GAP(農業生産工程管理)について
更新日:2025年10月2日
「GAP」とは
GAPは、農業生産の各工程の実施、記録、点検、評価を行うことによる持続的な改善活動であり、食品の安全性向上、環境保全、労働安全の確保などに資するとともに、農業経営の改善や効率化につながる取組です。
※GAP・・・Good(良い)、Agricultural(農業の)、Practice(実践)
GAPの取組は、必ずしも価格上昇に結びつくものではありませんが、取組を行うことで作業の効率化が図られ、安全性が確保されます。その結果、生産性の向上や競争力の強化へとつながり、次世代に引き継げる農業経営を構築することができます。
詳しくは、農林水産省のHP(外部サイト)や
やまがたアグリネット(外部サイト)をご覧ください。
「GAPをする」と「GAP認証をとる」
GAPの取組には、「GAP をする」と「GAP 認証をとる」の2つがあります。
「GAPをする」
より良い農場を目指すために農業者が自主的に取り組むもので、認証取得は関係ありません。チェック項目を定める際の基準として「やまがたGAP」などを参考にし、農場を自己チェックして見直すだけでも、リスク回避、労働環境の改善やムダを省くことができます。
「GAP認証をとる」
国際水準GAP(JGAP、ASIAGAP、GLOBALG.A.P.)のような第三者機関による認証を取得することです。これによって、「良い農業」を行っていることが客観的に担保され、流通段階における新しい販路の開拓や先進的農場としての PR 効果が期待されます。
令和7年度GAP基礎研修会のご案内
今年度も、生産者や流通関係者などを対象としたGAPに関する基礎的な知識を学ぶための研修会を開催されます。
安心安全な農産物が求められる現代において、 GAP の取組は生産者や流通関係者の皆様に必ず役立つものになりますので、GAPにご関心のある方は、ぜひお申込みください。
詳しくは、こちらのページ(やまがたアグリネット)(外部サイト)ご覧ください。
日時・会場等
【置賜会場】
令和7年12月8日(月曜日)午後1時30分~3時30分
山形県置賜総合支庁本庁舎 講堂(米沢市金池七丁目1-50)
定員50名程度
【最上会場】
令和7年12月9日(火曜日)午前10時00分~12時00分
東北農林専門職大学 キャリアサポート・研修センター 研修室(新庄市大字角沢1366)
定員50名程度
研修内容
「GAP概論 ~持続可能な農業のための適正な実践と推進のための基礎~
~GAPは生産者と消費者を信頼で結ぶ懸け橋~」
講師:藤井 淳生(ふじい あつお) 氏
(安心農業株式会社代表取締役、JGAP上級審査員)
参加申込
上記のページにあるフォームまたはチラシ(申込書)により、令和7年11月21日(金曜日)までお申し込みください。
令和7年度国際水準GAP認証取得ガイダンスのご案内
国際水準GAP(GLOBALG.A.P.、ASIAGAP、JGAP)の認証取得に意欲のある団体や指導者を対象としたガイダンス(説明会)が開催されます。
詳しくは、こちらのページ(やまがたアグリネット)(外部サイト)をご覧ください。
日時・会場等
【置賜会場】
令和7年12月23日(火曜日)午前9時30分~11時15分
山形県置賜総合支庁本庁舎 講堂(米沢市金池七丁目1-50)
定員20名程度
【村山会場】
令和7年12月23日(火曜日)午後1時45分~3時30分
山形県高度技術研究開発センター第1・2研修室(山形市松栄2-2-1)
定員20名程度
【庄内・最上会場】
令和7年12月24日(水曜日)午前9時30分~11時15分
文化館なの花ホール研修室(東田川郡三川町横山堤172-1)
定員20名程度
研修内容
「国際水準GAPの認証を円滑に取得するためのガイダンス」
講師:藤井 淳生(ふじい あつお) 氏
(安心農業株式会社代表取締役、JGAP上級審査員)
参加申込
上記のページにあるフォームまたは開催要領(申込書)により、令和7年12月10日(水曜日)までお申し込みください。
研修・ガイダンスについてのお問い合わせ先
山形県農林水産部農業技術環境課 農産物安全担当
電話:023-630-2481
FAX:023-630-2456
お問合わせ
メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。
鶴岡市役所 農政課
〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号
電話:0235-35-1295
FAX:0235-25-8763
