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令和7年鶴岡市二十歳を祝う会 式辞(2025年1月12日)

更新日:2025年1月14日

 二十歳、ハタチの節目を迎えられました皆様、本日は誠におめでとうございます。週末に大雪となった時には、今日の天気を心配していましたが、皆さんを祝福する素晴らしい天気となりました。

 今日は晴れて欲しい、できるだけ多くの人が参加して欲しい、と願っていました。皆さんは、新型コロナが猛威をふるいはじめていた令和2年3月に中学校を卒業し、その年の4月に高校に入学した、かつてない困難に直面した世代の皆さんです。多くの方々に祝福されるべき卒業式、入学式が普通に開催できない、それを乗り越えて、今、この場に集まっています。

 苦しかった時、楽しかった思い出、そうした時間を共有した同級生、部活の仲間、吹雪の日も、猛暑の日も、同じ時間を過ごした仲間との様々な思い出が浮かんでいることと思います。

 皆さんを祝福するため参議院議員 舟山康江様、芳賀道也様、鶴岡市議会議長 尾形昌彦様をはじめ、学校、地域からも多くのご来賓がこの場に駆けつけていただきました。オンラインで祝辞を賜ります衆議院議員加藤鮎子様を含め、大変お忙しい中、本市の若者を激励いただきますこと、厚く御礼を申し上げます。

 今年、鶴岡市は平成17年に6つの市町村が広域合併して、皆さんと同じく20年という節目の年を迎えます。鶴岡・藤島・羽黒・櫛引・朝日・温海の6つの地域が一つになって、鶴岡市は力を発揮し、注目される街となっています。

 「住みたい田舎ランキング」というものがあります。今月4日に発表された最新の結果において、鶴岡市は、人口10万~20万人の市の中で、堂々全国5位となりました。鶴岡市より上位の市は、愛媛県の今治市や山口県の山口市など、西日本の自治体です。東日本の自治体ではトップです。そうなのか、と思う方もおられるとは思いますが、私は、当然の結果だと思っています。

 私たちは、とかく雪が大変だ、人口が減っている、と暗い面をみがちです。大人が暗い話をして、若い人が魅力を感じるはずがありません。

 鶴岡市は、全国最多3つの日本遺産、4つの国民保養温泉地がある、暮らしてみたい、訪れたい街です。農業も製造業も、観光も、ベンチャー企業、そして食文化も、鶴岡市が県内ではトップ、皆さんからは、私たちの街の魅力を発信し、伝えていただきたいと思います。
 
 もちろん課題もあります。皆さんの若い力が、鶴岡の発展のために期待されています。創設4年目の「つるおかエール奨学金返済支援制度」は、大学などを卒業後、本市に就職した若い皆さんを、県と連携して最大200万円支援しており、認定者は240人を超えました。地元を盛り上げようと頑張っている方はもちろん、進学や就職などで夢に向かって歩んでいる皆さんも、故郷・鶴岡の様々な取組みに関心を持っていただきたい。それぞれの立場から創造と伝統の街・鶴岡市の発展のために力を貸していただきたい、よろしくお願い申し上げます。
 
 結びに、6つの地域には、皆さんを育て、雪の日も、暑い夏も、地域を守っている人が暮らしています。誇りを持って、受け継ぎ、明日へつないでいるものがあります。本日、伝統の技をご披露いただいた鶴岡市消防団「梯子乗り纏振り隊」の皆様、全国からも高く評価されている鶴岡土曜会混声合唱団の皆様からのエールに感謝申し上げますとともに、節目を迎えた皆さんの輝かしい未来を心よりご祈念申し上げ、式辞といたします。

 

 令和7年1月12日
  鶴岡市長  皆 川  治

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