本日、市民憲章運動推進第57回全国大会鶴岡大会が、北は花巻市、秋田市から、南は石垣市から、全国各地からご参加いただき、このように盛大に開催されますことを、心からお祝い申し上げます。
　
　全国市民憲章運動連絡協議会並びに鶴岡市民憲章推進協議会の皆様におかれましては、村田久忠会長を先頭に、官民協働のまちづくり運動の先駆けとして様々な活動を行っていただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。
　
今回、鶴岡市では初めての全国大会の開催となります。全国各地からお越しいただいた市民憲章運動にご尽力されている皆様を、本市を代表いたしまして、心より歓迎申し上げます。
　
　先ほど法螺貝の音で大会の幕が開きました。本市は、出羽の山なみと日本海に抱かれた、米どころ庄内平野に位置する東北一広い自治体です。山・里・海の豊かな自然が多様な食文化を育み、これらの継承と発展の取組みにより、国内初のユネスコ食文化創造都市として認定されたほか、全国最多3つの日本遺産、4つの国民保養温泉地を有しております。
　
　また、徳川四天王筆頭 酒井忠次公を祖とする酒井家が治めた城下町の歴史を背景に、文武両道、学び、芸術に親しむ創造と伝統のまちであります。自然を尊び、環境を整え、美しいまちにする様々な施策が展開されております。
　
　大切なふるさとを持続可能で発展性のあるまちとして未来に引き継ぐために、市民憲章の推進は重要な取組みであり、これからも全国各地で運動を推進されている皆様とともに取組みを進めてまいります。
　
　結びに、手話通訳、要約筆記を含め大会開催の諸準備にご尽力いただいた関係各位に御礼を申し上げますとともに、全国市民憲章運動連絡協議会と鶴岡市民憲章推進協議会の今後ますますのご発展、また、世界の平和と本日お集まりの皆々様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、お祝いの挨拶といたします。
　
令和5年10月21日
　鶴岡市長　皆川　治

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