令和6年度鶴岡高専技術振興会　会長表彰を行いました

　鶴岡高専技術振興会（以下「振興会」）では鶴岡工業高等専門学校（以下「鶴岡高専」）及び地域企業等の連携を促進し、地域の産業発展及び鶴岡高専の研究教育機能に寄与する活動に取り組んでいます。
　その活動のひとつとして、鶴岡高専の学生の学術研究活動や地域連携活動、課外活動において特に顕著な業績を挙げた学生または学生団体に対し、会長表彰を平成24年度より行っております。
　今年度の表彰式は令和7年3月13日（木曜）に開催され、学生団体3団体が受賞し、振興会会長の皆川市長より表彰状と記念品が授与されました。
　受賞された学生・学生団体についてこちらのページでご紹介します。
　

受賞団体

AMデザイン部（プレデザコン部門チーム）

＜（Dチーム）　作品名「SeeU FROMUK」　最優秀賞＞
創造工学科 情報コース3年　　　　　佐藤　心吾（さとう　しんご）さん
創造工学科 情報コース3年　　　　　池田　夢叶（いけだ　ゆめと）さん
創造工学科 電気・電子コース3年　　金内　啓（かなうち　けい）さん
創造工学科 電気・電子コース3年　　澤田　羽衣（さわだ　うい）さん

＜（Aチーム）　作品名「移動手段の歴史」　特別賞＞
創造工学科1年　　保科　光琉（ほしな　ひかる）さん
創造工学科1年　　齋藤　大晟（さいとう　たいせい）さん
創造工学科1年　　五十嵐　鉄平（いがらし　てっぺい）さん
　全国高等専門学校デザインコンペティション（全国高専デザコン2024）において、3Dプリンタを活用した先端技術と革新的な造形表現に挑戦し、顕著な成果を収めました。本大会は、設計から実物化への短期間実現、一体成形や切削では困難な複雑造形など、3Dプリンタ固有の特性を最大限に発揮することで、従来の枠組みを超えた新たなデザインの可能性を追求する全国規模のコンペティションです。
　出題テーマ（過去⇒現在⇒未来×「繋」）を体現したオブジェを考案し、3Dプリンターで製作する技術を競うもので、設計と試作を重ね短期間で完成させる必要があります。情報コース3年のDチームは、作品「SeeU FROMUK」で最優秀賞を獲得、創造工学科1年のAチームは、作品「移動手段の歴史」で特別賞を受賞しました。

ソフトウェア開発部（廃炉創造ロボコンチーム）

創造工学科 情報コース3年　　渡部　千晴（わたなべ　ちはる）さん
創造工学科 情報コース3年　　齊藤　智彦（さいとう　ともひこ）さん
創造工学科 機械コース3年　　伊藤　和玖（いとう　わく）さん
創造工学科 機械コース3年　　堀米　　晴（ほりごめ　はる）さん
　日本原子力研究開発機構（JAEA）の楢葉遠隔技術開発センター主催の第9回廃炉創造ロボコンにおいて、アイデア賞である「高専機構理事長賞」を受賞しました。
　東京電力福島第一原発の原子炉格納容器から、遠隔操作で様々な障害物を乗り越えて溶融核燃料（デブリ）を取り出す作業を想定した厳しい課題に、全国の高専14校と海外の大学から計17チームが出場する中で、階段の昇降に折り畳み式そりを利用するアイデアを採用した革新的なアプローチ手法が高く評価されました

高校生ビジネスプラン・グランプリ出場チーム（O☆KA☆RA）

創造工学科　化学・生物コース3年　　佐藤　凜采（さとう　りこ）さん
創造工学科　化学・生物コース3年　　有路　清香（ありじ　さやか）さん
創造工学科　化学・生物コース3年　　五十嵐 瑠依（いがらし るい）さん
創造工学科　化学・生物コース3年　　木暮　綾音（きぐれ　あやね）さん
創造工学科　化学・生物コース3年　　原　　百花（はら　ももか）さん
　
　日本政策金融公庫が主催する2024年度高校生ビジネスプラン・グランプリにおいて、「流せるオムツ」のプランが、全国536校・応募総数5,151件の中から、優秀なプランに贈られる「ベスト100」に選ばれました。
　子育て世代が直面する公共トイレでのオムツ処理という社会課題に着目し、地域の中で廃棄されている大豆のおからと水溶性不織布を原料とした吸水シートや、防水機能のある布オムツを開発し、使用時は汚れたシートだけトイレに流すという革新的なプランで、SGDsの視点から、社会貢献性と実現性の双方で高い評価を受けました。
　なお、本チームは大阪・関西万博でも発表予定です。

この情報は役に立ちましたか？

お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。

この情報は皆さまのお役に立ちましたか？4点満点で評価してください。

点数： 4 3 2 1

サイト改善要望

ページ内容改善の参考とするため、ご意見をいただいています。なお、この欄からのご意見・お問合わせには返信できませんのでご了承ください。返信を要する質問・ご意見は、下記お問合わせより各課にお送りいただきますようお願いします。