令和5年度鶴岡市立荘内看護専門学校卒業証書授与式 市長挨拶(2024年3月2日)
更新日:2024年3月11日
本日、長かった学びの過程を無事修了され、鶴岡市立荘内看護専門学校を巣立つ48回生、15名の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。
3年前、皆さんは、感染症の流行の真っただ中で、学び舎の門をくぐりました。学校の職員、講師の先生方も、病院関係者も、誰もが不安と戦う中、看護の道を志した皆さんに心から敬意を表します。
今日この佳き日を迎えられたことは、ご本人の達成感はもとより、ご家族の皆様にとりましても、大きな誇りと存じます。
また、先程、学業成績優秀賞をお受けになられました日向 麗華さん、小原 桃さん、誠におめでとうございます。小原 桃さんは、令和元年以来4年振りとなる太田秋郎賞のご受賞、重ねてお祝いを申し上げます。
私たちが地域で安心して暮らしていくために、医療・看護の充実は欠くことができません。病院や、在宅医療、介護・福祉の現場、医療的ケア児への対応まで、看護師には、高い専門性と使命感が求められます。元旦に発生した能登半島地震では、荘内病院からも災害派遣医療チームDMATが派遣され、被災地での活動に従事しております。看護の仕事に、各方面からの大きな期待が寄せられる中、学校での学びを活かして、それぞれの分野で、自分らしく、歩まれることを強く期待するものであります。
古い学び舎で、皆さんには何かとご不便をおかけしました。現在、本校の移転新築工事が始まっており、来年には新しい校舎での授業が始まります。その際には、現場で活躍する先輩として、皆さんにも母校を訪れていただき、後輩たちを激励いただければ幸いです。学年定員を現在の20名から30名に拡大してまいりますので、卒業生の皆さんからも、母校の魅力を多くの方にお伝えいただきたく、お願い申し上げます。
今年、鶴岡市はユネスコ食文化創造都市に認定されて10周年の節目を迎えました。四季折々の鶴岡での学びの日々。厳しい環境の中で切磋琢磨し、励まし合った友人たち、また、深い愛情を持ってご指導に当たられました先生方への感謝を忘れず、看護の道を切り拓かれることを願っております。
結びに、本日ご参列の皆々様、また、本授与式の諸準備に当たられました皆様に厚く御礼申し上げますとともに、卒業生の皆さんの飛躍とご多幸を心からお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。
令和6年3月2日
鶴岡市長 皆川 治
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