このたび、鶴岡市が申請した「笹巻」が文化庁の「100年フード」に認定されました。
　鶴岡市は、豊かな自然の恵みと多様な食文化が認められ、2014年12月に国内で初めて「ユネスコ食文化創造都市」になりました。
　本市の「笹巻」は、一般的な粽（ちまき）とは異なり、灰汁（あく）を用いることで独特の色と風味に仕上がります。食物の利用や保存のために灰汁を使う文化は鶴岡の特徴的な一要素です。また、古くから行事食・携行食として人々に親しまれた、地域に深く根を下ろした食文化でもあります。
　このたびの認定をとおして、「笹巻」の特徴や価値を発信し、文化の継承に取り組んでまいります。

令和5年3月3日
　鶴岡市長 皆川 治

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