山形県沖地震の発災から5年を迎えたこの機会に、本市における防災施策の充実や市民一人一人の防災意識の啓発を図ることを目的に、令和6年6月29日（土曜）、マリカ市民ホールにおいて、全国市長会防災対策特別委員長を務める大西一史熊本市長をお招きし、防災講演会を開催しました。当日は、自主防災組織や一般市民156名が会場へ参加したほか、オンラインによる配信も行いました。

【第一部基調講演】

　講演会は二部構成で行い、第一部基調講演では　大西一史熊本市長が講師を務め、「熊本地震から学ぶ　～行政と地域、市民それぞれの役割～」と題し、熊本地震の経験を踏まえて、「災害はいつ発生するかわからない。最悪を想定し、平時から一人一人が災害に備えること」など自助の重要性について、ご講演いただいきました。

【第二部パネルディスカッション】

　第二部の地域の防災リーダーを交えた「これからの地域防災」をテーマとしたパネルディスカッションでは、大西一史熊本市長がアドバイザーで参加し、防災リーダーが取り組んでいる要支援者を守る課題に対して「人とのつながり、地域での共有が大切」とアドバイスがあり、会場に参加した方やオンラインで視聴した方などが改めて地域における助け合いの重要性について、認識を深める機会となりました。

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