日本海沿岸東北自動車道国道7号大岩川トンネル貫通式 祝辞(2020年11月2日)
更新日:2020年11月2日
日本海沿岸東北自動車道国道7号大岩川トンネルの貫通式にあたり、地元鶴岡市を代表して、心よりお祝い、そして御礼を申し上げます。
日沿道の実現は、来年開湯1200年を迎える温海地域のみならず、間もなく雪の季節を迎える日本海の荒波の中に暮らす全ての地域住民の悲願であります。その思いを受け止め事業を推進いただいております、菅酒田河川国道事務所長をはじめ国土交通省東北地方整備局の関係職員の皆様にまずもって厚く御礼を申し上げます。
また、昨年6月の山形県沖地震、令和2年7月豪雨、更には未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症という国難の中で、着実に工事を進めていただいた株式会社奥村組東北支店の皆様、協力事業者の皆様のご奮闘がなければ、この日を迎えることはできませんでした。工事への協力をいただいた山形県ご当局、沿線地域の自治会、更には用地提供にご協力いただきました皆様を含めまして、衷心より御礼を申し上げます。
先日、地元青年会議所が主催する日沿道の早期実現を願うシンポジウムが開催されました。青年会議所の皆さんに加え、もっと若い地元の高校生から、物流、観光、医療、防災など、改めてこの道路整備の意義についての期待が示されました。
この秋、新潟県側、そして山形県側でも最初のトンネルが貫通したことは、長年悲願の実現に向けて活動を展開してきた諸先輩はもとより、若い世代の皆さんにとっても、新型コロナなど先行きが見えない時代を照らす希望となることでしょう。
年度内には、山形県側で最長となる鼠ヶ関トンネルの工事への着手が予定されており、本市もこれに合わせた道路休憩施設の整備を含む活力ある街づくりを加速して参ります。引き続き、地域の関係者、工事関係者、そして国・県・市の行政機関が一丸となって早期整備実現に向けて取り組んで参ります。
結びに、本日の貫通式の諸準備に当たられましたご関係者の皆様に御礼を申し上げますとともに、ご参列の皆々様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。
本日は、誠におめでとうございます。
2020年11月2日
鶴岡市長 皆川 治
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