羽前絹練株式会社精練棟ほか6件の国登録有形文化財への答申について
更新日:2024年7月22日
羽前絹練株式会社精練棟ほか6件の国登録有形文化財への答申について
令和6年(2024)年7月19日に開催された国の文化審議会において、羽前絹練株式会社精練棟ほか6件の国登録有形文化財への登録について答申がされました。
1 羽前絹練株式会社について(所在地:鶴岡市新海町)
明治39年(1906)6月創立。戦後、全国的に精練業者が事業転換していき市場が縮小する中、同社は絹織物精練業にとどまり、国内各地からの受注に対応してきた。また、海外向けのスカーフなど各種製品の特殊加工の充実も図っている。平成29年に認定された日本遺産「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」の構成文化財の一つ。
2 精練(せいれん)について
絹織物を生産する主要な工程のひとつで、養蚕に始まり製糸・製織された織物から不純物を除去することで、絹をなめらかに仕上げ、光沢を生む工程。
3 国登録について答申された建造物(7件)
(1)羽前絹練株式会社 事務所及び仕立棟
(2)羽前絹練株式会社 精練棟
(3)羽前絹練株式会社 染色棟(旧染色室及び旧汽罐室)
(4)羽前絹練株式会社 第一仕上棟
(5)羽前絹練株式会社 第二仕上棟
(6)羽前絹練株式会社 検査棟
(7)羽前絹練株式会社 土蔵
事務所棟
精練棟
染色棟
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードページへ
お問合わせ
メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。
鶴岡市役所 社会教育課
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添字文栄100番地
電話:0235-57-4866
FAX:0235-57-2117