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広報つるおか2022.7月号

更新日:2022年6月24日

市長の一筆入魂(53)

 天神祭、大山犬祭り、3年ぶりに市民が参加する祭りが戻ってきた。コロナ禍で神事のみ、パレードは中止などを余儀なくされてきたお祭り、イベント。例年、市役所前でのパレードが行われていた天神祭は、第二コミセンの前を中心に行われた。規模は縮小されたが朝暘一小から六小までの踊りフェスティバルに児童、保護者、多くの市民が参加、沿道を埋め尽くした。祭りの司会、パレードの進行管理、交通整理など、多くのご支援、ボランティアのおかげで華やかな祭りは整然と行われた。祭りの後、第二コミセンから市役所まで歩いて帰った。その途中、3年ぶりの手踊りをやり遂げた藤間流鶴岡藤靜会、坂東流柏樹会の皆さんに出会った。編笠で顔を隠して道真公を見送った姿を再現した手踊り、暑い中、本当にお疲れ様でした。


 6月18日、山形県沖地震から3年が経過した。その後も令和2年7月豪雨などもあり、災害時の初動対応、避難所の開設、食料の備蓄、要支援者への対応など少しずつ体制整備の充実が図られてきた。3年目となる6月18日には、自主防災組織の皆さんを対象とした講習会が開催された。天災は忘れた頃に、あの日、誰にとっても突然だった大きな揺れ。今一度、行政、地域、家庭での災害への備えを確認しておきたい。


 三年一昔。変化の速い時代、10年、5年ではなく、3年もたつと、世の中も大きく変わっていることを実感する。誰が戦争によって物価が高騰するなどと予測できただろうか。マスクの着用のルールも見直しが始まっている。国は、基本的な感染対策としてのマスク着用の位置付けを何ら変更するものではないとしつつ、(1)屋外では、2m以上を目安として他者との距離が確保できる場合や、会話がほとんどない場合はマスクをする必要はないこと、(2)屋内では、他者との距離が確保できており、会話がほとんどない場合は、マスクをする必要はないこと、さらに、(3)就学前の子どもについては、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があるため、他者との距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めない、とされた。本格的な夏を迎える中、熱中症対策にも万全を期す必要がある。


 石の上にも三年、石の上でも3年続けて座れば暖まるという。ただ、世の中の考え方も相当変わってきており、個々人の考えもより多様になってきている。辛抱すれば必ず成功する、という格言自体の受け止め方も様々であろう。変化に対応していきたい、もっと多様性を活かしていきたいと考えている。
 今年度、市役所の上級行政の採用試験に障がい者の枠を新たに設定し、初級行政の採用試験にも導入を予定している。もっと多様性を反映し、明るく働きやすい職場に、そして市民の皆様の幸せのために働く職場に。鶴岡市が時代の変化に対応し、更に成長するために。


皆川 治

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