大切な誰かのために、「こころのサポーター」になりませんか
更新日:2023年9月4日
こころのサポーターとは
悩んでいる人に、気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
こころのサポーターになるためには、特別に資格はいりません。
悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」、「どこに相談に行ったらよいかわからない」、「どのような解決したらよいかわからない」などの状況に陥る場合あります。
自殺を考えるほど悩んでいる人の周囲にいる人々が、こころのサポーターの意識をもっていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
気づき
家族や仲間など、身近な人の変化に気づいて声をかける
「元気がない」「イライラしやすい」「遅刻や欠勤(欠席)が増えた」など、いつもと違う様子に気づいたら「夜は眠れていますか?」「元気がないけどどうしたの?」などと声をかけてみましょう。
傾聴
本人の気持ちを尊重し話に耳を傾ける
相手の話を聴く時は、「考え方の問題だ」などと自分の価値観を押し付けたり、先入観をもったりせずに、相手の立場に寄り添って、じっくりと傾聴する姿勢が重要となります。安易に激励したり、否定したりすると相手を傷つけてしまい、せっかくの相談の糸口が絶たれてしまいます。
つなぎ
早めに専門家に相談するよう促す
悩みの背景には、心身の健康にかかわることだけでなく、生活上の様々な問題が存在します。
具体的な問題解決へと導くためには、早期に専門機関につなぐことが大切です。
見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
つないだ後も必要があれば相談に乗ることを伝え、焦らず、じっくり見守っていきましょう。あなたの温かいまなざしが、「自分はひとりじゃない」という安心感につながります。
こころのサポーター※(ゲートキーパー)の取組に役立つ情報、資料など
こころのサポーターは、ゲートキーパー(命の門番)とも言われています。
厚生労働省は、相談窓口、ゲートキーパー、自殺対策の取り組みなどの情報をわかりやすくまとめたサイト「まもろうよこころ」を公開し、こころのサポーター(ゲートキーパー)に関する資料等を紹介しています。(下記サイト)
鶴岡市では、企業や団体に出向いて、うつ病やこころのサポーターについての理解を深めるための研修を実施しております。
悩んでいる人への接し方
こころのサポーターになる際に役立つ『メンタルヘルス・ファーストエイド』の対応法
こころのサポーターになる際に役立つ『メンタルヘルス・ファーストエイド』の対応法
こころの支援「りはあさる」(悩んでいる人への接し方をご紹介)
メンタルヘルス・ファーストエイドの5つの基本ステップ「り・は・あ・さ・る」
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