鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」第1回修了式(2022年3月18日)
更新日:2022年3月18日
庄内平野、いこいの村公園に春の息吹が感じられる今日この佳き日に、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」の修了式を迎えられた第1期生の皆さん、本日は誠におめでとうございます。
また、ご臨席を賜りました山形県庄内総合支庁農林技監上野宏樹様、鶴岡市議会産業建設常任副委員長秋葉雄様、人材育成協定締結者の皆様はじめ、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大と収束が繰り返される難しい状況の中で、また豪雪を含む四季折々の自然環境の変化の中で、皆さんは農業経営者を目指し、逞しく成長されました。ご指導にあたられました百瀬清昭校長先生をはじめアドバイザーの皆様、事務局の皆様のご尽力に心より敬意を表します。また、協定締結者の皆様はもとより、農地に関する相談にご対応いただいた農業委員会や、実習を受け入れ研修生に寄り添っていただきました地域の農家の皆様、SEADSの取り組みをご支援いただいている関係者の皆様に改めて衷心より御礼申し上げます。
食料は人間が生きていくうえで欠くことができないものです。世界の平和が脅かされ、資源価格や世界経済への影響が懸念される中、安心・安全な、安定した食料供給は、益々重要になっています。今、私たちが住む庄内平野では、急激な人口減少が進み、農業生産現場においても担い手の育成が急務となっております。厳しい環境を乗り越えた皆さんへの期待は、第三者継承を含め大変大きいものがあります。1期生の皆さんがそれぞれのスタイルで大地に根を張り、2期生、3期生にバトンをつなぐ、SEADSは皆さんの門出に心からエールを送り、これからもよろず相談所としてサポートを続けます。
本年、荘内藩酒井家の入部400年の節目を迎えた本市は、豊かな自然・文化を誇り、多様な在来作物が継承される日本初のユネスコ食文化創造都市であります。「SDGs未来都市」として、県内1位の産出額を誇る本市の農業を更に持続可能なものとして発展させていく責任が私たちにはあります。修了生の皆さんが、先輩農家と一緒になってSEADSで学んだ持続可能な農業を展開することを強く期待するとともに、本日ご参会の皆様、関係者の皆様に対し、SEADS修了生、研修生への引き続きのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。
本日は誠におめでとうございます。
令和4年3月18日
鶴岡市長 皆川 治
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