ユネスコ食文化創造都市認定10周年記念事業 つるおかふうどフェスタ 市長挨拶(2024年12月7日)
更新日:2024年12月10日
ユネスコ食文化創造都市認定10周年記念事業「つるおかふうどフェスタ」のオープニングセレモニーの開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
本市は、山・里・海の豊かな自然が多様な食文化を育み、これらの継承と発展に取り組み、2014年12月1日に日本初のユネスコ食文化創造都市として認定され10周年を迎えました。
今年度は、認定10周年を記念し、和食展、学校給食サミットを開催してまいりました。そのフィナーレとして「つるおかふうどフェスタ」が、このように盛大に開催できますこと、大変喜ばしく、ご協力いただきました関係各位に、心から感謝申し上げます。
この度、ユネスコ食文化創造都市8か国の都市からご参加いただいております。海外から、(1)ブラジル連邦共和国、(2)ノルウェー王国、(3)中華人民共和国、(4)メキシコ合衆国、(5)ベナン共和国、(6)ポルトガル共和国、(7)フィリピン共和国、(8)国内では大分県臼杵市から、そして、姉妹都市アメリカ合衆国ニューブランズウィック市から、遠路はるばる鶴岡市にお出でいただきました。
皆さんからは、本日この後の「創造都市・交流都市 料理デモンストレーション」にて、ご自慢の郷土料理を振舞っていただくとともに、明日は「
さらには、本日は、
さて、本市では、「生きた文化財」である在来作物など四季折々の豊かな食材や、出羽三山の修験道や黒川能などの精神文化、各家庭での郷土食や行事食、酒造業などの伝統産業が受け継がれており、また、食文化に関わる人材や高等教育機関にも恵まれていることなどが要因となり、鶴岡の誇る食文化が世界に認められ10周年を迎えました。
そして、ユネスコ認定以降は、食文化創造都市推進のため、鶴岡食文化創造都市推進協議会を核とし、各分野での関係各位のご協力とともに、市民の皆さまと、本市の多様な食や食文化の発信、継承・保存等の取組など食文化の普及に取り組んできました。こうした取組の積み重ねが、「笹巻」の国登録無形民俗文化財登録や、美食都市アワードの受賞にもつながったものであります。皆様のご尽力に、改めて敬意を表する次第です。
本日のトークセッションでは、これまでの本市の食文化の推進に貢献されてきた方々から、これまでの10年を振り返るとともに、食文化創造都市鶴岡の今後の展望についてお話いただきます。
また、笹巻や鶴岡雛菓子づくり等の食文化体験コーナーや、地域の食材を使った加工品の販売など約50店が出展いたしますので、1日を通して、鶴岡の食・食文化を大いに楽しんでください。
本日のつるおかふうどフェスタでは、学生ボランティアとして、市内の高校生43名の生徒の皆さんから、海外料理人の皆様が作られた料理の提供や、体験・販売ブース等にてご協力をいただきます。
こうした若い人たちも参加できる環境づくりをますます進め、本市が誇る食文化を次の世代につなぐとともに、取組をさらに充実させてまいります。
結びに、開催にあたり、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げ、開会のご挨拶といたします。
令和6年12月7日
鶴岡市長 皆 川 治
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