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〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町4-6 TEL:0235-29-1880 FAX:0235-29-2997
入館時間:9:00〜16:30 休館日:水曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始

鶴岡市立藤沢周平記念館

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イベントのご案内

ミニギャラリー 第10回 作品題名書道展 

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山形県立鶴岡中央高等学校書道部の皆さんが、藤沢作品を読んで感じたままに題名を揮ごうしました。
若い感性があふれた表現をぜひご覧ください。

[会期]2025年3月6日(木)~3月25日(火)

藤沢周平 作品題名書道展

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山形県立鶴岡中央高等学校書道部の協力のもと藤沢作品の題名書道展を以下のとおり開催します。
藤沢作品を読んで感じたことをもとに、題名を書き表しました。
書道部の皆様の感性豊かな表現をぜひご覧ください。

●展示内容
 ・今年3月に当館で展示した鶴岡中央高等学校書道部の揮毫作品6点に加え
  新たに制作した作品8点を展示します。

●日程・場所
【櫛引生涯学習センター1階ロビー】 終了しました
 ・期間 11月26日(火)~12月12日(木)
 ・会場 櫛引生涯学習センター1階ロビー
     (鶴岡市上山添文栄90)
 ※展示されている題名の作品が掲載された当時の雑誌も展示しています。

【鶴岡アートフォーラム】 終了しました
 ※高校生アートフォーラム展18と同時開催
 ・期間 12月14日(土)~12月22日(日)※月曜休館
 ・時間 午前9時~午後5時30分
 ・会場 鶴岡アートフォーラム ギャラリー
     (鶴岡市馬場町13番3号)
 ・共催 鶴岡アートフォーラム

ミニギャラリー 第9回 作品題名書道展 

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山形県立鶴岡中央高等学校書道部の皆さんが、藤沢作品を読んで感じたままに題名を揮ごうしました。
若い感性があふれた表現をぜひご覧ください。

[会期]2024年2月29日(木)~3月20日(水・祝)

[作品]「夜の老中」『神隠し』『橋ものがたり』『密告』「犬を飼う女」
    『泣く母』『陽狂剣かげろう』
        ※タイトルをクリックすると各展示作品に移動します。

 ――――――――――――  作 品 紹 介  ――――――――――――



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「夜の老中」『用心棒日月抄(新潮文庫)

<作品を読んでみての感想>  

危険がある用心棒の仕事を頼まれたが、また又八郎は問題を解決し仕事を終えていきすごいと思った。

<作品制作に込めた思い>

用心棒という危険な仕事で、又八郎は脱藩してきた人間という危ない感じを行書を使い文字に表現した。








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『神隠し』『神隠し(新潮文庫)所収

<作品を読んでみての感想>  

初めて藤沢周平の作品に触れて、独特な世界観だと第一に思った。でもその世界観だからこその登場人物の感情の起伏が緻密に描かれていると思った。

<作品制作に込めた思い>

題名にもあるとおり「神隠し」の非現実感・現実とのはざまの不安定なようすを自分の解釈で書いた。







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『橋ものがたり』(新潮文庫)

<作品を読んでみての感想>  

どの短編も、切ないものが多く、余韻に浸りながら読み進めることができました。その余韻まで、楽しめるくらい奥が深い作品でした。

<作品制作に込めた思い>

登場人物一人一人の美しさが際立っていたので、一字一字に繊細さをもたせるようにした。







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『密告』『霜の朝(新潮文庫)所収

<作品を読んでみての感想>  

孫十郎は、自分に伝言があると言ってきた磯六を待っていたが現れず、投げ文に書かれた所に行くと、亡くなっていた。誰がこんなことをしたのか、孫十郎が様々なことを調べながら真相に近付くのが面白いと感じた。

<作品制作に込めた思い>

誰が磯六や孫十郎、孫十郎の妻を、殺したり、危険な目に合わせたりしたのだろうという不思議な感じを出すために細めに書いた。







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「犬を飼う女」『用心棒日月抄(新潮文庫)

<作品を読んでみての感想>  

犬の用心棒という楽そうな職を紹介してもらい、仕事をし、巻き込まれる事件を解決し刺客との戦いシーンがあり、おもしろかった。

<作品制作に込めた思い>

おとよのまずしかった暮らしやかなしい過去や、やさしい心を、きれいな文字で表すことができた。







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『泣く母』『霜の朝(新潮文庫)所収

<作品を読んでみての感想>  

小四郎は自分を捨てた母に会うことを恐れていたが、父親は違うが血のつながっている弟を助けるため、母のために行動していたところに優しさを感じた。

<作品制作に込めた思い>

この作品を読んで、小四郎の優しさを強く感じたので、優しく、あたたかいイメージを表現できるよう太めの線で少し丸みをおびたように書いた。






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『陽狂剣かげろう』『隠し剣秋風抄(文春文庫)所収

<作品を読んでみての感想>  

半之丞の乙江への深い愛情が狂気へと変化していき、とうとう残酷な最後を迎えてしまうやりきれなさが印象的。

<作品制作に込めた思い>

乙江への愛を叶えることの出来なかった半之丞の思いを、喪失感と無念さが伝わるように書きました。



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