努めてまいります。また、救急車の出動件数は、6,024件で過去2番目に多い件数となっております。救急搬送された方の7割は65歳以上の高齢者であり、超高齢社会を反映した救急需要の増加に対応するため、関係機関との更なる連携強化を図ってまいります。
 一方、消防団員の減少が地域における消防力の低下として、全国的に危惧されているところであり、本市におきましても、団員確保と消防力の維持・強化が課題となっております。昨年は、耐震性の貯水槽を陽光町に、消防ポンプ庫を稲生一丁目に整備したほか、軽搬送車を上蛸井と上中野目の統合班に、小型動力ポンプを高坂、井岡、上清水、由良、豊田、中田の各地区に配備しており、この2月には、軽積載車を茨新田と戸沢に配備する予定です。
 今後も災害から市民の生命・財産を守るべく、関係機関との連携を図りながら地域防災体制の整備を進め、市民が安全で安心して暮らすことができるよう、災害に強い街づくりを目指してまいります。
消防団員の皆様には、地域に密着した地域防災力の中核として、照井団長の指揮のもと、なお一層のご尽力をお願い申し上げます。
 結びに、寒い中おいでいただき激励くださいました、ご来賓並びに市民の皆様に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げ、訓示といたします。

令和5年1月7日
 鶴岡市長 皆川 治

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