国の文化審議会では、本年1月19日に、鶴岡市を含む庄内地方で製造されている「笹巻」に関して、「庄内の笹巻製造技術」として国の登録無形民俗文化財とすることを答申しておりました。このたび3月21日付で官報告示され、国登録無形民俗文化財となりました。
　
　ユネスコ食文化創造都市に認定され10周年の節目の年に、本市が誇る食文化の一つである「笹巻」が、国の登録無形民俗文化財となったことは、鶴岡市民にとって大きな喜びであり誇りであります。
　
　この技術と文化を地域の宝として次世代につなぐとともに、今回の登録を契機に、先人たちから連綿と受け継がれてきた「笹巻」の保存・継承にさらに力を入れてまいります。
　
　今後も地域の食文化を国内外に広く発信することで、ガストロノミーツーリズムの推進をはじめとした交流人口拡大に向け、食文化の伝承と産業の振興に取り組んでまいります。
　
令和6年3月21日
　　鶴岡市長　皆川　治

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