海ごみを減らすために
更新日:2023年6月13日
クリーン作戦で回収した海ごみ
クリーン作戦で回収したペットボトル
海ごみについて
海ごみには大きく分けて以下の3つの種類があります。
(1)漂流ごみ…水面や水中に浮かんでいるごみ
(2)漂着ごみ…海岸に打ち上げられたごみ
(3)海底ごみ…海底に沈んでしまったごみ
海ごみはどこから来るのか
海ごみの約8割は、私たちの住む陸から来ていると言われています。
道路にポイ捨てされたごみや、ごみステーションからあふれたごみ、河川敷に放置されたごみなどが、風や雨で飛ばされて水路や川に入り、海まで流れ着いてしまいます。
プラスチックごみの影響
海ごみの中でも特に問題になっているのがプラスチックです。
プラスチックは自然には分解されないため、雨や風の影響で小さくなることはあっても完全に消滅することはありません。2050年には海に暮らす魚の重量よりも、プラスチックの重量の方が多くなってしまうという予測もあります。
プラスチックごみをえさと間違えて食べたり、釣り糸やロープが体にからまったりして、海の生き物が死んでしまう事例も報告されています。
また、小さな生き物がマイクロプラスチック(5mm以下の小さなプラスチックの破片)をえさと間違えて食べてしまい、その生き物をさらに大きな生き物が食べる食物連鎖が繰り返されることで、生態系にあたえる影響が懸念されています。
海ごみを減らすためにできること
(1)ごみのポイ捨ては絶対にやめましょう!
○ごみのポイ捨ては不法投棄です。不法投棄は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(会社・団体が行った場合は3億円以下)の罰金またはこの両方が科されます。
○ピクニックやバーベキュー、芋煮会などのレジャーで出たごみは忘れずに家に持ち帰りましょう。
(2)ごみステーションを散らかさないようにしましょう!
○ごみステーションの利用ルールを守りましょう。
(3)クリーン作戦に参加しましょう!
○海岸部だけでなく、町の中のごみを拾うことも、海ごみを減らすことにつながります。
○鶴岡市では、クリーン作戦を実施する団体にごみ袋を提供し、拾ったごみを収集・処分しています。実施計画書(実施の5日前まで)と実績報告書(実施後5日以内)を提出してください。
○団体ではなく、個人でごみ拾いをした場合は、拾ったごみは、分別して家庭のごみと一緒にごみステーションに出してください。
関連リンク
クリーン作戦を実施する場合の手続きはこちらをご覧ください。
5月30日のごみゼロ(530)の日に合わせて、湯野浜海水浴場のクリーン作戦を行いました。
お問合わせ
メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。
鶴岡市役所 廃棄物対策課
〒997-0011 山形県鶴岡市宝田三丁目13番6号
電話:0235-22-2848
FAX:0235-22-2879