アメリカシロヒトリ防除について
更新日:2023年3月20日
アメリカシロヒトリとは
アメリカシロヒトリの成虫
アメリカシロヒトリ(通称:アメシロ)は大きさ約1cm のガの仲間です。
成虫・幼虫ともに毒はなく、触っても無害ですが、幼虫は樹木の葉を食べる性質があります。木を枯らすほどではありませんが、庭樹や街路樹に食害をもたらします。
ご自宅で取り組んでいただける「巣虫防除」についてお知らせします。
◆巣虫防除について
巣虫防除のすすめ
アメシロの卵は葉裏に数百粒の固まりで産みつけられ、ふ化した幼虫は集まって糸を吐き、薄網状の巣を作ります。
この巣は枝葉の一部が白くかすり状になるため目立ちます。
放置すると幼虫が成長して木全体や周辺に分散し被害が広がってしまいますので、巣網に集まっている状態のうちに処置を行いましょう。
広がる前に一網打尽にするため最も効果的で、薬剤も使いません。
「巣虫防除」方法
(1)6月中~下旬、8月上~中旬には、庭木の様子を見回り、巣網がついていないかこまめに確認しましょう。
特にアメシロがつきやすいのは「サクラ(ソメイヨシノ)」「桑(ヤマグワ)」などです。
柿の木、プラタナスなどにも巣網ができます。
(2)巣網を見つけたら、剪定ばさみなどで巣網ごと枝を切り落としましょう。
高くて手が届かないときは、高枝切りばさみを用いましょう。
(3)切り落とした巣網を放置すると、そこから幼虫が広がってしまいます。
アスファルトにこすり付けるように踏み潰すか、幼虫がはい出ないように燃やすごみ袋に入れて口をきっちり閉め、燃やすごみとして出してください。
写真でみる巣虫・巣網の状況
巣網の状況(画像中央部:茶色くなっている葉)
広がり始めた巣網。遠目でも白く見え、目立ちます
枝先に広がりつつある巣網
見つけた巣網は高枝切りばさみや剪定ばさみなどで枝ごと切り落とします
落とした巣網は、靴裏ですりつぶすように踏むか、幼虫がはい出ないように袋の口をしばり、燃やすごみとして捨ててください
薬剤防除の際の注意点
住宅地等での農薬散布に際し、注意点をまとめたリーフレットです。参照して、くれぐれも人的・物的被害のないよう留意して行ってください。
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