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令和7年度鶴岡市卓越技能者表彰受賞者の決定について

更新日:2025年11月4日

令和7年度鶴岡市卓越技能者表彰受賞者が決定しました!

 鶴岡市卓越技能者表彰制度は、市内在住の優秀な技能者を表彰することにより、広く一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位および技能水準の向上を図ることを目的とした制度です。
 昭和60年に始まり、これまで148名の技能者が受賞されています。
 今年度の鶴岡市卓越技能者表彰につきましては、3名の方が受賞されましたので、ご紹介します。
  
  ・奥田 政行 さん 職種:西洋料理調理人(住所:斎藤川原)
  ・本間 三英 さん 職種:パン・菓子製造工(住所:双葉町)
  ・若林 章  さん 職種:日本料理調理人(住所:末広町)

 受賞、おめでとうございます。


奥田 政行 さん


本間 三英 さん


若林 章 さん

受賞者の概要

奥田 政行 さん

 高校卒業後に上京してイタリア料理店、フランス料理店などで勤務し、調理手法を習得。鶴岡に帰郷後はホテルやイタリア料理店で料理長を歴任。平成12年に独立しアル・ケッチァーノを開店しました。
 平成22年、食文化の領域で目覚しい活躍をされた個人等を表彰する「第1回辻静雄食文化賞」を、令和5年には世界的美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」のテロワール賞をそれぞれ受賞。また、令和4年には自著「パスタの新しいゆで方 ゆで論」がグルマン世界料理本大賞シングル・サブジェクト部門のグランプリを受賞するなど、日本にとどまらず世界的に活躍し、評価されています。
 在来作物の研究、継承に取り組み、鶴岡市のユネスコ食文化創造都市登録にも大きく貢献。「食の都庄内」親善大使として、山形・庄内の食の魅力を世界に発信しています。さらに、直営店、プロデュース店での後進の育成に加え、令和4年より「アル・ケッチァーノアカデミー」にて、世界に通用するシェフを育成すべく、若手の指導にあたっています。

本間 三英 さん

 新潟県柏崎市の菓子店に就職し、菓子製造の技術や営業に関する知識を習得。その後鶴岡に帰郷し、実家の住吉屋菓子舗にて和洋菓子の製造工として従事し、現在は5代目店主を務めています。
 和洋菓子全般に通じており、特に地産地消を重視し、だだちゃ豆や栃、柿、メロン等を菓子に取り入れ、これまで500以上の商品を開発。平成25年に「つや姫ドーナツショコラ」が全国菓子博覧会技術部門で名誉総裁賞を受賞しました。
 また、鶴岡伝統菓子の継承にも努め、菓子の芸術品といわれる工芸菓子の製作においては、毎年3月頃、伝統工芸菓子「牡丹」が鶴岡雛街道の展示会場に飾られています。さらに、これまで25年以上に渡り、小中学校やコミュニティ組織での指導、ひな菓子作り体験などを通じて、菓子作りの裾野を広げる活動をされてきました。

若林 章 さん

 山形市のうなぎ料理店にて、うなぎ、川魚の調理法や茶道、茶懐石の知識、技術を習得。その後、のれん分けを許され、鶴岡に帰郷し、うなぎ若林を開店しました。
 うなぎは「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という格言が示すとおり、活魚を捌くのは非常に難しい魚種であり、開業当時、鶴岡にうなぎ専門店がほかに1軒しかない中、最繁忙期には1日100食を提供するなど、鰻食の普及に努めてきました。また、実家が鮮魚商をしていたこともあり、地魚料理の提供も行ってきました。
 山形県鰻組合会長、山形県料理飲食業生活衛生同業組合鶴岡支部長を歴任し、庄内浜の未利用魚の活用を推進。令和6年には全国料理飲食業生活衛生同業組合連合会長賞を受賞しました。後継者への技術指導のほか、地元高校生への出張指導も行っています。

お問合わせ

メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。

鶴岡市役所 商工課
〒997-8601 山形県鶴岡市馬場町9番25号
電話:0235-35-1299
FAX:0235-25-7111

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