今日から実践! 食品ロス削減
更新日:2024年7月17日
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。
国の推計によれば、日本では令和4年度に約472万トンの食品ロスが発生しているとされています。この量を一人当たりに換算すると、お茶碗約一杯分の食べ物(約103グラム)を毎日捨てている計算となります。
鶴岡市の食品ロスの状況は?
令和5年度に実施したもやすごみのサンプル調査では、家庭から出るもやすごみの約1割を食品ロスが占めていることがわかりました。
食品ロスを出さないようにし、さらに、古紙類やプラスチック製容器包装類といったリサイクル可能なものを資源に回すことで、鶴岡市のもやすごみは大幅に減らすことができます。
食品ロスには、どんなものがあるの?
家庭で発生する食品ロスは、大きく次の3つに分類されます。
(1)食べきれずに捨てられたもの(食べ残し)
(2)料理に使い切れずに、消費期限等が切れて手つかずのまま捨てられたもの(直接廃棄)
(3)野菜の皮を厚くむきすぎたなど、料理のときに食べられる部分も捨てられたもの(過剰切除)
食品ロスを減らすため、できることから始めよう
食品ロスを減らすことは、環境にやさしいだけでなく、家計の節約にもなります。
一人ひとりが「もってねのー」を意識して、無理なくできることから始めてみましょう。
いざ実践! 家庭編
○冷蔵庫はこまめに確認し、必要な分だけ買いましょう。
○食材をムダなく使いましょう。
○料理は食べきれる量だけ作りましょう。
○冷凍など、食品が傷みにくい保存方法を活用しましょう。
環境にやさしい料理レシピコンテストinやまがた(山形県)(外部サイト)
山形県では、食品ロスの削減につながるレシピをホームページに掲載しています。参考にしてみてはいかがでしょうか。
「消費期限」と「賞味期限」ってどう違うの?
どちらも未開封で表示どおりに保存した場合の期限ですが、「消費期限」は安全に食べることができる期限、「賞味期限」はおいしく食べることができる期限のことです。
賞味期限が過ぎてもすぐに捨てずに、食べられるかどうか、色やにおいから自分で判断することも食品ロス削減には大切です。
いざ実践!外食・宴会編
○食べきれる量だけ注文しましょう。
○食べきれない料理は、お店と相談して持ち帰りましょう。
30・10(さんまるいちまる)運動に取り組もう
職場や地域の宴席で、料理にまったく手をつけなかったり、残してしまった経験はありませんか?
そうした宴席での食品ロスを減らすため、ぜひ取り組んでいただきたいのが、30・10運動です。2011年、長野県松本市で始まった運動で、<乾杯後30分間>は席を立たずに料理を楽しみましょう、<お開き10分前>になったら、自分の席に戻って残っている料理を食べきりましょう、と呼びかけて、食品ロス削減につなげるものです。
幹事の皆様は、ぜひ宴会での呼びかけをお願いします。
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鶴岡市役所 廃棄物対策課
〒997-0011 山形県鶴岡市宝田三丁目13番6号
電話:0235-22-2848
FAX:0235-22-2879