鶴岡信用金庫創立100周年記念式典 市長祝辞(2025年5月23日)
更新日:2025年5月23日
創立100周年、誠におめでとうございます。
本日は、庄内2市3町の首長がすべて出席しております。積み重ねてこられた100年の歩み、その重みへの敬意、そして、鶴岡信用金庫の皆様への感謝。その共通の思いがある、と私は思います。
一昨日の午後、鶴岡市民憲章の唱和を推進されている皆さんの総会がございました。そこで鶴岡信用金庫の職員さんにお会いしました。その職員さんは、総会後の懇親の席まで参加され、参加者との交流を深めておられました。
同じ日の午前には、私が理事長を務めております庄内産業振興センターの理事会がございました。その会合にも、監事をお願いしている鶴岡信用金庫の理事さんの姿がありました。
もちろん、佐藤祐司理事長にも、様々な会合でお会いをするわけですが、職員の皆様が、行く先々の会合におられる。普段の暮らし、日常の中に、つるしんさんの職員さんがおられるわけです。加藤捷男前会長もお見えであります、ミスター交通安全、加藤会長にはいつも交差点でお会いしております。
地域密着。この言葉は正に鶴岡信用金庫の皆さんを言い表したものではないでしょうか。皆様の日頃の姿そのものであります。
皆様がもっとも大切にされておられます「信用」とは、普段の振る舞いから考えて、将来必ず約束を果たすだろう、ということであります。しかるに、100年に及ぶ「地域密着」から生み出された「信用」の重みを、我々は今、目の当たりにしているわけであります。
つるしんさんが、羽黒山の境内、参道を、毎年清掃されているということを、耳にされている方も多いのではないでしょうか。酒井家庄内入部400年の記念事業や、鹿児島との交流など、庄内の歴史を大切にし、私たち庄内に生きる者に常に寄り添って歩んでこられた、その姿勢が、お客様の信用を強固にしてきました。その取り組みは、ビジネスを越えて、私たちの模範となっているものあります。
私たちを取り巻く情勢は、刻々と変わっています。感染症の流行で先が見えない時もありました。4月には一早く、米国の関税措置等に係る相談窓口を開設された、やっぱり頼れるつるしん。若手経営者を育てる、更には芸術をこどもたちに届ける、その情熱と行動力を私たち行政も共有し、住民サービスを向上させていく街づくりのパートナーとして、共に歩んでまいります。
結びに、新たなる100年に向けた鶴岡信用金庫様の益々のご繁栄、また、本日ご参列の皆々様が、つるしんとともに「とことん庄内」の先導者となられることを心から祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。
令和7年5月23日
鶴岡市長 皆川 治
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