「庄内の笹巻製造技術」が国登録無形民俗文化財に登録されました!
更新日:2024年3月21日
令和6(2024)年3月21日に、鶴岡市を含む庄内地方で製造されている「笹巻」に関して、「庄内の笹巻製造技術」として国登録無形民俗文化財に登録されました!
市長コメント「庄内の笹巻製造技術」の国登録無形民俗文化財の登録について(2024年3月21日)
庄内の笹巻製造技術
- 文化財の名称 庄内の笹巻製造技術
- 文化財の所在地 山形県
- 保 護 団 体 特定せず
- 文化財の概要
季節の節目である節供には、行事食を伴うことが多い。端午の節供においては、粽(ちまき)をつくって振る舞う風習が各地に見られ、その製法については、臼で挽いた米粉を材料とし、蒸して製造されることが多い。これに対して、山形県の庄内地方に伝承される笹巻は、米を粒のまま煮る製法でつくられ、また、灰汁(あく)を用いた独特の製法もみられる。その形状も多様で、地域的な特色が豊かに認められる。本件は、特色のある行事食の製造技術であり、我が国における粽の製造技術やその地域差を考える上で注目される。
【文化庁報道資料】
答申を受けての記者会見(1月19日)
令和6年(2024)年1月19日に開催された国の文化審議会において、「庄内の笹巻製造技術」の国登録無形民俗文化財への登録について答申がされました。
これを受け、同日に記者会見を行い、市内の笹巻製造者や継承者のほか、令和3・4年度に実施した「笹巻調査報告書」の執筆者の一人である山形大学農学部の江頭教授に答申を受けての思いをコメントいただきました。
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