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鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」 開校式 市長挨拶(2020年5月12日)

更新日:2020年5月12日

 
 第一期生13名の皆さま、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」への入校、鶴岡市民を代表して心から歓迎申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、約1か月遅れの開校式となりました。本市の沿岸部を中心に大きな被害が発生した昨年6月の山形県沖地震からは約1年。首都圏から6名、大阪から2名を含む県内外から入校された皆様とともにこうして開校式を開催できることは、地震からの復旧、そしてコロナウイルスからの出口を模索する市民にとっても大きな希望です。

 ここ鶴岡は日本で唯一ユネスコが認めた食文化創造都市です。その豊かな食を支える基盤が農業であり、農業産出額は平成30年度で326億円、これは東北で3位、全国でも25位に位置付けられております。飲食業などとの連携を加味すればさらに大きな産業規模となります。
 一方で、本市の基幹的農業従事者が年間140人リタイアしている中で、新規就農者は年間25人にとどまっております。農業を担う人材の育成・確保が農業生産や農村コミュニティを維持する上で大きな課題となってきました。

 本日、協定締結者である山形大学農学部、東北芸術工科大学、JA鶴岡、JA庄内たがわ、ヤマガタデザイン株式会社、鶴岡工業高等専門学校、庄内農業高等学校の皆様のご臨席の下、生まれ変わった、リノベーションされた旧いこいの村庄内にSEADSを開校することができました。温故知新、チューリップがよみがえり、学校内には松ヶ岡にあった農具が展示されております。
 大変立派な施設が整備された訳ですが、大事なことはその内容であります。学校の中心はやはり学ぶ皆さん、学習者が中心の学校として運営を図っていく必要があります。入校生の皆さんからのご意見やご要望を取り入れながら、本市を含む協定締結8者が力を合わせ、産声を上げたばかりの施設やカリキュラムを更に磨き上げてまいります。

 地方創生に取り組む本市にとって、裾野の広い基幹産業である農業はその本丸です。皆さんが学び、地域に定着し、そしてその後を後輩たちが続いてくる、SEADSを地域に活力を与える、鶴岡から日本のモデルとなる地域発の人材育成施設に作り上げてまいります。
 結びに、学校の立ち上げにお力添えを賜りました関係者の皆様に衷心より御礼申し上げますとともに、2年後に、研修生の皆さんが農業経営者として地域に定着することを関係者一同が全力でサポートすることをお約束申し上げ、開校に当たっての挨拶といたします。

令和2年5月12日
 鶴岡市長 皆川 治

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