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有機米給食について

更新日:2024年3月1日

鶴岡産「有機米」給食が行われました

給食の写真
有機米ごはん、肉じゃが、さばカレー醤油焼き、おひたしの献立です。

有機農業について紹介している様子
給食を通じて鶴岡市で有機農業に取り組む農家が頑張っていることを紹介します。

鶴岡市有機農業推進協議会の小野寺会長
鶴岡市有機農業推進協議会の小野寺会長は県の有機農業の匠としても活躍しています。

 令和5年12月15日~19日と令和6年1月19日~23日に1回ずつ、市内の全37小中学校で、鶴岡産有機つや姫の新米を使った有機米給食が行われました。
 今年は、鶴岡市有機農業推進協議会の会員農家8名のご協力で、つや姫と雪若丸の有機米合計56袋(玄米でおよそ1,700キログラム)が提供されました。


 この取り組みは、有機農産物への理解を深めてもらおうと、鶴岡市有機農業推進協議会が中心となって、毎年行っています。
 鶴岡市では、以前からさまざまな品種の有機米が作られていますが、市内で有機米を買ったり食べたりする機会は限られています。“鶴岡市の子どもたちに、安全でおいしい有機米を食べてほしい”という思いから始まった有機米給食は、農家の方、給食センターなど、多くの方のご協力をいただいて、今年度も広く実施することができました。
 令和6年1月23日には鶴岡市立朝暘第一小学校に鶴岡市有機農業推進協議会の小野寺会長が訪問し、児童と有機米給食を囲んで交流を深めました。
 鶴岡市有機農業推進協議会では、引き続き有機栽培を知ってもらうための取組みを行っていきます。

有機米とは?

 有機米とは、化学的に合成された肥料や農薬を使用しない「有機栽培」で作られたお米です。

有機栽培とは?

 化学的に合成された肥料や農薬を使わずに、自然の力を生かして農作物を育てることです。「有機農業」「オーガニック」も、同様の意味の言葉です。持続可能な農業の一つとして、世界で注目されています。

 認証機関から生産関連の認証を受けることで、2年続けて有機栽培をした農地で取れた作物は「転換期間中有機農産物」と、3年目からは「有機栽培農産物」と表示することができます。

有機栽培の長所

有機栽培は時間や手間がかかりますが、環境への負荷を減らすことで、様々なメリットがあります。例えば……

  • 生きものが住みやすい田んぼや畑になり、生物多様性せいぶつたようせいが守られる。
  • 田んぼや畑の土づくりを工夫することで、豊かな土ができていく。
  • 農薬を使わないので、農家の人の体にやさしい。食べる人も安心。
  • 農薬や化学肥料を作るときや、材料を輸入するときに出る二酸化炭素を出さずに済む。

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