令和6年度 鶴岡市立荘内看護専門学校入学式 市長挨拶(2024年4月12日)
更新日:2024年4月12日
鶴ヶ岡城址の桜が咲き誇る中、本日、鶴岡市立荘内看護専門学校に入学される第51回生19名の皆さん、誠におめでとうございます。
看護の道へ進む、凛々しい姿を見守る保護者、ご家族の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。
荘内看護専門学校は、鈴木聡校長先生、熱意溢れる教職員の皆様の下、荘内病院を始めとした多くの関係機関と連携し、介護・福祉の現場、在宅医療、医療的ケア児者への対応まで、市民の命を守る、高い専門性と使命感を持つ看護人材を輩出してきた伝統ある学び舎であります。
近年、医療と福祉の環境が急速に変わり、医療技術も進歩しております。看護現場と看護職に対する期待に応えるため、現在、新しい校舎の建設を進めており、来年(令和7年)4月に開校予定となっております。
新校舎では、Wi-Fi環境を整え、実際の病室と同じようなシミュレーション室を備え、図書室を整備するなど、皆さんの学びの環境が充実されます。
学年定員については、現在の20名から30名に拡大し、地域の看護人材を確保する役割を果たしていくことが一層期待されております。新入生を含め、学校関係者の皆様におかれましては、伝統を引き継ぎつつ、新時代に相応しい環境が整備される学校の魅力を、多くの方にお伝えいただきたく、ご協力をお願い申し上げます。
鶴岡市は今年旧鶴岡市の市政施行から数えて100周年の節目を迎えました。国立がん研究センターも入居するサイエンスパーク、全国最多3つの日本遺産、世界一のクラゲの水族館や、ユネスコに認められて 10周年を迎える豊かな食文化を誇り、県内では最も観光客が多いまちです。国立がん研究センター東病院と荘内病院が連携した遠隔アシスト手術など、地方創生のモデルとなる「創造と伝統のまち」づくりを推進しています。
51回生の皆様が、仲間との出会いを大切に、切磋琢磨し、充実した学校生活を送られることを心よりお祈り申し上げます。
結びに、これからの地域包括ケアの中核となる新入生の皆さんのご活躍を心より祈念申し上げますとともに、本校の発展、ご臨席の皆様のご多幸を心から祈念いたしまして、ご挨拶といたします。
令和6年4月12日
鶴岡市長 皆 川 治
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