市長の部屋

鶴岡市長に就任しました佐藤聡です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、この度の市長選挙を通じて、多くの市民の皆様が「鶴岡を変えてほしい」「元気なまちにしてほしい」と願っていることを、改めて強く感じました。今日から市民の皆様のご期待に応えていく、その使命感で身の引き締まる思いです。
これから、市政運営にあたり、鶴岡市が未来へ進むため、特に次の3つの取り組みを確実に進めてまいります。
一つ目は、鶴岡市に新たな活力と価値を創造することです。慶應義塾大学先端生命科学研究所やユネスコ食文化創造都市の取り組みのように、地域資源を生かした新たな産業や文化の創造を進めます。そのためにも市民の皆様や産業界との連携、人的ネットワークの拡充、多方面からの情報収集と積極的な行動に努めます。鶴岡に新たな活力を生み出し、まちづくりの起爆剤とすることよって、「若者や女性に選ばれる鶴岡」、「いつまでも安心して住み続けられる鶴岡」をつくります。
二つ目は、行財政改革に取り組み、財政健全化を進めることです。財政健全化は持続可能なまちづくりの基本です。行政コストの削減や新たな財源を確保して、子育て支援や医療福祉の充実、市民活躍の促進、産業競争力の強化などに活かしていきます。
三つ目は、市役所におけるハラスメントの撲滅です。私は、職員の皆さんが市政発展のために働くことを誇りに持ち、安心してキャリアを築ける「選ばれ続ける職場」をつくりたいと心から考えています。お互いの人格と尊厳を尊重し、誰もが意見を交わしやすく、失敗を恐れず挑戦できる職場です。私自身も率先して手本を示し、職員の皆さんが能力を最大限に発揮できる環境づくりに全力で取り組みます。
私は、鶴岡市役所が「ハラスメントのない、リスペクトあふれる職場」となることを宣言します。鶴岡市役所には、年齢、性別、職位、任用形態等が異なる、様々な職員がともに働いています。また市民や各種団体、法人との連携も欠かせません。こうした職場環境にあって重視されることは、互いを尊重し、相手の身になって考える姿勢です。ハラスメントへの意識を高め、ハラスメントに該当する言動は行わないこと、鶴岡市役所では一切のハラスメント行為を禁じ、これが発覚した際には厳正に対処します。
鶴岡市には豊かな自然や先端技術、古くから受け継がれてきた多様な文化が共存しています。このような街は国内のみならず、世界的に見ても非常に稀であり、ユネスコ食文化創造都市への日本で初めての認定や、サイエンスパークで誕生した企業が世界でも注目されているのは、その証左であると考えております。これまで先人達が守り、育ててきた文化や産業を守り続けるとともに、さらなる発展を進めることができるよう、市民の皆様とともに、市政運営に当たらせていただきたいと考えております。
以上、市民の皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げまして、私からの就任ご挨拶とさせていただきます。
令和7年10月23日
鶴岡市長 佐藤 聡
市長のプロフィール
- 氏名
佐藤 聡 (さとう さとし)
- 生年月日
昭和43年5月18日 (山形県鶴岡市生まれ)
- 略歴
昭和62年 3 月 山形県立鶴岡南高等学校 卒業
平成 3 年 3 月 早稲田大学政治経済学部 卒業
平成 3 年 4 月 日本航空株式会社 入社
平成17年 4 月 株式会社日本航空インターナショナル 退社
平成17年 5 月 山形総販株式会社 入社
平成17年10月23日 鶴岡市議会議員に当選
平成21年10月23日 鶴岡市議会議員に再選
平成25年10月23日 鶴岡市議会議員に再選
平成26年12月 鶴岡市議会議員を辞職
平成27年 4 月30日 山形県議会議員に当選
平成31年 4 月30日 山形県議会議員に再選
令和 3 年 7 月 山形県議会議員を辞職
令和 7 年10月23日 第4代鶴岡市長に就任















