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鶴ケ岡城跡の馬出(うまだし)と思われる遺構が確認されました

更新日:2021年12月24日

酒井家庄内入部400年の記念の年を前に、山形地方裁判所鶴岡支部付近(馬場町5-23)で行われている道路整備工事において、約30個の金峯石(きんぼういし)群が出土し、鶴ヶ岡城跡の馬出(うまだし)と思われる遺構が確認されました。

検出状況(令和3年12月15日撮影)
遺構検出状況(令和3年12月15日撮影)

1.経過 当該箇所は、周知の埋蔵文化財包蔵地「鶴ヶ岡城跡」内であり、文化財保護法第94条に対する鶴岡市教育委員会の工事立会の際に確認されました。

2.遺構について
(1)1876(明治9)に取り壊された鶴ヶ岡城二の丸大手前(おおてまえ)の角馬出(かくうまだし)の一部と思われる石積み等の遺構と推定。
(2)鶴ヶ岡城には金峯石(花こう岩類)が使用されていたと資料にはあり、今回の調査で実際にその状態が確認されたもの。

3.対応状況
(1)遺構確認後、工事立会を担当する山形県と市教育委員会により、遺構の記録保存を実施。
(2)確認された石(約30個)等については、現在取り出して現場の近傍地に移転・保管済。
(3)今後の活用について、400年事業との関連も含め検討を行う予定。
  ※なお、現地説明会等は予定しておりません。

※馬出(うまだし)…馬出とは虎口(城の出入口)前に敵をひきつけ、城兵との挟撃を狙う攻撃型防御拠点。土塁や石垣の周囲は堀が穿たれ、壁面に兵が取り付くことを防いでいる。(『戦国の城の絵辞典』2019中井)四角いものを角馬出。半円形のものを丸馬出と呼んでいる。(『歴群[図解]マスター城』2012香川)


※画像は明和7年(1770)鶴ヶ岡城絵図(鶴岡市郷土資料館蔵)を加工して作成


※明治9年の鶴ヶ岡城のお堀取り壊しにより散乱したと思われる石があります。

並べた状況(令和3年12月22日撮影)
遺構より出土した石(令和3年12月22日撮影)

単体の写真(令和3年12月22日撮影)
金峯石(令和3年12月22日撮影)

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